<<クオリアを目覚めさせる・・・「仕草」 「楽器」 「気」 >> |
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新開発「匠」の技術を注ぎ込んだディスクローディングメカニズム |
1)
ディスクセッティングフリーの「ディスク・ソーサー(ディスクを置くトレイ)」 |
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本機は、これまでのCDプレーヤーのように、ディスクをトレイにセットするという感覚でのディスクセットを必要としません。聞きたい音楽をそこに置き
再生ボタンを押すと、本機が見た目にも美しいローディング機構で 再生を行ってくれます。 「ディスク・ソーサー」は“すり鉢状”の構造で、ディスクの信号面と
トレイが接触しないように配慮され、ディスクの信号面へのキズを 防止します。 そのため、トレイ上の置く場所を気にせずに自由にディスクを置くことができます。また「ディスク・ソーサー」には、3つの光センサーを装備しています。
これらの光センサーがディスクの反射面を感知して、「ディスク・ソーサー」上に、 ディスクが置かれたことを認識します。 |
2)自動でディスクを再生する位置まで運ぶ「ディスク・リフター(3本のローター)」 |
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「ディスク・ソーサー」の内部には、3本のローターから成る「ディスク・リフター」が収納されています。「ディスク・ソーサー」にディスクを置き、再生ボタンを押すと本体の透明なカバー(クリア・シェルター)が横からスライドして閉まります。
続いて「ディスク・リフター」が回転しながら上昇し、ディスクを「ディスク・ソーサー」から持ち上げると同時に、中心部に移動させます。 |
3)ディスクフローティング再生を実現する「リニア・アーム・ドライブ」 |
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「ディスク・リフター」によってディスクが持ち上げられると、本体のコンソール(機能を制御する部分)内部に格納された「リニア・アーム・ドライブ(ディスクを読み取る“ピックアップ”部)」が横にスライドします。そして、上方に持ち上げられたディスクをホールドして、再生を開始します。再生時、「ディスク・リフター」は「ディスク・ソーサー」内に収納されます。再生終了後、イジェクトボタンを押すと「ディスク・リフター」が再び上昇してディスクを受け取り、「ディスク・ソーサー」上にディスクを戻すと、本体のカバーが開きます。
続いて「ディスク・リフター」が少しだけ上昇し、取り出しやすいようにディスクを持ち上げてくれます。ディスクを取り出すと、「ディスク・リフター」は「ディスク・ソーサー」内に収納されます。
以上のように、本機は緻密で美しいメカニズムにより、“聞きたい音楽を置く”という感覚的な動作を行うだけで、再生までを行います。 |
オープンデザインの「クリア・シェルター」 |
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本体には透明のカバー「クリア・シェルター」を装備し、外部からのホコリや傷を防ぐとともに、本体が見えるオープンデザインの美しさを演出しています。
「クリア・シェルター」は、簡単に取り外して汚れを拭くことができるため、いつでもクリーンな状態を保つことができます。
本体には4つの光センサーを装備し、「クリア・シェルター」の底面に光センサーが感知するパターンを施すことで、開閉をコントロールしています。また、スライドするカバーを支える高精度なローラーを本体4箇所に設置し、開閉時のスムーズな動作を実現しました。 |
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小型かつ高精度なフルデジタルアンプ「S-master」 |
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長年にわたり培ったソニーのデジタル音声信号処理技術を投入した、独自の「ストリームパルスマスターデジタルアンプ(S-master)」を採用しました。
「S-master」では、高い時間軸精度をもった電力変換パルス信号を生成できるため、フィードバック制御などを行う必要がなく、全ての音声信号処理をフルデジタルで行うことが可能です。
さらに、電力効率が極めて高いので発熱が小さいことが特徴です。「S-master」の採用により、本体の小型化と高音質再生を実現しました。 |
メインユニット『Q007-SCD』
(持ち上げられたディスクをホールドして再生)。 |
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リング状の板を人の手で積層した、ラウンドフォルムのスピーカーキャビネット |
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スーパーオーディオCDの超高音質再生を実現するスピーカーキャビネットは、キャビネットを輪切りにしたようなリング状に加工した板を、一つ一つ人の手で積層し板の積み重ねによってできた模様を持つ、美しいラウンドフォルムを形成しています。これにより、内部に発生する定在波を低減し、ワイドレンジのスピーカーユニットの特徴を生かしたクリアな音を実現しています。 |
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スピーカーの上部に「スーパートゥイーター・アレー」を装備 |
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スーパーオーディオCDは、人間の可聴帯域以外の音を再現することによって耳だけではなく、体全体で体感する音の空気感を再現します。この超高域音声の再生を受け持つのが、スピーカーに装備されたスーパートゥイーターです。
しかし、スーパートゥイーターは、指向性が鋭いため、本来の効果を発揮させるためには、前方左右2本のスピーカーの中央部で聞く必要がありました。
そこでスピーカーキャビネットの上部に、2cmのスーパートゥイーターを水平に6個配置した「スーパートゥイーター・アレー」を装備しました。
超高域音声の放射性を向上させ、構えて聞くことが無く、部屋のどこにいても、リラックスしてスーパーオーディオCDならではの超高音質を存分に体感することが可能です。各々のスーパートゥイーターは、カーボン・グラファイト・コンポジット製のハードドーム振動版を採用し、20kHz以上の再生能力を備えています。 |