<報道資料>

プレスリリース 目次

2004年10月21日

 
新商品

 
スピーカーケーブルや電源ケーブルの接続なしで使用可能な
サラウンドスピーカーを採用した5.1chホームシアターシステム1機種を発売

sony バッテリーワイヤレスシアターシステム 『HT-SL99BW』



 ソニーマーケティング株式会社は、サラウンド(リア)スピーカーをスピーカーケーブルや電源ケーブルにつながずに使用可能なバッテリーワイヤレスシアターシステム『HT-SL99BW』を業界に先駆けて※1発売します。

 ※1:ソニー調べ2004年9月末現在(デジタル伝送方式)

型 名 発売日 希望小売価格
バッテリーワイヤレスシアターシステム 『HT-SL99BW』
2004/12/15 オープン価格

 本機は、フルデジタルで音声信号を伝送する光ワイヤレス伝送「S-DIAT」とバッテリー駆動の採用によりワイヤレス化を実現したサラウンドスピーカー、そしてソニー独自の「S-Master」デジタルアンプを搭載したバッテリーワイヤレスシアターシステムです。

 今回採用した光ワイヤレス伝送「S-DIAT」は、デジタル音声信号を圧縮することなくCD同等の高音質フォーマットでスピーカーに伝送する技術です。「S-DIAT」とソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master」との組み合わせ、CDやDVDなどの音声信号源からスピーカーの直前までの工程をすべてデジタル処理することで、ワイヤレスにもかかわらず音質劣化が極めて少ないクリアな音を再現できます※2。併せて、サラウンドスピーカー部にバッテリードライブを内蔵しています。使用の際にスピーカーケーブルや電源ケーブルを接続せずにサラウンドスピーカーを使うことができるため、配線のないすっきりとしたホームシアターの環境を家庭内に設置することが可能です。
 ソニーは、ホームシアターシステムの商品構成に様々なワイヤレスモデルを拡充することにより、高まるユーザーニーズに応えてまいります。

  ※2:フルデジタルアンプ「S-Master」はサラウンドスピーカー部に採用しています。

●『HT-SL99BW』の主な特長

1、業界初「バッテリードライブ高音質ワイヤレスサラウンドスピーカー」を採用


本体に接続して音声データを送信する別体式の“発光ユニット(左上)”と、より安定した伝送を行うために同梱した“受光ユニット(右上)”
サラウンドスピーカーにも受光部は内蔵しています。
ワイヤレスLANなどとの干渉がない赤外線を利用したソニー独自の 光ワイヤレス伝送(S-DIAT)を採用することにより、リビングを縦断する配線が不要になります。サラウンド(リア)スピーカー部にフルデジタルアンプS-Master搭載することで、クオリティの高い信号をスピーカーユニットの直前までデジタル伝送することを可能とし、高音質サラウンドスピーカーを実現しました。さらにサラウンドスピーカーをバッテリー駆動させることにより、電源ケーブルも不要。煩わしいケーブルを全て無くし、レイアウトフリーで映画や音楽を楽しむことが可能となりました。
バッテリーは約2時間の充電で、連続再生約10時間(5.1chサラウンド再生時)および約5時間(2chステレオ再生時)を実現※3しました。

※3:再生時間はソースによって異なります。*充電時には電源コードの接続が必要です。

2、サラウンドエンハンスメントモード搭載
ソニー独自の新規DSP(デジタルサラウンドプロセッサー)技術により、サラウンドスピーカーとフロントスピーカーとの間の音場バランスをとり、コンパクトスピーカーでありながら、臨場感と迫力のあるバランスの取れた自然な音場を再現します。

3、高効率ネオジウムマグネットスピーカーを新たに採用
サラウンドスピーカーに、小型、軽量、高効率という特長をもつネオジウムマグネットを採用し、小型スピーカーにも関らず広帯域音楽信号にも余裕を持って対応します。さらなる高音質化に成功しました。

4、ステレオワイヤレス・モノワイヤレスモード搭載
HT-SL99BWのサラウンドスピーカーで映画のサラウンド音声を楽しむためだけでなく、ステレオワイヤレスモード・モノワイヤレスモードで2chの音楽も楽しめます。これにより、炊事中にキッチンで音楽を楽しんだりすることも可能です。

5、デジタルシネマサウンド搭載
ソニーピクチャーズエンターテインメントの映画音楽を制作するスタジオ「ダビングシアター」の音場特性を研究・活用した技術。さらにソニーの持つバーチャル3D技術により、家庭にダビングシアターの音場を再現することができます。

6、本体は、スゴ録とマッチしたデザインを採用
本体部のデザインを今年発売されるスゴ録新商品とのデザインマッチを実現。普及が続くHDD搭載DVDレコーダー所有者・購入予定者に、録画した映画やドラマをサラウンドで楽しんでいただく提案をしてまいります。

7、レイアウトフリーのコンパクトスピーカー
置き場所に困らず高音質である2ウェイサテライトスピーカーをフロントスピーカーとして、そしてサラウンドスピーカーもバッテリー搭載でしかも一体型としました。それにより、大きさがコンパクトな為、さまざまなレイアウトに対応可能で、簡単にスピーカーを設置できます。手軽に臨場感のある音場を楽しんでいただけます。



●『HT-SL99BW』の主な仕様

本体部
形式
ドルビーデジタル/DTS/ドルビープロロジックII/MPEG-2 AACデコーダー内蔵 AVアンプ / FM/AMチューナー
入力端子 アナログ音声入力 3系統
アナログ映像入力 2系統
デジタル入力 光2系統・同軸1系統
出力端子 アナログ映像出力 1系統
アナログウーファー出力 1系統
光デジタル出力 -
実用最大出力
総合240W(フロント40W+40W/センター40W
サラウンド10W+10W/サブウーファー100W)
電源
100V AC、50/60Hz
消費電力(待機時消費電力)
100W(0.3W)
外形寸法(幅x高さx奥行きmm)
430 x 64 x 337
質量
約5.1Kg

スピーカー部
使用ユニット
フロント:バスレフ方式、60mmx100mm コーン型
+25mmトゥーイーター
センター:バスレフ方式、57mmコーン型x2+25mmトゥーイーター
サラウンド:バスレフ方式、50mmコーンx2
サブウーファー:バスレフ方式、20cmコーン型x1
公称インピーダンス
センター(L,R)/センター(C)8Ω
外形寸法
(幅x高さx奥行き mm)
フロント:約82×184×93mm
センター: 約345×86×93 mm
サブウーファー:約270x325x398mm
サラウンドスピーカー:約431x102x105mm
質量
フロント:約1.0kg
センター:約1.7kg
サラウンド:約2.0kg
サブウーファー: 約10kg

※お客様からのお問い合わせ先:
  ソニーマーケティング(株) お客様ご相談センター TEL  0570-00-3311(ナビダイヤル)
  03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
※ソニードライブURL http://www.sony.co.jp/SonyDrive