|
2005年 11月 10日
|
新商品 |
|
ビデオ会議システム“PCS”シリーズの新機種
オールインワン型エントリーモデルを発売
― 業界初、マウスによる快適操作でパソコンとの親和性も向上 ― |
|
|
ビデオ会議システム『PCS-TL30』 |
|
|
ソニーは、17.1型ワイド液晶ディスプレイとカメラを一体化させたオールインワン型ビデオ会議システム『PCS-TL30』を発売します。 |
型 名 |
発売日 |
希望小売価格 |
ビデオ会議システム『PCS-TL30』
※1年間保守サービス付き
|
2005年12月1日 |
315,000円
(税抜価格 300,000円) |
ビデオ会議システムは、ネットワーク環境の充実に伴って、ビジネスの現場におけるスピーディーな意思疎通、遠隔教育や遠隔医療など、ビデオ会議システムが様々なシーンで利用されています。
2004年度の国内市場規模は16,000台(推定)*1を超え、引き続き市場の拡大が予測される中、ソニーは昨年、オールインワン型としては当社初となるパーソナルユースの『PCS-TL50』を発売しています。
今回発売する『PCS-TL30』は、オールインワン型の第二弾として、業界初となるマウスによる快適操作などを実現した新しいタイプのビデオ会議システムです。 |
|
*1: |
富士キメラ総研「映像ソリューションビジネスマーケティング総調査2005」より |
1.ディスプレイとカメラを一体化させたオールインワン型デザイン |
|
・ |
17.1型ワイド液晶ディスプレイと、CMOSカメラ、マイク、スピーカーなど必要な機能をすべて一体化させたコンパクトなボディです。 |
・ |
約130万画素のCMOSカメラを採用し、デジタル方式でズーム、パン、チルトが可能です。 |
・ |
全ての機能をマウスで操作できるマウスオペレーションを業界で初めて採用しました。 |
|
2.高画質・高音質 |
|
・ |
通信帯域は、IP接続時最大2,048kbpsに対応しています。 |
・ |
最新の映像符号化方式H.264を採用し、低帯域の通信においても、クオリティーの高い映像での通信が可能です。 |
・ |
音声符号化方式MPEG-4 AACに対応し、14kHzのクリアで自然な高音質を実現しました。 |
|
3.多彩な画面表示 |
|
単画面表示と2画面表示の切り替えに加え、パソコン画面と相手の映像と自画面を同時に表示可能な3ウィンドウレイアウトに対応します。 |
4.データシェアリング機能 |
|
H.239に準拠することで映像とデータ画像を用いたビデオ会議を実現します。また、データソリューションモジュール『PCSA-DSM1』(別売)を本体に装着することで、パソコンの画面データを相手側に高解像度(XGA)で送信可能です。 |
5.安心の1年間保守サービス付き |
|
・ |
障害発生時の障害切り分けや回避方法、また操作がわからない場合などのご相談をお受けする「テレフォンサポートデスク」の開設 |
・ |
センドバック修理時の「代替機先出しサービス」 |
・ |
サポートデスクにて障害切り分け後、必要と判断した場合設置場所へお伺いして障害対応する「オンサイトサービス」 |
|
|
PCS-TL30 |
通信プロトコル |
端末方式 |
ITU-T H.323 , IETF SIP |
画像符号化方式 |
H.261,H.263,H.263+,H.263++,H.264,
MPEG-4 SP@L3 |
音声符号化方式 |
G.711(3.4kHz@56/64kbps),
G.722 (7.0kHz@48/56/64kbps),
G.728 (3.4kHz@16kbps),
G.729 (3.4kHz@8kbps),
MPEG-4 AAC (14kHz@64k/96kbps) |
遠隔カメラコントロール |
H.281(ズーム/パン/チルト/プリセット移動可能)
※パン、チルトは電子ズーム時のみ可能 |
フレームフォーマット |
H.225 |
暗号化 |
H.235, ソニー独自 |
通信速度 |
IP接続時 |
64〜2,048kbps |
映像 |
画素数 |
CIF(352ピクセル×288ライン), QCIF(176ピクセル × 144ライン), |
フレーム数 |
最大30フレーム/秒 |
画面表示 |
PinP , PandP , side by side , 3ウィンドウ |
音声 |
高音質機能 |
自動適応型エコーキャンセラー (ON/OFF切替可能)
オートノイズリダクション |
リップシンク機能 |
ON/OFF切換可能 |
音声ミュート機能 |
ON/OFF切換可能 |
静止画 |
符号化方式 |
H.261 Annex-D, H.263 4CIF |
画素数 |
4CIF (704ピクセル×576ライン) |
伝送時間 |
約5秒@128kbps,約2秒@384kbps |
入出力端子 |
映像入力 |
RGB × 1 |
映像出力 |
RGB × 1 (PCSA-DSM1使用時) ※メインモニター出力はできません |
音声入力 |
外部マイク入力 × 1,PC用音声入力 (ステレオミニ × 1) |
音声出力 |
外部ヘッドホン出力(ステレオミニ × 1)(※1) |
ネットワーク |
10Base-T/100Base-TX × 1 |
外部制御 |
RS-232C |
その他 |
PC端子 × 1, マウス端子 × 1, メモリースティックスロット × 1, PCSA-DSM1専用端子 × 1 |
カメラユニット |
撮像素子 |
1/3.2型 CMOSセンサー |
画素数 |
約130万画素(有効画素) |
プリセット |
6ヵ所 |
フォーカス |
パンフォーカス |
露出機能 |
オート/マニュアル |
ズーム |
電子ズーム3倍 f=2.3mm, F2.8 |
水平画角 |
約88度 |
パン/チルト |
デジタル方式(電子ズーム時のみ有効) |
その他機能 |
オートホワイトバランス, 逆光補正 |
ディスプレイ |
サイズ |
17.1型ワイド |
アスペクト比 |
15:9 |
解像度 |
1,280 × 768 |
最大画面輝度 |
410cd/m2 |
応答時間 |
13ms |
コントラス比 |
600:1 |
視野角 |
176度 |
発色数 |
1,670万色 |
メモリースティック |
静止画(JPEG)の読み出し/保存, バージョンアップ, プライベートアドレス帳機能(自動発信機能), 機器設定の保存/ロード, アドレス帳の保存/ロード |
ネットワークプロトコル |
TCP/IP, UDP/IP, DHCP, DNS, SNMP, HTTP, TELNET, H.323ゲートキーパー対応 |
ネットワーク機能 |
自動レート制御機能, パケット再送機能(RealtimeARQ), ポートの任意設定, NAT対応, PPPoEのサポート, 暗号化機能, UPnP(※2), IP Precedence/DiffServのサポート |
その他 |
外部制御機能 |
TELNET, webブラウザ-経由で制御可能 |
パスワード機能 |
管理者向け |
データ会議機能 |
PC画面を(XGAまで)送受信可能(送信時はPCSA-DSM1が必要), PCSシリーズから送信されたホワイトボードデータの受信可能。★ |
電源 |
DC19.5V 付属ACアダプターから供給(AC100〜240V,50/60Hz) |
消費電流 |
6.15A |
質量 |
(本体)約 8 kg, (マウス)約 70 g |
外形寸法 |
(本体)幅424 × 高さ419 × 奥行き258mm(スタンド含む)
(マウス)幅54 × 高さ30 × 奥行き94mm(突起部含まず) |
付属品 |
ACアダプター × 1, 電源コード × 1, オプティカルマウス × 1, CD-ROM(取扱説明書) × 1, クイックスタートガイド × 1, B&Pワランティブックレット(保証冊子× 1、無償保証修理記入シート × 1) × 1 |
(※1) |
ビデオ会議利用時の音声はモノラルとなります。 |
(※2) |
機種によってはご利用いただけない場合があります。 |
★将来のバージョンアップで対応予定です。 |
|
■PCS-TL30用データソリューションモジュール 『PCSA-DSM1』 |
希望小売価格157,500円
(税抜価格150,000円) |
|
■SIP用ソフトウェア 『PCSA-SP1』 |
希望小売価格31,500円
(税抜価格30,000円) |
|
*SIP(Session Initiation Protocol)は次世代マルチメディアサービスへの応用が期待されているプロトコルです。
『PCSA-SP1』の対応SIPサーバーはNECのSIPテレフォニーサーバー『UNIVERGE SV7000』になります。 |
|
■マイクロホン 『PCS-A1』 |
希望小売価格63,000円
(税抜価格60,000円) |
|
■マイクロホン 『PCSA-A3』 |
希望小売価格63,000円
(税抜価格60,000円) |
|
|
|
|