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新開発36型CF(カラーフィルター)付き「スーパーファインピッチFDトリニトロン管」搭載 |
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蛍光体とカラーフィルターを層状に印刷した、新開発の熱転写フィルム「Fine
Image Transfer Film」をブラウン管の前面パネルガラスに直接熱転写して、蛍光面とカラーフィルターを同時に形成するという、全く新しいプロセスを開発しました。3次元形状を持ったパネルガラスへフィルムを均一に転写するのは難易度の高い技術ですが、本プロセスは熱転写フィルムと同時に熱転写装置自体の開発も手がけることにより、実現しました。数層で構成されている「Fine
Image Transfer Film」の各層を露光感度、接着感度に対して最適化することで、36型という大型のブラウン管でありながら、全面に均一なカラーフィルター付き蛍光面を形成することができました。
赤と青の蛍光体の前面にそれぞれ赤色と青色のカラーフィルターを設けることによって、以下の4点を実現しました。
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ブラウン管の外光反射率を約50%低減し、コントラスト感のある、引きしまった"黒"を再現します。"黒"の再現だけでなく、暗部の階調もより滑らかに再現します。 |
(2) |
カラーフィルターの透過特性をそれぞれの蛍光体の発光色にあわせて選ぶことにより、より色純度の高い青色、赤色が再現できるようになりました。特に、赤色に関しては蛍光体自身の持つオレンジ色などの不要な色の成分を効果的にカットすることにより、より深い赤色の再現が可能になります。 |
(3) |
熱転写方式により、蛍光体の厚みを最適にコントロールすることで、発光効率と画面全体の均一性を向上し、さらに熱転写方式のアルミ反射膜を採用することで、カラーフィルターによる輝度の低下分を最小限に押さえました。 |
(4) |
熱転写方式の蛍光面作製プロセスでは、従来方式(回転塗布方式)に比べ、乾燥工程などの電力消費を押さえるばかりでなく、蛍光体材料などの無駄も減り、省資源、省エネルギー化を図っています。 |
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ソニー独自の統合デジタル高画質システム"ベガエンジン"を搭載 |
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地上波放送やDVDからデジタルハイビジョン放送まで、入力されるさまざまな映像信号を、高品質なデジタル信号に変換することで、システムを構成する各種高画質回路の性能を十分に引き出す統合デジタル高画質システム"ベガエンジン"を搭載しました。CF付き「スーパーファインピッチFDトリニトロン管」の映像再現特性に合わせて専用のチューニングを施すとともに、「広帯域VM回路」や「広帯域映像出力回路」とあわせてより鮮鋭度の高いリアリティー
豊かな高画質映像を実現します。 |
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新開発SFCデジタルコンバージェンス回路 |
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新開発の1チップデジタルICによる「SFCデジタルコンバージェンス回路」を搭載しました。
コンバージェンスとランディングおよび画歪を高精度で補正し、色ずれや歪のきわめて少ない画像再現を可能にしています。 |
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高級感あふれるプレミアムデザイン |
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従来のテレビのデザインとは大きく異なる"高剛性フレーム構造"を採用しました。
アルマイト処理を施したアルミフレームで全体の骨格を構成し、各面にパネルを張り込むことにより、十分な強度と素材自体の持つ高級感を出しています。さらに、フロアライフでゆったりとお楽しみいただくことを想定して、本体自体を10度上向きにした「スラントデザイン」を採用。ソファーなどに腰掛けて視聴するときに、リラックスした姿勢と視線で視聴ができます。また、それ自体がオブジェとしても新鮮であること、美しいことを目指しました。 |
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専用リモコン、専用スピーカー、専用フロアスタンドを付属 |
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手触り感や機能にこだわったアルミ製の専用リモコン、本体との統一感を持たせた専用スピーカーシステム、チルト角度の調整が可能な専用フロアスタンドを付属しています。 |
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静止画再生(JPEG)に加え、動画再生(MPEG1)も実現したメモリースティック・スロット搭載 |
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デジタルスチルカメラやデジタルハンディカムなどで「メモリースティック」に撮った静止画を高画質に映し出すだけでなく、MPEG1方式で記録された動画も、インデックス表示やスライドショー機能などで手軽に再生できます。パソコンのモニターでは味わえない大画面、高画質での静止画鑑賞の魅力が味わえます。 |
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