<報道資料>

プレスリリース 目次

2003年 3月 18日

 

新商品


各種デジタル映像信号を高画質再現するワイドテレビなど<ベガ>計8機種発売
〜独自の高画質技術"ベガエンジン"や"スーパーファインピッチFDトリニトロン"などを搭載〜

"WEGA" DRC高画質マルチ画面ワイドテレビ『KV-36DX850』




 ソニーマーケティング株式会社は、独自の統合デジタル高画質システム"ベガエンジン"や超高精細平面ブラウン管"スーパーファインピッチFDトリニトロン"、MPEG1の動画再生も可能な"メモリースティック・スロット"を搭載したDRC高画質マルチ画面ワイドテレビ「DX850シリーズ」をはじめ、多彩なバリエーションの"ベガ"計8機種を4月15日から順次発売します。
 年末に開始が予定されている地上波デジタル放送、BSデジタル放送、DVDソフトの普及により、高画質映像の視聴機会が増えることが予想されます。
 当社は、ライフスタイルやニーズに合わせて選べる幅広いラインアップを導入し、テレビ市場の活性化を目指します。

型 名 発売日 希望小売価格 当初月産
「DX850シリーズ」 DRC高画質マルチ画面ワイドテレビ
『KV-36DX850』『KV-32DX850』(ベガエンジン搭載)
「DX650シリーズ」 DRC高画質ワイドテレビ
『KV-32DX650』『KV-28DX650』
「DX650シリーズ」 DRC高画質カラーテレビ
『KV-29DX650』
「DSシリーズ」 BS内蔵カラーテレビ
『KV-29DS65』『KV-25DS65』
「DAシリーズ」 ステレオカラーテレビ
『KV-25DA65』
 
6月1日
 
4月20日
 
4月20日
 
4月15日
 
4月15日
オープンプライス 計6万台

 デジタルハイビジョン放送の入力信号に対応する「DX850/650シリーズ」は、デジタルチューナーとの組み合わせにより、高画質ハイビジョン映像をお楽しみいただける「広帯域映像出力回路」を搭載。特にDX850シリーズでは、独自の統合デジタル高画質システム"ベガエンジン"や超高精細平面ブラウン管『スーパーファインピッチFDトリニトロン』を搭載し、より高精細な映像をお楽しみいただけます。操作面では「外部機器コントロール」により、デジタルチューナーやDVDなど外部機器の基本操作が付属のテレビリモコンで行なえます。
 2台目、3台目のテレビとしても家庭内で手軽にご使用いただける「DS65/DA65シリーズ」は、デジタルチューナーやDVDなどを2台同時に接続可能で、DVDプレーヤーとVTRについては「DVD/VTR簡易コントロールリモコン」で基本操作ができます。また、「ダブルサラウンド」機能により、ゲームや映画ソフトを臨場感豊かに楽しめるほか、「プレイステーション2」を簡単につなげるAVマルチ入力端子を装備しており、ゲームソフトを高画質・高音質で楽しめます。




○ DXシリーズの主な特長

●KV-36/32DX850の主な特長

【高画質技術】
1. 鮮鋭度の高いリアリティー豊かな高画質映像を実現する統合デジタル高画質システム "ベガエンジン"を搭載
  地上波放送からデジタルハイビジョン放送まで、入力される様々な映像信号を、高品質なデジタル信号に変換することで、システム構成する各種高画質回路の性能を充分に引き出し、鮮鋭度の高いリアリティー豊かな高画質映像を実現する統合デジタル高画質システムです。
2. 超高精細平面ブラウン管「スーパーファインピッチFDトリニトロン」搭載
  「スーパーファインピッチFDトリニトロン」は、センターピッチを大幅に高精細することにより、水平方向のスリット本数が当社比で約6割向上。デジタルハイビジョン映像を高精細画質で再現します。コーナーピッチも大幅に向上させており、BSデジタル放送でのデータ放送の文字や画像情報なども、画面の隅々までクリアに表示します。
3. 静止画再生(JPEG)に加え、新たに動画再生(MPEG1)を実現する「メモリースティック・スロット」搭載
  デジタルカメラで「メモリースティック」に撮った静止画の再生に加え、新たにMPEG1方式で記録された動画をも再生することができます。多様化するメモリースティックの録画機器(デジタルスチルカメラやカメラ付携帯電話など)により、これまで以上にメモリースティックでの楽しみ方が広がります。
4. 従来のNR(ノイズリダクション)機能にBNR(ブロックノイズリダクション)機能を加えた「NRプラス」搭載
  アナログ映像で目立つざらつきや色ノイズを軽減するNR(ノイズリダクション)機能にデジタル信号(MPEG画像)に特有のブロックノイズを除去するBNR(ブロックノイズリダクション)の画質改善機能を加えました。BNRは、シーンの前後を画素単位(8画素)で比較、映像内容を判別しつつブロックノイズを検出。その部分の画をなじませることで、ナチュラルな画質を再現します。
【高音質技術】
5. 放送や外部機器の入力音量(レベル)を自動的に調整する「入力音量安定モード」搭載
  テレビ放送の番組からCMに変るときなどの音量レベルを自動的に調整して、大小の幅を少なくし、安定した音量で楽しむことができます。また、DVDやデジタルチューナーなど外部機器の入力間の音量レベルの変化にも対応しています。
6. 映画の臨場感を再現するサラウンド機能「TruSurround」搭載
  映画館に居るような立体音場を、本体内蔵のスピーカーだけで再現出来る「TruSurround」機能を搭載。
はSRS Labs,Inc.の商標です。
●KV-32DX650  KV-28DX650 KV-29DX650の主な特長

【高画質技術】
1.独自の高画質回路「DRC-MF」と統合画像処理回路「MID-X」を搭載
  「DRC-MF(デジタル・リアリティー・クリエーション:マルチ・ファンクション)」を搭載。地上波放送やDVDなどのNTSC映像を4倍の情報量をもつ、ハイビジョンに迫る高画質映像につくり換えます。また「MID-X」により多様な信号を1125本の走査線で統合処理することを可能にしています。
●DXシリーズ共通の特長

【高画質技術】
1.デジタルハイビジョン対応「広帯域(30MHz対応)映像出力回路」搭載
  デジタルハイビジョン放送の30MHz映像帯域にまで対応する映像出力回路を搭載。映像の入口から出口まで、デジタルハイビジョン映像にフル対応した信号処理を行います。
【高音質技術】
2. 高音質を存分に楽しめる「3Dスピーカー」&「マルチアンプ」システム搭載
(KV-29DX650は除く)
  「3Dスピーカー」システムを搭載。画面左右へ直付けしたフルレンジスピーカーにより、クリアな音を自然な音像定位でお届けします。さらに、マルチアンプで中高音域と低音域を別々に駆動させることで、緻密でダイナミックな音を再現します。
【デザイン】
3.省スペース化を実現するコーナーフィットフォルムを採用
  本体背面を大きく絞り込んだ形状により、優れたコーナーフィット性を実現。オープンタイプとクローズドタイプの2種類から選べる専用台と合わせれば、部屋の角に、36型で25型(『KV-25DR1』比)、32型で21型(『KV-21DS1』比)とほぼ同じスペースですっきり設置できます。
4.直線と曲線が調和する 新感覚の "アーク(弧)デザイン"を採用
  画面枠の直線と本体の輪郭などを構成するアーク(弧)が調和した洗練された印象のデザインを採用。画面枠に高光沢(ハイグロス)塗装を施すなど、より高級感のある仕上がりです。
*DX850シリーズのみ
【機能/操作性】
5.他社を含むDVDやVTR、ソニー製BS・110度CSデジタルチューナーなどの外部機器の基本操作が行なえる「外部機器コントロールリモコン」を搭載
  他社製を含むDVD/VTRとソニー製チャンネルサーバーおよびBS・110度CSデジタルチューナーの基本操作が可能。デジタルチューナー、DVD、VTRのルミナスボタン(照光式)により、操作中の機器が一目でわかります。また、外部機器入力設定をすることで、登録してある外部機器をダイレクトに表示することができます。
   



主な仕様
  KV-36/32DX850 KV-32/28DX650
対応信号 1125i,750p,525p,525i
ブラウン管 スーパーファインピッチFDトリニトロン管102度偏向 36/32型(16:9) FDトリニトロン管102度偏向32/28型(16:9)
受信チャンネル VHF:1〜12ch UHF:13〜62ch CATV:C13〜C35 BS:1,3,5,7,9,11,13,15
映像部 地上波ダブルチューナー、BSチューナー、ゴーストリダクション、ディテールエクストラクター(三次元Y/C分離回路) 地上波チューナー、BSチューナー、ディテールエクストラクター(三次元Y/C分離回路)
音声部 音声多重回路、音声実用最大出力(JEITA準拠):スコーカー+ツイーター5W×2、ウーファー10W
入出力端子
(TV部)
ビデオ入力 4系統4端子(S映像入力3系統3端子)、コンポーネント入力3系統3端子(D4映像入力2系統2端子)、
AVマルチ(RGB/Y色差)入力端子1系統1端子
BS/ビデオ出力 1系統1端子、ヘッドホン端子、コントロールS入出力端子
ビデオ入力 4系統4端子(S映像入力3系統3端子) 、コンポーネント入力2系統2端子(D4映像入力2系統2端子)
AVマルチ(RGB/Y色差)入力端子1系統1端子
BS/ビデオ出力 1系統1端子、ヘッドホン端子、コントロールS入出力端子
入出力端子
(BS部)
AFC入力、検波出力、ビットストリーム出力
定格消費電力 KV-36DX850: 200W (スタンバイ時0.1W)
KV-32DX850: 180W (スタンバイ時0.1W)
KV-32DX650: 170W (スタンバイ時0.08W)
KV-28DX650: 165W (スタンバイ時0.08W)
年間消費電力量 KV-36DX850: 230 kW・h/年
KV-32DX850: 214 kW・h/年
KV-32DX650: 186 kW・h/年
KV-28DX650: 178 kW・h/年
質量 KV-36DX850: 87.2Kg
KV-32DX850: 66.2Kg
KV-32DX650: 64.8Kg
KV-28DX650: 48.2Kg
外形寸法〔cm〕
(幅×高さ×奥行き)
KV-36DX850: 97.8×65.2×58.7
KV-32DX850: 88.2×59.0×54.9
KV-32DX650: 88.2×59.0×54.9
KV-28DX650: 78.6×52.3×51.6
付属品 多機能リモコン『RM-J259』 多機能リモコン『RM-J258』
別売専用スタンド <オープンタイプ>『SU-S36DX』(36インチ用)『SU-S32DX』(32インチ用)『SU-S28DX』(28インチ用)
<クローズドタイプ>『SU-B36DX』(36インチ用)『SU-B32DX』(32インチ用) 『SU-B28DX』(28インチ用)
※全てオープン価格

  KV-29DX650
対応信号 1125i,750p,525p,525i
ブラウン管 FDトリニトロン管104度偏向29型(4:3)
受信チャンネル VHF:1〜12ch UHF:13〜62ch CATV:C13〜C35 BS:1,3,5,7,9,11,13,15
映像部 地上波チューナー、BSチューナー、 ディテールエクストラクター(三次元Y/C分離回路)
音声部 音声多重回路、音声実用最大出力(JEITA準拠):7W×2
入出力端子
(TV部)
ビデオ入力 4系統4端子(S映像入力3系統3端子) 、
コンポーネント入力2系統2端子(D4映像入力2系統2端子)
AVマルチ(RGB/Y色差)入力端子1系統1端子
BS/ビデオ出力 1系統1端子、ヘッドホン端子、
コントロールS入出力端子
入出力端子
(BS部)
AFC入力、検波出力、ビットストリーム出力
定格消費電力 KV-29DX650: 160W (スタンバイ時0.08W)
年間消費電力量 KV-29DX650: 180 kW・h/年
質量 KV-29DX650: 48.5Kg
外形寸法〔cm〕
(幅×高さ×奥行き)

KV-29DX650: 76.5×57.8×49.2

付属品 多機能リモコン『RM-J257』
別売スタンド <専用オープンタイプ>『SU-S29DX』
<汎用クローズドタイプ>『SU-FV29』
※全てオープン価格





●KV-29/25DS65 KV-25DA65の主な特長
1.映画/ゲームに適したダブルサラウンド機能を搭載
  手軽にリモコンのワンボタン操作でソースに合わせたデジタルサラウンドが楽しめます。映画用には、一部の大型テレビに採用している「TruSurround」を搭載。手軽にシアターの臨場感を味わえます。ゲーム用には、米国SRS Labs社が開発した音響技術「WOW」を搭載。「プレイステーション2」をはじめゲーム機器のサウンドを、ゲームセンターのような迫力で再現します。
はSRS Labs,Inc.の商標です。
2.「プレイステーション2」のY色差出力対応AVマルチ入力端子を装備
  RGB出力だけでなく、Y色差出力にも対応したAVマルチ入力端子を前面に装備。「プレイステーション2」のゲームは勿論、DVDもマルチAVケーブル(VMC-AVM250)一本で簡単に接続して高画質・高音質のまま楽しめます。
3.高密ワイドモード(V圧縮)
  DVDやBSデジタル放送など今後ワイド映像が増えるデジタル時代に対応し、走査線範囲を映像部分だけに限定することで、16:9ワイド映像をより高密度に再生します。これにより4:3テレビながら、ワイド映像を美しく楽しむことができます。
4.他社を含むDVD/VTRの基本操作が行なえる「DVD/VTR簡易コントロールリモコン」を搭載
  他社製を含むDVDプレーヤーもしくはビデオデッキの基本操作が可能。リモコンひとつでテレビとDVDプレーヤーもしくはビデオデッキを快適に操作できます。
5.環境対応
  待機時消費電力は、業界最高水準の0.07Wを実現。改正省エネルギー法の年間消費電力量基準値もクリアしています。本体内には、ハロゲンフリーのプリント配線板と、その接合にあたって無鉛はんだを採用。包装の緩衝材(クッション)として、25インチでは、再生古紙を利用したパルプモールド緩衝材を、29インチでは、リモネン再生材を利用した発泡スチロールを採用するなど、環境に配慮した商品です。

  KV-29/25DS65 KV-25DA65
対応信号 525i
ブラウン管 FDトリニトロン管104度偏向29/25型(4:3)
受信チャンネル VHF:1〜12ch UHF:13〜62ch
CATV:C13〜C35
BS:1,3,5,7,9,11,13,15
VHF:1〜12ch UHF:13〜62ch
CATV:C13〜C35
映像部 地上波チューナー、BSチューナー、
デジタルコムフィルター
地上波チューナー
デジタルコムフィルター
音声部 音声多重回路、音声実用最大出力(JEITA準拠): 3W×2
入出力端子
(TV部)
ビデオ入力 4系統4端子(S映像入力3系統3端子)、コンポーネント入力2系統2端子(D1映像入力2系統2端子)、
AVマルチ(RGB/Y色差)入力端子1系統1端子
BS/ビデオ出力 1系統1端子、ヘッドホン端子
ビデオ入力 3系統3端子(S映像入力3系統3端子) 、コンポーネント入力2系統2端子(D1映像入力2系統2端子)
AVマルチ(RGB/Y色差)入力端子1系統1端子
ビデオ出力 1系統1端子、ヘッドホン端子
入出力端子
(BS部)
AFC入力、検波出力、ビットストリーム出力  
定格消費電力 KV-29DS65: 130W (スタンバイ時0.07W)
KV-25DS65: 125W (スタンバイ時0.07W)
KV-25DA65: 122W (スタンバイ時0.07W)
年間消費電力量 KV-29DS65: 136 kW・h/年
KV-25DS65: 131 kW・h/年
KV-25DA65: 127 kW・h/年
質量 KV-29DS65: 47.0Kg
KV-25DS65: 36.7Kg
KV-25DA65: 36.5Kg
外形寸法〔cm〕
(幅×高さ×奥行き)
KV-29DS65: 76.5×57.8×49.0
KV-25DS65: 65.0×51.7×46.5
KV-25DA65: 65.0×51.7×46.5
付属品 多機能リモコン『RM-J254』 多機能リモコン『RM-J256』
別売スタンド <専用オープンタイプ>『SU-S29DX』(29インチ用)
<汎用クローズドタイプ>『SU-FV29』(29インチ用)『SU-FV25』(25インチ用)
※全てオープン価格

 



※お客様からのお問い合わせ先 :ソニーマーケティング(株)お客様ご相談センター
  TEL 0570-00-3311(ナビダイヤル) 03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
※ソニードライブURL http://www.sony.co.jp/SonyDrive