● 『DVP-NS999ES』の主な特長
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1.高精細な画像を表現力豊かに再現する"プレシジョン・シネマ・プログレッシブ" |
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プログレッシブ出力の搭載で一般的なテレビ放送に用いられるインターレース方式の2倍の情報量で高精細な画像を実現。増加しつつある大画面ディスプレイにおいても走査線が目立ちにくく表現力豊かに映像を再現します。プログレッシブ映像への変換には、既に高い評価をいただいている「バイ・ピクセル・アクティブIP変換」を採用し、ハイビット・ハイサンプリングなビデオD/Aコンバーターとともに、高品位なプログレッシブ出力を実現しています。
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ビデオ素材も高精細に再生するソニー独自の「バイ・ピクセル・アクティブIP変換」 |
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フィルム映像とビデオ素材とを画素データから判別し、これらが混在しているソフトにおいても素材の変わり目に応じて処理を高速で切り替えるので素材の種類に関わらず自然で安定したプログレッシブ再生を実現します。また、斜め線補正処理機能を採用し、ビデオ素材で見られる斜め線のギザギザをスムーズに処理します。 |
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14bit108MHzノイズ・シェイプド・ビデオD/Aコンバーター搭載 |
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インターレースに関しては輝度信号8倍、プログレッシブに関しては4倍のオーバーサンプリングが可能。さらにNSV※1(ノイズ・シェイプド・ビデオ)技術により、映像信号帯域内のノイズレベルを低減します。また、スーパーサブエイリアスフィルター採用により、折り返しノイズを除去し、高解像度を実現します。 |
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2.クロマアップサンプリング |
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DVDソフトの製作時に圧縮された色情報を適切に補正します。色にじみや色抜けがなく、輪郭部まで自然で高品位な映像を再現します。 |
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3.ビデオイコライザー/ガンマ補正 |
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コントラストや明るさ、色の濃さ、色合いの各値を±5段階で調整できます。また、ディスプレイや視聴環境、ソフトによって映像の一部が明るすぎたり暗すぎたりする場合には、ガンマ補正によってその部分だけ明暗を調整し、より見やすい映像にすることができます。ビデオイコライザー機能搭載でカーソルを使って調整したい明暗部分を8段階から選び各段階での細かな調整ができるため、不自然な結果になることなくスムーズで微妙なガンマ調整が可能です。
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4.Y/C NR、クロマディレイ |
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Y NRは映像信号中の輝度信号に含まれるノイズを、C NRは色信号に含まれるノイズを低減します。また、クロマディレイは、映像中の色が水平方向にずれている場合の調整を行います。 |
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5. ワイドピッチコンポーネント映像出力端子/D端子(D2出力)搭載 |
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高品位な映像を再現するため通常よりも太いプラグをもったビデオケーブルの使用を想定して、端子間の幅を広く設けました。接点部分には酸化されにくい金メッキ処理を施し信頼性の高いケーブル接続ができます。また、D端子搭載により、一本のケーブル(別売)で簡単接続・高画質な映像をテレビやモニターに伝送可能です。 |
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1. マルチチャンネルのスーパーオーディオCD再生が可能 |
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DVDビデオ、CD、さらに高音質なスーパーオーディオCDマルチチャンネルの再生が可能です。マルチチャンネルで録音されたディスクには、各チャンネルがステレオ2チャンネル記録の場合と同じサンプリングレート(2.8224MHzの1ビット・パルス信号)で記録されています。そのため、コーラスのアンサンブルやギターの弦の反響音など微細な部分まで楽しむことができます。 |
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2. AVアライメント機能搭載 |
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ディスプレイ側で高度なデジタル処理を行なう場合、そのメモリー処理の過程でスピーカーを通して聞こえる音声に対しわずかに画像が遅れて出画されることがあります。本機ではこの遅れを補正するAVアライメント機能を搭載しました。音声と映像信号のわずかな遅れを10m秒単位(最大120m秒まで)で調整することが可能です。AVアライメント機能は、2チャンネル、5.1チャンネル、およびデジタル音声出力時にも効果が得られます。 |
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3.スーパーオーディオCD専用スピーカー設定が可能 |
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マルチチャンネル再生時、とりわけスーパーオーディオCDのサラウンド感を堪能するためにはより理想的なスピーカーの配置が望まれます。そのため、DVD用とは別にスーパーオーディオCD用のスピーカー設定機能を設けました。使用するスピーカーの大きさに合わせてサイズを選択できるだけでなく、視聴位置に対する距離設定(5cm刻み)も調整できます。フロント/リア/センタースピーカーおよび従来出来なかったサブウーファーに対しても調整可能となりました。音源を理想的な位置に仮想的に移動させることで、よりバランスのとれた臨場感のあるオーディオ環境を実現します。 |
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4.DSD入力対応高性能な192kHz24bitオーディオDAC搭載 |
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DVDビデオやCD、とりわけスーパーオーディオCDの音質をフルに再現する高性能オーディオDAC。本機は2チャンネル用と5.1チャンネル用のふたつのオーディオDACを搭載しました。両DACともにDVDビデオのリニアPCMからスーパーオーディオCDのDSD信号まで対応可能で幅広いソースに対する信号処理を実現しています。 |
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5.ドルビーデジタル※2/DTS※3対応5.1チャンネルデコーダー搭載 |
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DVDビデオの標準サラウンド音声フォーマットであるドルビーデジタル※2やオプションフォーマットのDTS※3で記録された信号をアナログ信号に変換する5.1チャンネルデコーダーを搭載しています。
※本機でDTS5.1チャンネルサラウンドを楽しむためには、DTS対応ソフトおよび5.1チャンネル入力付アンプが必要です。 |
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6.独立オーディオ基板の採用 |
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ビデオ系やサーボ制御系からのノイズを可能な限り排除するため、アナログオーディオ回路を別基板にマウントしました。さらに5チャンネル間でのゲインや位相特性をそろえるためにシンプルで左右対称の回路配置にするなどの配慮をもって設計しています。また、オーディオ回路とビデオ回路は銅製シールドプレートで分離され、オーディオ回路動作の妨げになるノイズを遮断して音質の向上に努めています。 |
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7.ビデオオフ機能 |
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音楽CDやスーパーオーディオCDなど音楽ソフト再生時、ビデオ回路への電源供給を停止し、オーディオ回路への干渉を抑制します。 |
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8.高音質パーツの採用 |
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振動や磁束漏れが小さいRコアトランスや安定した電源供給をはかる3ピンACインレット、酸化防止の金メッキ処理をされた5.1chワイドピッチオーディオ出力端子の採用など高品位な音質を提供するために厳選された部品を採用しています。 |
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1.プレシジョンドライブ2 アドバンスドFXメカニズム採用 |
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ディスクトレーが固定式のベースユニットにむかって移動する方式を採用しました。外部または内部で発生する振動の影響を最小限に抑え、静かで安定した環境での信号読み取りが可能です。ディスクトレー入口にはインナーシャッターを設け防塵性にも優れています。またトレー窓からはディスクトレーの動きを視覚的にも楽しむことができるなど細部にも配慮した設計を行なっています。さらに高速アクセス、ディスクの反りに対しても高い信頼性で信号読み出し可能なソニー独自の「ダイナミックチルトコンペンセーション」技術を採用したプレシジョンドライブ2とともに、快適なディスク再生環境を提供します。 |
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2.サーボDSP内蔵フロントエンドプロセッサー搭載 |
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プレシジョンドライブ2を高速・高精度に制御し、高密度に記録されたDVDの魅力を最大限に引き出します。また、ディスク挿入後の素早い出画に対応。高速サーチや変速再生においても滑らかな動きを実現します。 |
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3.振動に強いFB(フレーム・ビーム)シャーシ/BMC素材メカデッキ採用 |
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水平・垂直方向に配したビームと強固なフレームで剛性を高めました。各機能をブロックごとに分離配置して不必要な信号の相互干渉を抑制します。メカデッキには主にBMC素材を使用。さらにハニカム(蜂の巣)構造の採用で補強力を高め、ディスクトレーの振動からも影響を受けにくい設計を行なっています。 |
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4.偏心インシュレーター採用 |
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床からの振動や自ら発生する振動を拡散させる偏心インシュレーターを採用しました。 |
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1.スクロールキー付LCDリモコン |
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リモコンにはバックライト付液晶ディスプレイを採用。照明をおとした部屋でも文字が読みやすく快適に操作できます。またスクロールキーを使って、より簡単に操作メニューを見たり、選択することが可能です。さらに主要メーカーのテレビの音量調節、ワイド切り替え、入力切り替え、電源オンオフが可能。AVアンプを本機に接続しているときは、アンプの音量調節も可能です※。
※一部のメーカー、機器には対応していないものもあります。 |
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2.コントロールS入力端子搭載 |
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コントロールS出力端子を装備したソニー製テレビと接続することで、本機のリモコンをTVに向けて操作することができます。 |
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3.環境にも配慮、植物原料由来の素材を採用 |
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フロントパネルのモールド部分(一部)には、植物原料プラスチックを使用。環境にも配慮した設計を行なっています。 |
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