<報道資料>

2000年 9月 8日

新商品

「バイオ」の楽しさをさらに展開 液晶ペンタブレット、ビデオサーバー機能、バッテリー駆動時間の強化など 多くの機能・性能の進化を実現した新シリーズを発売 - Windows(R) 2000 Professionalプリインストールモデルもさらに拡充、12モデルに -

バイオLX　『PCV-LX80/BPK』

　ソニーマーケティング株式会社（社長：林 誠宏、本社：東京都港区）は、パーソナルコンピューター「バイオ」の新商品としてデスクトップ型4シリーズ、ノートブック型5シリーズの計9シリーズ32モデルを9月15日から順次発売いたします。
　今回発売する各モデルのOSに関しては、上位モデルでは高速な処理能力と信頼性に優れたWindows^(R) 2000 Professionalのラインアップを一層拡充し、普及モデルにはWindows^(R) Millennium Editionを採用しています。

パーソナルコンピューター「バイオ」	発表モデルの発売日
デスクトップ型： 　　　「バイオRX」 　　　「バイオMX」 　　　「バイオLX」 　　　「バイオJ」	9モデル9月30日 5モデル9月30日 4モデル9月30日 2モデル9月23日
ノートブック型： 　　　「バイオノートXR」 　 　　　「バイオノート」 　　　「バイオノート505」 　　　「バイオノートSR」 　　　「バイオC1」	3モデル（PCG-XR100F/K、XR9F/K、XR7F/K: 9月30日） 1モデル（PCG-XR1F/BP: 10月7日） 2モデル（PCG-F79/BPK: 9月15日、PCG-F75/BP: 9月23日） 2モデル9月23日 2モデル9月23日 2モデル10月7日
「バイオギア」 i.LINK ハードディスク バイオ ジョグリモコン	10月7日(『PCVA-HD04』) 10月14日（『PCGA-JR1』）
以上の全商品の価格はオープンです

　デスクトップ型のフラッグシップ『バイオRX』は、従来の「バイオR」からデザインを一新するとともに、1GHz(PCV-RX70K)の高性能CPUなど映像をクリエイティブに楽しむための性能強化を図っています。また、バイオならではのMPEG2ハードウェアエンコード方式によるテレビ録画機能「Giga Pocket」も進化し、『バイオRX』を、録画したテレビ番組等を蓄積する「ビデオサーバー」としてもお使いいただけるようになりました。『バイオRX』とネットワークで接続した他のバイオから、蓄積した映像を視聴したり、蓄積した映像をバイオノートに移して、外出先などで視聴することが可能です。

　パソコンとシステムステレオを融合させた『バイオMX』は、新たにテレビ録画機能「Giga Pocket」を搭載したモデルを加え、CD・MD・DVD・FM・テレビ・ビデオなどの本格的なAV機能が楽しめるAV/ITエンターテインメントマシンとしての楽しみをさらに充実させました。

　省スペース液晶デスクトップ『バイオLX』は、従来の「バイオL」からデザインを一新し、家庭用パソコンのあるべき姿をさらに追求しました。パソコンの使用感を左右するうえで重要なディスプレイには、約90度(垂直)から水平に近い約25度まで自由な角度と位置を調整できる独自の構造を新たに採用。これにより、インターネットの閲覧なども、本を読むような楽な視線と姿勢で楽しむことが可能です。
　さらに、最上位モデル『PCV-LX80/BPK』では、プロのグラフィックデザイナーの方々が描画ツールとして使う“液晶ペンタブレット”機能をディスプレイに搭載しました。従来のマウス操作では不可能だった“ペンと紙を使うような自由な感覚”での描画操作や画像編集・各種操作が行えます。パソコンの先進的な操作性を実現するとともに、画像を軸にした新たな楽しみやコミュニケーションの世界が広がります。

　ノートブック型の各シリーズにおいてもそれぞれの特長を生かしながら、各種機能・性能や可搬性の強化、映像や音楽を楽しむエンターテインメント機能の強化などを図りました。
　特に『バイオC1』においては、省電力動作を追求することによって、付属の標準バッテリーで最大5.5時間の駆動を実現。本体質量も980gと軽量化を図り、モバイル機能の本質である機動性と携帯性を大幅に向上させました。また、内蔵ビデオカメラにプログレッシブ／正方画素CCDを採用することによる画質の向上、マジックゲート対応メモリースティックスロットの搭載など映像・音楽を気軽に持ち運ぶ楽しみを一層強化しました。

　加えて、バイオと組み合わせて楽しみを広げるバイオ専用商品群「VAIO GEAR（バイオギア）」として、i.LINKハードディスクドライブ『PCVA-HD04』とバイオジョグリモコン『PCGA-JR1』を発売します。
　『PCVA-HD04』は、i.LINK(IEEE1394)でバイオ本体と手軽に接続できる40GBの大容量HDDで、デジタルビデオ編集の大きなデータを余裕を持って扱えます。動画編集・加工ソフト「Adobe^(R) Premiere^(R) 5.1 LE日本語版」も付属します。
　『PCGA-JR1』は、バイオノート(※)とUSBで接続することで、本体のジョグダイヤルと同等の各種操作が手元で行えます。また、音声もUSB経由でリモコン部まで伝送し、ヘッドホン(別売)へ出力できるリモコンです。例えば、バイオノートをバッグにしまったままでも、リモコンを通してPCの中の音楽等を聞くことが可能となり、バイオノートをヘッドホンステレオのように楽しめます。
（※今回発表したバイオノート505・バイオノートSR・バイオC1各モデルに対応します）

　『PCVA-HD04』と『PCGA-JR1』2機種の発売によって「VAIO GEAR（バイオギア）」シリーズは全10機種となります。今後もバイオワールドの楽しみを一層広げるシリーズ展開を図ってまいります。

　以上、「バイオ」は今後も最新のAV機能を高度な次元で実現するとともに、AV商品や「VAIO GEAR（バイオギア）」シリーズの商品群、ネットワークサービス／コンテンツとの連係を強化することで「バイオ・ワールド」の楽しみをますます広げ、家庭用・個人用パソコンの楽しさと価値の創造に努めてまいります。

※Windows^(R) 2000 Professional積極採用に関して

VAIOならびにVAIO GEARの各商品に関する詳細情報（特長、仕様など）は、恐れ入りますが VAIOホームページをご覧いただきますようお願いいたします。 ●ＶＡＩＯホームページ：ＵＲＬ　http://www.vaio.sony.co.jp/

今回発表した新シリーズは、9/9(土)〜10(日)に東京 品川インターシティホール で開催するバイオのイベント「VAIO EXPO 2000」会場で展示デモンストレーション を行います。「VAIO EXPO 2000」について詳しくは以下のURLをご覧願います。 ●http://www.vaio.sony.co.jp/Info/al_vaioexpo.html