○「プライベートでの使用例」
旅行や登山などでの写真撮影で、季節や撮影場所によって異なる風景を、地図上に表示して楽しんでいただけます。
（左下図：閲覧イメージ）

○「ビジネスでの活用例」
たとえば、不動産物件などビジネスで撮影した画像を地図上で閲覧・管理できます。会議資料などにも活用でき、効率的に仕事を進めるツールとしてご活用いただけます。
（右下図：閲覧イメージ）

(注)	GPS衛星の配置は常に変化しているため、ご使用になる場所や時刻などの条件によって測位に時間がかかったり、測位できないことがあります。GPSは衛星から電波を受信し測位するシステムです。ビルや木立の陰など、電波を遮断、反射してしまう場所を避け、できるだけ上空の開けた場所でご利用ください。GPS衛星自体による誤差は、約±10ｍ程度ですが、測位する周辺の環境によっては、さらに大きな誤差を生じることがあります。このような場合は、実際に居た場所と地図上での位置が異なることがあります。

○『GPS-CS1K』の使用方法

＜(1)撮影時＞
本機の電源を入れ、測位を確認し、お手持ちの“サイバーショット”“”や“ハンディカム” ^(＊5)での撮影時に一緒に携帯し、静止画撮影をします。（本機と接続する必要はありません）

＜(2)画像に位置情報付加（マッチング）＞
本機と付属のアプリケーションソフトウエア「GPS Image Tracker」を起動したパソコン^(＊6)をUSB接続し本機のGPSログ（位置情報）をパソコンに取り込みます。その後、画像データをパソコンに取り込みます。パソコンに取り込まれたGPSログと画像データ、それぞれの時間情報をマッチングさせることで、画像データに位置情報が付加されます。

＜(3)日本地図上での地図アルバム（閲覧）＞
「Super Mapple Digital Ver.7 for Sony（付属）」を起動し、地図上に写真を「ドラッグ＆ドロップ」するだけで、写真が日本地図上の撮影した場所に表示され、地図アルバムとしてお楽しみいただけます。画像に追記済みの位置情報や任意の追記情報をもとに、住所などのキーワードで検索・閲覧して楽しんだり、管理することも可能です。

＜(4)世界地図での地図アルバム（閲覧）＞
“サイバーショット”“ハンディカム”に付属のソフトと組み合わせることで、オンライン世界地図（Google Maps）に海外旅行で撮影した画像などを表示させて、世界地図アルバムとして楽しむ事ができます。

(＊5)	対応機種：Memory stick対応の“サイバーショット”/ソニーデジタル一眼レフカメラ“100”『DSLR-A100』（jpegフォーマットのみ対応）/静止画が記録可能なハンディカム。 対応機種の詳しい情報は、ソニーGPSユニットキットOfficial Web　URL　http://www.sony.co.jp/GPSを参照下さい。
(＊6)	付属ソフト「GPS Image Tracker」と「Super Mapple Digital Ver.7 for Sony」をインストール済のパソコン

○GPS情報受信の仕組み
GPS（Global Positioning System）は、米国の高精度な航法用衛星を利用した、地球上のどこにいても自分の正確な位置を知ることができるシステムです。GPS衛星は、高度約20,000kmの6つの軌道上に各4個、合計約24個が配置されていて、地球上のどこからでも常に最低3個の衛星が捕捉できるようになっています。GPS受信機は衛星からの電波を受信し、衛星の軌道情報（アルマナックデータ）と電波の伝播時間のデータなどから自分の位置を計算します。

(＊7)	既発売の『DSC-T30/W30/H5』及び“DSLR-A100”は、『GPS-CS1K』の付属ソフト「Sony Picture Utility」を使用し、パソコンにインストール済みの画像管理ソフトをアップデートすることで、世界地図機能を使用可能です。
(注)	“マップビュー”の閲覧にはインターネットへの接続が必要です。