プレスリリース 目次
2003年 1月 23日
本機は、「14bit 108MHzノイズ・シェイプド・ビデオD/Aコンバーター」を採用し、DVDビデオ信号(インターレース)の約8倍の周波数によるサンプリング(ハイビット・ハイサンプリング)と「NSV※1(ノイズ・シェイプド・ビデオ)」技術により、デジタルからアナログに変換する際に発生するノイズを低減し高解像度を実現しました。加えて「バイ・ピクセル・アクティブIP変換」技術により、DVDに記録されている映像がフィルム素材かビデオ素材かを画素単位で高速検出し、それぞれに合ったプログレッシブ信号に変換します。変換されたプログレッシブ(ソニー独自の"プレシジョン・シネマ・プログレッシブ")映像 は、大画面ディスプレイにおいても質感の高いフィルムライクな映像を提供します。また、細部まで高品位な映像を実現するクロマアップサンプリング機能をはじめ、好みに応じて画質を調整できるビデオイコライザー/ガンマ補正機能などを搭載しています。 新たに映像と音声の時間的ずれを補正する"AVアライメント機能"を搭載しました。 映像出力時に高度なデジタル処理を行なう場合、スピーカーから出る音声と映像との間で若干のずれが生じることがあります。本機はそのずれを1/100秒単位で補正することが可能で、映像と音声の一体感ある再生をお楽しみいただけます。 スピーカーの大きさや、理想的な設置位置と実際の設置位置との距離差を5cm刻みで仮想的に調整できる"スピーカー設定機能"を搭載しています。本機能には新しくDVDビデオソフト(5.1ch)で求められるスピーカー設定とバランスが異なることがあるスーパーオーディオCDマルチチャンネル再生専用のスピーカー設定機能を加えました。再生フォーマットに応じて、設定を自動的に切り替えるため、一度設定すればDVDとスーパーオーディオCDそれぞれに 適したサラウンド音声再生をお楽しみいただけます。 再生フォーマットは、DVD/ビデオCD/CD※2に加え、スーパーオーディオCDに対応しています。また、CD-RW/Rディスク※3ではパソコンで記録したMP3※4音声の再生も可能です。 DVD-RW/-Rディスク※3のビデオモードや多彩な編集が可能なDVD-RWディスク※3のVRモードの再生にも対応しています。パソコンとの親和性を考慮しており、DVD+RW/+Rディスク※3の再生も可能で、多様なフォーマットによる映像・音楽を楽しんでいただけます。
※1:NSVはANALOG DEVICES,INCの登録商標です。 ※2:本製品ではコンパクトディスク(CD)規格に準拠していない著作権保護技術付き音楽ディスクは動作、音質を保証できません。本製品での再生にあたりましては、音楽ディスクパッケージの表示をよくお読みください。 ※3: DVD-RW/-R/+RW/+R、CD-RW/Rドライブで記録されたディスクには、傷や汚れ、また記録状態や記録機の特性等が原因で再生できないものがあります。すべての記録終了時に終了情報を記録するファイナライズ作業をしていないディスクは再生できません。また、CPRM対応のDVD-RWディスクに一世代のみ録画することを許可された映像を記録した部分は、再生できません。(CPRM;Content Protection for Recordable Media とは、著作権を保護するために、映像素材を暗号化する技術です) 詳しくはお手持ちのレコーダーの取扱説明書をお読みください。 ※4:MP3ブラウザのアルバム/トラック選択画面で表示できる文字はアルファベットまたは数字のみです。それ以外の文字は「*」で表示されます。パケットライト方式で記録したディスクは再生できません。
コントラストや明るさ、色の濃さ、色合いの各値を±5段階で調整できます。また、ディスプレイや視聴環境、ソフトによって映像の一部が明るすぎたり暗すぎたりする場合には、ガンマ補正によってその部分だけ明暗を調整し、より見やすい映像にすることができます。ビデオイコライザー機能搭載でカーソルを使って調整したい明暗部分を8段階から選び各段階での細かな調整ができるため、不自然な結果になることなくスムーズで微妙なガンマ調整が可能です。