<報道資料>
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プレスリリース 目次
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ここに掲載されている情報は発表日現在の報道機関向け情報ですので、検索日と情報が異なる可能性があります。また、新製品情報の場合、販売がすでに終了している場合があります。あらかじめご了承ください。
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1999年 4月 19日
新商品
映画館のような臨場感を家庭で再現できる
ソニー独自のデジタルシネマサウンド採用のDVDプレーヤー2機種と
手軽にDVDシアターが楽しめる“デジタルシアターおまかせパック”1機種発売
CD/ビデオCD/DVDプレーヤー『DVP-S707D』
DVDシステム“デジタルシアターおまかせパック”『DVPK−100』
ソニーマーケティング株式会社(社長:小寺淳一、本社:東京都港区)は、デジタルシネマサウンドの多彩なサラウンドモードを搭載し、映画館のような臨場感を再現する5.1chドルビーデジタル*1デコーダー内蔵の高画質・高音質モデル『DVP-S707D』と、普及タイプでありながら5.1chドルビーデジタルデコーダーを内蔵した『DVP-S303D』を発売します。併せて、シアターユーザーの増加を視野に入れ、新しい市場を創造するDVDシステム “デジタルシアターおまかせパック”『DVPK-100』を発売します。
型 名 | 発売日 | 価格(税別) | 本体カラー | 当初月産 |
CD/ビデオCD/DVDプレーヤー 『DVP-S707D』 | 5月21日 | 78,000円 | ゴールド | 各3千台 |
CD/ビデオCD/DVDプレーヤー 『DVP-S303D』 | 6月10日 | 60,000円 | グレー |
DVDシステム “デジタルシアターおまかせパック” 『DVPK−100』 | 120,000円 |
国内におけるDVDビデオタイトルは2千を超え、中でも映画ソフトが4割強を占めます。さらに、98年11月に始まったDVDソフトレンタルは店舗数約900店を数えるなど(いずれも1999年3月現在、ソニーマーケティング推定)、DVDビデオプレーヤー市場の活性化が一層進む環境が整ってきました。当社は、ハイエンドモデルの『DVP-S7700』や、コンパクトサイズの『DVP-M30』、ポータブルタイプの『PBD-V30』など、豊富なDVDプレーヤーのラインアップを取り揃えておりますが、今回の新機種発売により、お客様のご要望により幅広く対応し、DVDの楽しさを訴求してまいります。
今回発売する『DVP-S707D』は、DVDの標準サラウンド音声フォーマットであるドルビーデジタルを、5.1ch(フロント2本、センター1本、リア2本、サブウーファー1本のスピーカーで構成)のアナログオーディオ信号にデコードするのみならず、ソニー独自の “デジタルシネマサウンド”により、映画館のような臨場感を再現します。“デジタルシネマサウンド”は、ソニーのデジタル技術とソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)の映画音場作りのノウハウを結集した音場再現技術であり、本機では、本技術を用いた「バーチャル3D・モード」を搭載しました。
オーディオ部は、DVDの高音質を引き出すため、ノイズの影響を防いでデジタル系とは切り離した専用基板で構成しています。また、DVDビデオ規格のオプション音声フォーマット“DTS*2デジタル音声出力機能”を装備しました。
さらに、駆動系に新たに開発したプレシジョンドライブを搭載し、高い信号読み取り精度を維持しながら、今まで以上の高速アクセスを可能にしました。
『DVP-S303D』は、普及タイプでありながら、5.1chドルビーデジタルデコーダーを内蔵。2本のフロントスピーカーだけでも仮想リアスピーカーの音源を再現する“バーチャル・エンハンスドサラウンド・モード”を搭載し、DVDの高音質サウンドを十分楽しむことができます。また、“DTSデジタル音声出力機能”も装備しました。
『DVPK-100』は、DVDプレーヤー、AVセンターアンプ、AVスピーカー(6本組)を1セットにしたシアターパッケージです。DVDプレーヤーの普及に伴い、AVアンプの需要も高まるなどシアターユーザーがますます増える傾向にあります。本機では、こうしたユーザーをターゲットに、DVDのドルビーデジタル5.1chを使った迫力あるシアターサウンドを、手頃な価格で楽しんでいただけることをめざします。また、スピーカーの条件など各種設定もプリセットされており、設定に手間をかけることなく、すぐにお楽しみいただけます。
●『DVP-S707D』の主な特長
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1. 映画館のような臨場感を再現する“デジタルシネマサウンド”搭載
- ソニーのデジタル技術と映画製作を行うSPEのノウハウを結集した“デジタルシネマサウンド技術”の中から、仮想的にリアスピーカーの音源を定位させる「バーチャル3D・モード」を搭載。より映画館に近い音場を味わうことができます。本機には、以下のモードを搭載しています。(イラストをご参照ください)
- (1)「バーチャルマルチリア・モード」(2タイプ):一対のリアスピーカーだけで、複数の仮想リアスピーカーを創り出すモードです。
- (2)「バーチャルリアシフト・モード」(2タイプ):リアスピーカーの音源位置を、リアスピーカーの実在しない場所に仮想的に移動させるモードです。
- (3)「バーチャルエンハンスドサラウンド・モード」(2タイプ):フロントスピーカーだけで、仮想リアスピーカーを創り出すモードです。水平方向に仮想リアスピーカーを複数台定位させるモードと、一対定位させるモードから選択可能です。
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2. DVDの高音質を引き出すオーディオブロック分離基板、オーディオ専用Rコアトランス
- オーディオ回路は、デジタル系信号処理回路とは別の基板にマウントし、さらに映像系回路などと分離されたブロック構成を採用することで、ノイズの影響を防ぎます。オーディオパーツも試聴により厳選されたものを使用するなど、音質への配慮をしました。また、オーディオ専用電源部として、磁束漏れの少なく振動も小さいRコアトランスを用い、クリーンな電源を供給します。
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3. “可変(V.C.)デジタルフィルター”搭載
- デジタルソースでありながら、音のバリエーションが楽しめる“可変(V.C.)デジタルフィルター“を搭載。主にfs/2(fs:サンプリング周波数)以上の遮断特性を変化させることなどにより、音楽の雰囲気を微妙にコントロールすることが可能です。従来型のシャープロールオフポジションに加えて、遮断特性を緩やかにしバランスのとれた音声再生を可能にするスローロールオフポジションの2タイプから選択可能です。
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4. チラツキの少ない映像を再現する“デジタルビデオノイズリダクション(DNR) ”搭載
- 循環型ノイズリダクション回路により、画素単位でノイズをカットし、動画再生中の静止部分に現れるチラチラしたノイズを低減します。
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5. ディスクごとに細かく画質を調整できる“ビデオイコライザー”搭載
- スタンダード/ダイナミック/シネマのプリセットモードに加え、ピクチャー/明るさ/色の濃さ/シャープネスを設定できるメモリーモードも搭載。
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6. 200枚分の再生設定を記憶できるプレイバック・メモリー
- 再生言語、字幕、ビデオイコライザーの設定、サラウンドモードなど、一度見たディスクの再生環境を200枚分まで記憶でき、再設定の手間を省きます。
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7. 操作性の大幅向上を実現するコントロールメニュー
- 操作性を配慮したグラフィカルな新GUIを採用。メニュー画面上で、本機の持つほとんどの機能を簡単に操作することが可能です。
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8. その他多彩な再生機能
- ・すべてのアングルの画像を一覧表示できるアングルビューワー(各アングルはコマ送り画)
- ・ 連続した9つの画面を次々と表示できるストロボ再生
- ・ 各タイトルやチャプターの冒頭シーンを一覧表示するタイトル/チャプタービューワー
- ・ ディスクの任意の場所を呼び出せるブックマーク機能(1ディスク9カ所、200枚分)
- ・ お気に入りのシーンを記憶し、背景画などに使用できるピクチャーメモリー
●『DVP-S707D』『DVP-S303D』共通の主な特長
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1. 5.1chドルビーデジタルデコーダー内蔵
- DVDの標準サラウンド音声フォーマットであるドルビーデジタルの5.1ch(フロント2本、センター1本、リア2本、サブウーファー1本のスピーカーで構成)デコーダーを内蔵しており、5.1ch入力対応のAVアンプと直接接続可能です。映画などのソフトを手軽にマルチチャンネル再生できます。
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2. 仮想的にリアスピーカーの音源を再現する「バーチャル・エンハンスドサラウンド・モード」
- 3次元音響技術により、フロントスピーカーだけで仮想リアスピーカーを創り出し、サラウンド音声を楽しむことができます。(『DVP-S707D』の主な特長、1番参照)
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3. 高速アクセスを可能にするプレシジョンドライブ
- 新開発のダイナミックフォーカスピックアップを採用し、サーボを制御するDSPの能力を向上させた新開発のプレシジョンドライブを採用しています。プレシジョンドライブにより、今まで以上の高速サーチや、ディスク挿入から出画までの時間の短縮も実現しました。
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4. なめらかな動きを実現した変速再生機能
- 早送り・早戻し時、1秒あたりの出画枚数を従来比の1.5倍まで高速化し、より滑らかな動きのサーチ映像を実現する“アドバンスト・スムーズサーチ”、及びなめらかな動きのスロー再生を実現する“スムーズスロー”を搭載しました。
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5. 96kHz/24ビットのリニアPCMに対応した音声D/Aコンバーター採用
- DVDビデオ規格における最上位音声スペックである96kHz/24ビットリニアPCM音声に対応した音声D/Aコンバーターを搭載。幅広いダイナミックレンジの音声再生を実現しています。
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6. “DTSデジタル音声出力”搭載
- DVDビデオ規格のオプション音声フォーマットである“DTSデジタル音声出力”を搭載しています。当社の「TA-V55ES」や「TA-E9000ES」などのDTSデコーダー内蔵のAVアンプと組み合わせて迫力ある映画サウンドをお楽しみいただけます。
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7. 10ビット/27MHz変換の映像D/Aコンバーター採用
- 画像処理においては、DVDディスクからの8ビット/13.5MHzのデータを10ビット/27MHzに変換、演算処理を行い、最終段のD/Aコンバートでも10ビットの処理をする映像D/Aコンバーターを採用しています。映像情報の細部までを忠実に再現可能です。
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8. テレビのスピーカーや小音量再生時でもバランスの良い音声で楽しめるテレビモード
- テレビのスピーカー使用時や、深夜などに小音量で再生する場合も、セリフなどが聞き取りやすくバランス良い音声で楽しめる様、ダイナミックレンジなどをコントロールするテレビモードを採用しました。
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9. コンポーネント(Y色差)映像出力端子の採用
- デジタル記録されたコンポーネント映像信号を、ダイレクトにD/A変換し、出力するコンポーネント(Y色差)映像出力端子を採用。コンポーネント入力端子を搭載したディスプレイと組み合わせ、色再現性に優れた高画質映像の再生が可能です。
●『DVPK-100』の主な特長
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1. 組み合わせに迷わず、スピーカー設定等もプリセット
- ご家庭で手軽にDVDシアターがつくれるよう、5.1chドルビーデジタルデコーダー内蔵DVDプレーヤー(『DVP-S303D』相当)に5.1ch入力搭載AVセンターアンプ(『TA-VE150』相当)、及び5.1ch分(6本組)のAVスピーカーを組み合わせて、ワンパッケージにしました。接続に必要なコードもすべて揃え、DVDプレーヤーのスピーカー設定など手間のかかる各種設定をすることなく、手軽に劇場と同じような臨場感を楽しむことができます。
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2. 総合175Wのダイナミック5アンプシステム(アンプ部)
- 35W(EIAJ、6Ω)×5chのダイナミック5アンプシステム採用。迫力あるドルビーデジタル音声の再生が可能です。
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3. 豊富な入力端子など多彩な拡張性(アンプ部)
- DVDプレーヤー以外にも、豊富なAV入力端子を装備。お手持ちのテレビやビデオなどを接続し、迫力ある音でお楽しみいただけます。ドルビープロロジック*1対応のビデオソフトなどに対応したドルビープロロジック対応デコーダーを内蔵。また、付属のDVDプレーヤーに加え、ソニー製のテレビ、ビデオの基本操作も可能なシステムリモコンを付属しています。
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4. テレビにもマッチするスタイリッシュな高音質AVスピーカーパッケージ
- サテライトスピーカーとアクティブスーパーウーファーは、テレビにもマッチするライトグレーを採用したコンパクトでスタイリッシュなデザインです。サテライトスピーカーには、新開発の5 X 9 cmトラック型ユニットを採用し、小型設計ながら高音質を実現しています。
●主な仕様
『DVP-S707D』、『DVP-S303D』
| 『DVP-S707D』 | 『DVP-S303D』 |
形式 | 5.1chドルビーデジタルデコーダー内蔵 CD/DVDプレーヤー |
信号方式 | EIAJ標準、NTSCカラー方式 |
音声周波数特性 | DVD(PCM96kHz再生時):2Hz〜44kHz(±0.5dB) DVD(PCM48kHz再生時):2Hz〜22kHz(±0.5dB) CD:2Hz〜20kHz(±0.5dB) |
音声S/N比 | 115dB(LINE OUT[AUDIO 1,2]端子のみ) |
音声高調波歪み率 | 0.0018% | 0.0020% |
音声ダイナミックレンジ | DVD:103dB CD:100dB | DVD:100dB CD:97dB |
ワウ・フラッター | 測定限界以下(±0.001%W PEAK) |
出力端子(映像系) |
コンポーネント映像 | 1系統(金メッキ端子) | 1系統 |
S映像 | 2系統(金メッキ端子) | 2系統 |
コンポジット映像 | 2系統(金メッキ端子) | 2系統 |
出力端子(音声系) |
光デジタル | 1系統 |
同軸デジタル | 1系統(金メッキ端子) | 1系統 |
アナログ(5.1ch) | 1系統(金メッキ端子) | 1系統 |
アナログ(L/R) | 2系統(金メッキ端子) | 2系統 |
ヘッドホン | 1系統(金メッキ端子) | 1系統 |
電 源 | AC 100V 50/60Hz |
消費電力 | 18W | 15W |
最大外形寸法 | 430W×98H×305D(mm) | 430W×95H×305D(mm) |
質 量 | 約4.0kg | 約3.4kg |
『DVPK-100』(DVDプレーヤー部は上記『DVP-S303D』参照)
AVセンターアンプ部
実用最大出力 | 総合175W:フロント35W+35W、センター35W、リア35W+35W (いずれもEIAJ、6Ω) |
スピーカー適合 インピーダンス | 6〜16Ω |
サラウンドモード数 | ドルビープロロジック、シネマスタジオ、シミュレーテッドステレオ |
映像系機器 (音声+映像)入力 | 4系統(TV/HD、Video1、Video2/DVD、DVD/5.1ch) |
映像出力 | 2系統(モニター含む) |
音声出力 | REC OUT 1系統、フロント1系統、センター1系統 リア1系統、スーパーウーファー1系統 |
電源 | AC100V、 50/60Hz |
消費電力 | 115W |
外形寸法(W×H×D) | 430×64.3×268mm |
質量 | 約4.6kg |
AVスピーカーパッケージ部
| フロントL/R、 リアL/R | センター | スーパーウーファー |
使用ユニット | 5cm×9cmコーン型 | 5cm×9cmコーン型×2 | 16cmコーン型 |
公称インピーダンス | 8Ω |
最大入力 | 100W | 120W | − |
実用最大出力 | − | − | 50W(EIAJ) |
実効周波数帯域 | 90〜20,000Hz | 28〜200Hz |
外形寸法(W×H×D) | 68×151×135mm | 301×68×137mm | 205×395×380mm |
質量 | 約0.8kg | 約1.5kg | 約9.5kg |
* 1ドルビー、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックは、米国ドルビーラボラトリーズの商標です。
* 2 DTSは、デジタルシアターシステムズ社の登録商標です。
(1)バーチャルマルチリア・モード | (2)バーチャルリアシフト・モード |
(3)バーチャルエンハンスドサラウンド・Aモード |
※お客様からのお問い合わせ先: |
ソニー(株)お客様ご相談センター
東京:03-5448-3311 名古屋:052-232-2611 大阪:06- 6539-5111 |
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