2007年4月16日
新商品
※レンズ、バッテリー、ビューファインダー、ダイバーシティチューナーはオプションです。
ソニーは、HD(High Definition)制作のデファクト・スタンダード“HDCAM”シリーズの上位機種として、“HDCAM”カムコーダー『HDW-790』 を発売します。 『HDW-790』は、12bit A/Dコンバーターの採用で、より高精細な階調表現を実現、1080/59.94iでの高画質なコンテンツ制作を可能にします。
商品名/型名 | 発売予定日 | 希望小売価格 |
HDCAMカムコーダー『HDW-790』 | 2007年5月 | 6,405,000円 (税抜価格6,100,000円) |
ソニーは、1997年に“HDCAM”シリーズにおいて、世界初のHDカムコーダー(カメラ一体型VTR)を商品化、プロの要望に応える高画質と機動性・操作性が高く評価され、現在はニュース制作からドキュメンタリー、ドラマ、CM、映画まで幅広いHD制作の現場で運用されています。発売開始以降、既に国内の地上波民間放送局の全127社で採用され、累計出荷台数は全世界で31,000台(2007年3月末時点・HDCAM-SRシリーズも含む)を突破しています。
12bit A/Dコンバーターの採用により、白とびや黒つぶれなどを抑え、高精細な階調表現を可能にしました。
※
前モデルの『HDW-750』は10bit A/Dコンバーターを採用
HD-SDI出力(2系統)とAES/EBUデジタルオーディオ入力(4ch)を標準装備するほか、オプションのダウンコンバーターボード『HKDW-702』(別売オプション)を装着※することにより、SD-SDIまたはアナログコンポジット信号(メニューにて選択)の出力が可能です。
※
HKDW-702を装着した場合、HD-SDI出力は1系統のみとなります。
“CineAlta”(シネアルタ)シリーズのHDCAMカムコーダー『HDW-F900R』に採用されている4種類のプリインストールガンマを標準装備しています。カメラの性能を活かすガンマカーブの設定が手軽に行えます。
高感度CCDの採用に加え、電気的ゲインアップとCCDの多画素読み出し技術を併用することで、高画質を維持したまま、最大+42dBまでの大幅なゲインアップを可能にします。
スローシャッターボード『HKDW-905R』(別売オプション)を装着した場合、CCDへの光の蓄積時間を長くすることにより感度をあげることができ、ノイズの増加を最小限に抑えた高感度撮影が可能になります。
ピクチャーキャッシュボード『HKDW-703』(別売オプション)を装着した場合、待機中のカメラの映像/音声データを大容量メモリに常時蓄え、記録開始点より最大7秒前からの映像/音声データを記録することが可能です。
1080/59.94i 及び50iの双方に対応します。
・
2型白黒ビューファインダー『HDVF-20A』
希望小売価格367,500円(税抜価格350,000円)発売中
2型液晶ビューファインダー。マルチフォーマット対応。
・
3.5型HD液晶ビューファインダー『HDVF-C35W』
暫定希望小売価格 840,000 円(暫定税抜価格 800,000円)2007年7月発売予定
3.5型液晶カラービューファインダー。マルチフォーマット対応。
・
ダウンコンバーターボード『HKDW-702』
希望小売価格472,500円 (税抜価格:450,000円)発売中
HDCAMカムコーダー用ダウンコンバーターボード。
・
ピクチャーキャッシュボード『HKDW-703』
希望小売価格262,500円 (税抜価格:250,000円)発売中
待機中のカメラの映像/音声データを大容量メモリに常時蓄え、記録開始点より数秒前(最大7秒)のデータもテープに記録することが可能。
・
画像反転機能付きスローシャッターボード『HKDW-905R』
希望小売価格315,000円 (税抜価格:300,000円)発売中
最大64フレーム蓄積のスローシャッターまたは画像反転が行えるオプションボード。
|
HDW-790 |
一般 | |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 127×206×308mm |
質量 | 約3.7kg (本体)、約5.4kg(本体、VF、マイク、テープ、バッテリー) |
電源 | DC12V +5.0V/-1.0V |
消費電力 | 約34W (本体のみ、VF、オプションボードは除く) |
動作温度 | 0〜40 °C |
保存温度 | -20〜+60 °C |
動作湿度 | 25〜85%(相対湿度/結露なきこと) |
連続記録時間 | 約110分(BP-GL95使用時) |
VTR部 | |
記録フォーマット | HDCAMフォーマット(BTA-S004B/S005B/S006B準拠) |
テープ幅 | 1/2インチ |
テープスピード | 96.7mm/秒 |
記録・再生時間 | 40分(BCT−40HD使用時) |
早送り・巻き戻し時間 | 約5分(BCT-40HD使用時) |
ビデオ系 | |
サンプリング周波数 | Y: 74.25 MHz, R-Y/B-Y: 37.125 MHz |
量子化特性 | 10ビット/サンプル (圧縮処理: 8ビット/サンプル) |
コンプレッション | コエフィシエントレコーディングシステム |
チャンネルコーディング | S-NRZI PR-IV |
エラー訂正方式 | リードソロモンコード |
エラーコンシールメント | 3次元適応型 |
音声系 | |
サンプリング周波数 | 48KHz(ビデオに同期) |
量子化 | 16ビット/サンプル |
周波数特性 | 20Hz〜20KHz |
ダイナミックレンジ | 85dB以上 |
ひずみ率 | 0.08%以内(1kHz、エンファシスONにて) |
クロストーク | -70dB以下(各チャンネル間、1kHzにて) |
カメラ部 | |
撮像素子 |
2/3型PowerHAD220万画素FIT型CCD(3板式) |
方式 | R.G.B 3CCD方式 |
垂直走波周波数 | 59.94Hz/50Hz |
有効画素 | 1920(H)×1080(V) |
分光系 | BTA-S1005A準拠 |
内蔵フィルター | (CC)A: CROSS, B:3200K, C: 4300K, D: 6300K (ND)1: CLEAR, 2: 1/4ND, 3: 1/16ND, 4: 1/64ND |
マイクロホン | ステレオ |
プログラマブルゲイン | -3, 0, +3, +6, +9, +12, +18, +24, +30, +36, +42dBより 3ポジションに設定可能 |
ターボゲイン | -3, 0, +3, +6, +9, +12, +18, +24, +30, +36, +42dBより 設定可能 |
シャッタースピード | 1/100, 1/125, 1/250, 1/500, 1/1000, 1/2000秒 |
クリアスキャン | 30〜4300Hz (59.94i) |
レンズマウント | ソニーバヨネット(2/3インチ) |
感度 | F10 (2000lx, 89.9%反射) |
最低被写体照度 | 0.0024lx(F1.4, +42dB, SLS64フレームにて) |
映像SN比 | 54dB(代表値) |
水平解像度 | 1000TV本 |
レジストレーション | 0.02%(全域、レンズ除く) |
幾何学歪 | 測定限界値以下(レンズ除く) |
スミアレベル | -135dB以下 |
変調度 | 45%(代表値 40%以上、27.5MHz中心) |
入出力信号 | |
BATTERY TERMINAL | 5ピン |
DC IN | XLRタイプ 4ピン |
DC OUT | 4ピン DC11〜17V, 最大定格電流0.1A |
AUDIO CH1 IN | XLRタイプ 3ピン |
AUDIO CH2 IN | XLRタイプ 3ピン |
MIC IN | XLR-タイプ 5ピン |
EARPHONE OUT | ミニジャック×2 |
REMOTE (CAMERA) | 8ピン |
TC IN | BNC |
TC OUT | BNC |
GENLOCK IN | BNC |
HD SDI OUT | BNC |
TEST OUT | BNC |
LENS | 12ピン |
VF | 20ピン |
AUDIO MONITOR OUT | XLR-タイプ 5ピン |
EXTERNAL I/F | 50ピン |
VOLUME | |
AUDIO LEVEL CH1 | ○ |
AUDIO LEVEL CH2 | ○ |
ALARM | ○ |
MONITOR | ○ |
FRONTMIC LEVEL | ○ |
MENU | ○ロータリースイッチ |