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(1) 光ディスク・システム: コンテンツ制作の時間を大幅に短縮 |
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青紫色レーザーを使用して直径12cmの光ディスクにDVCAM圧縮(25Mbps)で90分、MPEG
IMX圧縮(50Mbps)なら45分の映像を記録可能な新開発の光ディスク・システムです。NABでは、カムコーダー、スタジオデッキ、コンパクトデッキ、モバイルデッキの4タイプ・5機種の参考出品を予定しています。特長は、高解像度映像と同時に記録されるプロキシ・ビデオ(低解像度映像)とメタデータ(いつ・どこ・誰など様々な付帯情報)です。AV情報をデータファイル化したプロキシ・ビデオはメタデータと共に、カムコーダーやモバイルデッキからは最大30倍速、コンパクトデッキやスタジオデッキからは最大50倍速での転送が可能です。ニュースの制作時間の大幅な短縮を実現し、現場の映像を1秒でも早く局内へ、そして視聴者へ届けることが重要なテレビ報道に、通信技術を取り入れた新しい制作スタイルを提案します。
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(2) HDCAM SR: リッチコンテンツ制作支援でHD放送・制作の可能性を拡大 |
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報道制作から番組制作まで、"HDCAM"(エイチディカム)は全世界で約9,000台※1
が稼動中で、HDによる地上波デジタル放送が迫った日本国内では民放128局中、90局に採用いただいています。
また、"CineAlta"(シネアルタ)はデジタルシネマやCM制作を中心に、全世界で約1,800台※2 が稼動しています。HDCAMの上位機種"HDCAM
SR"シリーズは、HDの可能性をさらに拡大する新製品です。最新画像圧縮技術"MPEG4 スタジオプロファイル"採用で1920×1080ドットの高画質動画記録を実現。より高品位の制作需要に応えると共に、デジタル放送のサラウンドに対応した12チャンネル・24ビットの高音質で、字幕・データ放送に対応したメタデータ記録機能も搭載しています。 |
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(3) ネットワーク・サポート: 機器・システム全体の運用と保守を効率化 |
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1995年からVTRやカメラに、"ISR"(Interactive
Status Report)システムの標準搭載を始めて、現在までに約12万台の機器を納入しました。これらの機器からSNMP(Simple
Network Management Protocol)採用の最新機器まで、システムの状況を遠隔地からネットワークを経由して監視、トラブルを予防する24時間対応の保守業務でも効率的な運用を支援します。 |
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ソニーが、3/4インチ・UマチックVTRで放送機器ビジネスに関わってから今年で30余年。実績と信頼を基礎に、コンサルティングからデザイン、納入、運用、保守まで、厳選した設備投資で最大の効果を得られる"スマート"な選択を、ソニーブースで体感して下さい。
※1 見込みを含む2003年3月末までの全世界・累計販売台数。HDCAMの約9,000台は、CineAltaの約1,800台を含む。
※2 見込みを含む2003年3月末までの全世界・累計販売台数。 |
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