新開発の“広帯域アナログパワーアンプ”を搭載し、
クリアで原音に忠実な音を再現するマルチチャンネルインテグレートアンプを発売
〜7.1CH リニア PCM、1125p(1080p)の映像に対応したHDMI端子を搭載〜
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2006年8月9日
新開発の“広帯域アナログパワーアンプ”を搭載し、
クリアで原音に忠実な音を再現するマルチチャンネルインテグレートアンプを発売 〜7.1CH リニア PCM、1125p(1080p)の映像に対応したHDMI端子を搭載〜
ソニーは、アナログ方式アンプ特有の「高域の濁り、中域のフォーカス不足、低域の遅れ」といった欠点を飛躍的に改善※した新開発 “ 広帯域アナログパワーアンプ ” を搭載することで、クリアで原音に忠実な音の再現を可能としたマルチチャンネルインテグレートアンプ 『 TA-DA3200ES 』を発売します。
●主な特長
●主な特長(詳細)
ソニーは、マルチインテグレートアンプの最上位機種「TA-DA9100ES」に搭載しているソニー独自のフルデジタルアンプ “ S-Master PRO ” の開発の際、アナログ方式パワーアンプとデジタル方式パワーアンプの音質の違いを丹念に洗い出しました。これにより、明確となった「高域が細く濁りがち」「中域のフォーカス感が不足しがち」「低域が遅れがち」といったアナログ方式のパワーアンプの欠点を徹底的に改善※したのが本機搭載の “ 広帯域アナログパワーアンプ ” です。
<高域の濁り>の改善
音楽出力自体による発熱が原因で発生し、一度発生すると数秒間その痕跡が残るアナログ方式パワーアンプ特有の位相ひずみを改善しました。このひずみは動的なもので、従来の測定方法では測定できません。今までS-Master PROデジタルアンプでのみ達成していた濁りのないしっかりした高域が実現しました。 <中域のフォーカス不足>の改善 高域の位相ひずみは、ボーカルやバイオリンなどの重要な楽器群の倍音構成を乱します。高域の位相ひずみの改善により、中域楽器の正しい音色再現や定位感にも好結果を与えます。 <低域再生の遅れ>の改善 アナログ方式アンプの低域は中高域よりやや遅れてしまう傾向がありました。本機では、その原因となる負帰還前の裸特性への対応策を施しました。またESシリーズ伝統のFBシャーシ、クラスを超える電源の搭載などにより、力感が溢れながらスピード感のある低域を実現しました。
HDMI端子を入力2系統、出力1系統装備しています。最高1125p(1080p)の映像信号に対応しました。
また、本機搭載のHDMI端子は、リニアPCM(192kHz24bit)を7.1チャンネルの音声信号まで再生することが可能です。これにより、デコード出力をPCMでHDMI出力可能なブルーレイディスク対応などの次世代光ディスク対応機器との接続も可能です。 リピータ機能にも対応 HDMI端子に入力されたデジタル信号から音声信号のみ抜き出して再生することが可能です。あわせて、ドルビーデジタル、DTS、AACなどの圧縮ストリームをデコードして、スピーカーからのサラウンド出力にも対応しました。 また、アナログ入力された映像信号は、最高1125i(1080i : ハイビジョン放送の解像度)の映像信号をデジタル信号に変換してHDMI出力することも可能です。
付属の新開発マイクロフォンと独自開発のテストトーンにより高精度かつ高速に音場を補正する自動音場補正機能を搭載しました。測定により、各スピーカー有無判定、各チャンネルの距離、音量バランスを自動設定可能です。
また新開発パラメトリックイコライザー(6バンド)を用いた周波数特性補正を実行します。また、一度測定すると、その特性をメモリーする機能が付いています。 測定した後は、いつでも4つのパターンの中から好きな周波数特性の設定に切り替えることが可能です。 <設定パターン> 1. 全てのスピーカー特性をフラットにする「フルフラット」 2. 前方スピーカーの特性を基準にして、サラウンドスピーカーの特性を合わせる「フロント・リファレンス」 3. ソニーが設計環境に使っている大きな部屋のゆったりした環境を提供する「エンジニア・リファレンス」 4. 補正なし(距離と音量バランスの設定は残ります)
本機は、センタースピーカーやサブウーファーの有無に関わらず、全チャンネルの音源のDA(デジタル→アナログ)変換までを常に同様に処理し、音質を吟味したアナログのミクシング回路で音声信号を混合する “ アナログダウンミックス機能 ” を搭載しました。これにより、センタースピーカーやサブウーファーがない場合でも、リッチで密度の高い音を楽しむことが可能となります。
“ アナログダウンミックス ” 以降の回路では、独自開発のOPプロセッシング回路によりダイナミックレンジがDAコンバータの出力より約30倍(約30dB)も大きいため、アナログダウンミックス回路によるSN比の劣化やクリップは全くおこりません。
<アップコンバータ>
コンポジット入力信号、S映像入力信号、コンポーネント入力信号をHDMI信号に変換。 コンポジット入力信号、S映像入力信号をアナログコンポーネント信号に変換。 コンポジット入力信号をS映像信号に変換 <ダウンコンバータ> コンポーネント入力信号→コンポジット信号およびS映像信号へ変換。 併せて、インターレースからプログレッシブへ変換する機能も搭載しています。
・最大300msecまで対応したA/Vシンク機能(リップシンク機能)を搭載
・全チャンネルに192kHz/24bit D/Aコンバータを搭載 ・脱着式電源コード搭載 ・学習リモコン ●『TA-DA3200ES』の主な仕様
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