2001年 3月 12日
新商品
新サラウンド機能と高画質機能により
テレビにつなぐだけでDVDならではの臨場感をより高める、DVDプレーヤー発売
〜 本体カラーはゴールドとシルバーの2色 〜
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CD/ビデオCD/DVDプレーヤー『DVP-NS300』(シルバー)
ソニーマーケティング株式会社(社長:林 誠宏、本社:東京都港区)は、テレビとつなぐだけでDVDの高画質・高音質を十分に楽しむことのできるDVDプレーヤー『DVP-NS300』を発売します。初めてDVDプレーヤーをお求めになるお客さまにも最適のモデルです。
型 名 | 発売日 | 希望小売価格 | 本体カラー | 当初月産 |
CD/ビデオCD/DVDプレーヤー 『DVP-NS300』 | 4月20日 | オープン価格 | ゴールド・ シルバー | 2万台 |
国内のDVDプレーヤー市場は、2000年に入って毎月前年比200%以上で推移しており、2000年度の出荷台数は95万台、2001年度は170万台を見込んでいます(当社調べ)。市場が急速に伸びる中、最も増加しているのは、AVアンプや5.1chスピーカーとの接続を行わず、DVDプレーヤー単体とテレビだけをつないでDVDソフトを楽しむユーザーです。その中でも、最近では若年層や女性層の増加が著しくなっています。当社では、そうしたお客さまがテレビにつなぐだけでも、DVDの臨場感あふれるサラウンドを楽しんでいただけるようなモードを搭載した「DVP-S313」や、置き方や本体色が選べるなどファッション性を訴求した「DVP-F15」などを発売して、需要の拡大を図ってきました。
今回発売する『DVP-NS300』は、上記「DVP-S313」のコンセプトを踏襲し、テレビに接続するだけでもDVDの迫力あるサウンドや高画質を楽しめるDVDプレーヤーです。テレビのステレオスピーカーと組み合わせて最も効果を発揮するよう、視聴環境等に応じて選べる4つのモードからなる「TVバーチャル・サラウンド」を開発、搭載しました。DVDソフトに記録されているサラウンド音声を基に仮想リアスピーカーを発生させ、テレビのステレオスピーカーでもDVDサラウンド効果が体感できます。もちろん、基本機能として光/同軸デジタル音声出力端子を装備しているので、AVアンプ等と接続してホームシアターを構築することも可能です。
また、DVDの高画質をより高める「ブロックノイズ・リダクション機能」を搭載し、D端子付きのテレビ・モニターへ高品位な画像を映し出せるD1端子を装備しています。加えて、ゴールドとシルバーの2色を本体カラーに採用し、一緒に組み合わせるテレビやオーディオ機器に合った色を選んでいただけます。
●主な特長
- 1. お好みや組み合わせで選べる2色の本体カラー
- 当社の平面ブラウン管搭載テレビ“WEGA”やブラック・シルバー系のテレビ台との組み合わせに適したシルバー、AVアンプなどのオーディオ機器に合うゴールドの2色から選べます。
- 2.テレビのスピーカーで視聴するのに最適な「TVバーチャル・サラウンド」搭載
- DVDソフトに記録されているサラウンド音声を基に、仮想リアスピーカーを発生させることで、テレビにつなぐだけで、映画館やコンサートホールの中にいるようなDVDのサラウンドをお楽しみいただけます。サラウンド効果の得られる範囲の拡大や、セリフが明瞭に聴こえるようなセンターチャンネルのレベルの調整などにより、従来よりもテレビでの視聴に最適化させています。ソフトの種類や視聴環境、お好みに合わせて選べる4つのサラウンドモードを設けました。
- ・ ダイナミック: 一対の仮想リアスピーカーにより、リア音の定位が良く音像が明瞭
- ・ ワイド: マルチ仮想リアスピーカーにより、音の広がりや包囲感が高い
- ・ ナイト: 深夜などの小音量の視聴でも、バランス良くすべての音が聞き取れる
- ・ スタンダード: お手持ちの2チャンネルスピーカーを使用する場合などに、より自然なサラウンド感を得られる
- また、サブウーファー出力端子を装備しているため、別売りのサブウーファーとつなぐことで、テレビのスピーカーでは不足しがちな重低音を補強し、さらに迫力をアップさせることができます。
- 3.ブロックノイズ・リダクション(BNR)搭載
- MPEG画像特有のブロックノイズの境界を目立たなくする画質改善機能です。独自のデジタル処理により高精度にノイズを検出し、水平方向の境界線を低減させることで、DVDならではの高画質を一層高めます。
- 4.ディスクの反りに対応できる「プレシジョン・ドライブ2」搭載
- 高速アクセス、高信頼性で定評のあるプレシジョン・ドライブに、ソニー独自の新開発機構「ダイナミック・チルト・コンペンセーション」(DTC)を採用しました。ピックアップレンズの傾きを微妙に変えた動きにより、ディスクの反りに対応して、高精度な信号読み取りを実現。また、従来からの静粛かつ高速なアクセスにより、ディスク挿入から再生までなどの待ち時間を短縮し、ストレスを感じずに視聴できます。
- 5. より美しい映像が楽しめるD端子(D1出力)装備
- D端子付きのテレビやモニターとケーブル1本でシンプルに接続することができ、高純度なコンポーネント信号でのより美しい映像をお楽しみいただけます。また、D端子とコンポーネント映像端子両方から同時に信号を出力することも可能です。
- 6. 初期設定が簡単にできるクイックセットアップ機能を搭載
- 接続するテレビの種類・外部AV機器と接続する場合のアンプの種類など、従来煩わしかった初期設定をスムーズに行えるよう、ナビゲーション機能を採用しました。購入・設置後の最初の電源投入時に「決定」ボタンを押すだけでセットアップを開始します。
- 7. インスタント・リプレイ
- 見逃した大事な場面、聞き逃したセリフなどを、ボタン一つで約10秒前に戻り再生します。
- 8.TVコントロール
- 本機のリモコンでソニー製テレビの音量/入力切換の操作が可能。
●主な仕様
形式 | CD/ビデオCD/DVDプレーヤー |
信号方式 | JEITA標準、NTSCカラー方式 |
水平解像度 | 約500本 |
音声周波数特性 | DVD(PCM96kHz再生時):2Hz〜44kHz(±1dB) DVD(PCM48kHz再生時):2Hz〜22kHz(±0.5dB) CD再生時:2Hz〜20kHz(±0.5dB) |
音声S/N比 | 115dB(LINE OUT AUDIO L/R) |
全高調波歪み率 | 0.003% |
音声ダイナミックレンジ | DVD:103dB CD:99dB |
ワウ・フラッター | 測定限界(±0.001% W PEAK)以下 |
出力端子(映像系) コンポーネント映像 S映像 コンポジット映像 | |
ピン/D1出力端子各1系統 |
1系統 |
2系統 |
出力端子(音声系) 光デジタル 同軸デジタル アナログ(L/R) | |
1系統 |
1系統 |
アナログ(L/R)2系統、サブウーファー出力1系統 |
電源 | 100V AC、50/60Hz |
消費電力 | 12W |
外形寸法(W×H×D) | 430×74×256(mm) |
質量 | 約2.7kg |
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