2007年9月6日
2007年10月17日改訂
新商品
レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ“α700”『DSLR-A700』(ブラック)
左:DT 16-105mm F3.5-5.6付
右:DT 16-105mm F3.5-5.6および縦位置グリップ『VG-C70AM』付
ソニーは、新開発の有効1224万画素 CMOSセンサー「Exmor」(エクスモア)と進化した画像処理エンジン「BIONZ」によるこだわりの高画質撮影を実現し、HDMI端子を搭載し、撮影した写真をハイビジョン画質※1で〈ブラビア〉などのハイビジョンテレビに映し出すことができる※2デジタル一眼レフカメラ “α700”『DSLR-A700』を発売します。本体には軽量で強度に優れたマグネシウム合金を採用し、堅牢性と約690gという軽量化を両立したボディを実現。加えて、“α700”にふさわしい交換レンズやアクセサリー群も順次発売してまいります。
昨年発売した初号機“α100”に続き、今回“α700”を発売することで、デジタル一眼レフカメラならではの高画質撮影を楽しみたいお客様に、写真を「撮る」「見る」という新しい楽しみ方を提案してまいります。ソニーは、引き続き“α”シリーズのラインナップを拡充し、魅力的で使いやすい商品群を提供してまいります。
型 名 | 発売日 | 希望小売価格 | ボディカラー |
レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ “α700ボディ”『DSLR-A700』 |
11月9日※ | オープン価格 | ブラック |
“α700 DT16-105レンズキット”『DSLR-A700P』 (DT 16-105mm F3.5-5.6付) |
【高画質で撮る】
1.
新開発の有効1224万画素CMOSセンサー「Exmor」(エクスモア)と進化した画像処理エンジン「BIONZ」の搭載でこだわりの高画質を実現
新開発の有効1224万画素APS-CサイズCMOSセンサー「Exmor」と、“α700”に最適化された画像処理エンジン「BIONZ」との組み合わせで、低ノイズと高解像度を両立し、高画質を実現。
2.
すべてのαレンズで効果が得られる※3進化した「ボディ内蔵手ブレ補正機能」搭載
補正効果はシャッター速度に換算して約2.5〜4段分。『ソニーαレンズ』をはじめ、「αマウントシステム」準拠のコニカミノルタ製・ミノルタ製のレンズ※3も使用可能。
3.
ハイアマチュアモデルにふさわしい性能と使いやすい操作性を実現
軽量で強度に優れたマグネシウム合金を採用し、堅牢性と約690gという軽量化を両立したボディを実現。また、新開発の高性能AFシステム、高速連続撮影5コマ/秒、撮影者の意図をダイレクトに反映する新しい操作性など中級機種としてふさわしい高い性能と操作性を実現。
【高画質で見る】
1.
HDMI端子搭載で、ハイビジョン静止画出力対応
別売のHDMIケーブルを使用して、〈ブラビア〉などのハイビジョンテレビに接続すれば、高精細かつ迫力あるハイビジョン画質※1で写真鑑賞を楽しむことが可能。さらに9月に新発売する「ブラビア プレミアムフォト」対応の〈ブラビア〉※4と接続すると、写真が持つ繊細さや自然な階調表現などを忠実に再現。
2.
大きくて見やすい、写真画質の3.0型「エクストラファイン液晶」を搭載
約92.1万ドット、3.0型「エクストラファイン液晶」を搭載。270ppi※5のキメ細やかさに加え、色数1,677万色を実現。
※1
3:2モード:水平1620画素×垂直1080画素、16:9モード:水平1920画素×垂直1080画素
※2
HD静止画を見る場合はHD入力(HDMI端子)対応のテレビと別売のHDMI端子ケーブル『DLC-HDM15』『DLC-HDM20』が必要です。
※3
コニカミノルタ製 AFマクロズーム3X-1X F1.7-2.8では手ブレ補正効果が得られません。
※4
「ブラビア プレミアムフォト」対応〈ブラビア〉:X7000/5050/5000シリーズ、W5000シリーズ、V5000/3000シリーズ
※5
1インチあたりのピクセル数
<「撮る」機能>
新開発の有効1224万画素APS-CサイズCMOSセンサー「Exmor」を搭載。被写体の細部まで映し出す高解像力と豊かな階調表現を兼ね備えています。
また、CMOSセンサー上でカラム(列)ごとにAD変換を行う「カラムAD変換」に加え、アナログとデジタル信号双方でノイズを除去するデュアルノイズリダクション回路を搭載。光を捉え電気信号に変換する初期段階からノイズを除去するため、高感度域までノイズを極力抑えた高品位な画質を実現します。
画像処理エンジンには“α700”に最適化された新開発の「BIONZ」(ビオンズ)を搭載。CMOSセンサーからの大容量の画像データを高速に処理するとともに、αレンズの描写力や「Exmor」の高い解像力を最大限に生かすため、解像感・色再現・階調再現・低ノイズの4要素を高次元でバランスを取り、目で見たままの自然な色再現と解像感のある美しい画像を実現しました。
また、「BIONZ」においても、新たに画像処理前のRAWデータ段階でノイズ低減処理を行うことで、カラーノイズや輝度ノイズを最小限に抑える「RAWノイズリダクション」を搭載しました。
さらに、ISO感度は、ISO3200※6まで対応。夜景や薄暗い室内の撮影時も、フラッシュなしで背景までくっきり撮影できるほか、動きの速い子供やスポーツなどのシーンでも被写体ブレの少ない鮮明な撮影が可能です。また、感度を上げると発生しやすくなるノイズを抑えるため、ISO感度を1600以上の高感度に設定した際に働く「高感度ノイズリダクション」機能を搭載。設定は「強・標準・弱」の3段階から選択することが可能です。「Exmor」と「BIONZ」との組み合わせで、大容量の画像データをノイズを大幅に抑えて高精度に処理し、高解像感と低ノイズを両立した臨場感のある美しい画像を実現します。髪の毛の1本1本やつややかな肌の質感などのディテール描写や階調表現にも優れており、高性能レンズの描写力を余すことなく発揮することができます。
※6
感度拡張としてISO6400まで対応。
「ボディ内蔵手ブレ補正機能」がさらに進化。補正効果はシャッター速度に換算して約2.5〜4段分となり、手もとのわずかな揺れから、普段は気がつかない体全体の大きくゆったりとした揺れにまで対応します。ボディ内部のCMOSセンサーユニット自体を動かして手ブレを補正する方式のため、広角から望遠まですべての「αレンズ」※3で手ブレを補正します。「αマウントシステム」に準拠したコニカミノルタ製・ミノルタ製のレンズ※3でも手ブレ補正効果※7が得られます。
手ブレの発生しやすい薄暗い夕景の撮影や室内での撮影、望遠撮影やマクロ撮影など、これまでフラッシュや三脚が必要だった撮影シーンでも、「手持ち」撮影で手ブレを大幅に抑えることが可能になります。
※7
手ブレ補正効果(段数)は、撮影状況やレンズにより異なります。また、手ブレが大きすぎる場合やシャッタースピードが極端に遅い場合など、撮影条件やレンズにより手ブレを完全に補正できない場合があります。
新しく、中央デュアルクロス11点AFセンサーを開発。オートフォーカス(AF)の高精度化とシャッターチャンスを逃さないための高速化を図りました。幅広いエリアをカバーしているので、撮影する際の構図の自由度が向上するとともに、動く被写体を撮影する際でも被写体をフォーカスエリアにとらえやすくなっています。画面中央部には、縦横のクロスセンサーを二重に配置したほか、高精度のF2.8センサーを重ねて配置。オートフォーカスの精度が格段に向上しました。
また、被写体距離演算とフォーカス位置へのレンズ駆動制御時間も大幅に短縮したほか、被写体の動きを先読みしてピント位置の自動補正をおこなう動体予測機能の高速化も実現し、スポーツなどの撮影でもしっかりとピントを合わせることができます。
進化した新画像処理エンジン“BIONZ”の高速処理能力やシャッターやミラー機構を高速駆動させるためのハイパワーコアレスモーターなどの搭載、連続撮影シーケンス制御の最適化により、“α700”では秒間5コマの高速連続撮影を実現しました。ドライブモードで1コマ撮影、5コマ/秒、3コマ/秒から撮影に応じた連写速度が選べます。
撮影画像の記録方式としては、JPEGとRAWに加え、新たにcRAW(圧縮RAW)形式を搭載しました。RAW画像のもつ画像細部の情報を保ちながら、ファイルサイズを約60%〜70%に圧縮し記録することで、RAWデータでも25枚まで高速連続撮影が可能です。※8
※8
ソニー製300xコンパクトフラッシュカードNCFDシリーズ使用時。使用するメモリーカードや撮影モードの設定などの撮影条件により、連続撮影枚数が異なります。また撮影条件により長時間の連続撮影時はカメラ内の保護機構により連続撮影が停止することがあります。
1)
撮影シーンや撮影者の意図に合わせて画像の仕上がりを設定する「クリエイティブスタイル」
撮影シーンや撮影者の意図に合わせて画像の仕上げを簡単に設定できる「クリエイティブスタイル」機能を搭載。スタンダード、ビビッド、ニュートラル、AdobeRGB、ポートレート、ディープなど14種類※9のベーススタイルから選択できます。さらに、コントラスト、彩度、シャープネス、明度、ゾーン選択をそれぞれに調整し、自分の好みの画像に加工することが可能です。なお、ゾーン選択は+2〜−1の範囲で調整することができ、プラス側に調整すると白とびを押さえ、マイナス側に調整すると黒つぶれをやわらげることができ、より微妙な画像仕上げを可能とします。
※9
クリエイティブスタイル:スタンダード、ビビッド、ニュートラル、AdobeRGB、クリア、ディープ、ライト、ポートレート、風景、夕景、夜景、紅葉、白黒、セピアの計14種類
2)
進化したDレンジオプティマイザー
撮影した画像データを瞬時に分析し、撮影シーンに応じて適切な露出・階調表現に自動補正する“Dレンジオプティマイザー” 機能を搭載。明暗差が大きいシーンでは、被写体が黒くつぶれたり、背景が白く飛んで写ってしまうことがありますが、“Dレンジオプティマイザー” 機能を使用すると、撮影シーンの画面状態を自動に判別し、ガンマカーブや露出レベル、色、シャープネスなどのパラメーターまでも自動補正し、目で見たときの印象に近い自然な画像を実現します。※10
“Dレンジオプティマイザー” 機能には、画像全体を一様に補正する「スタンダードモード」と、画像の領域ごとに適正な補正を行い黒つぶれと白とびの両方を抑える「アドバンスモード」※11がありますが、“α700”の「アドバンスモード」には新たに、補正効果を1〜5段で選択できる「アドバンスレベル設定機能」や補正効果の異なる3枚(弱・中・強)を1度に撮影できる「アドバンスブラケット機能」も搭載しており、撮影者のクリエイティブな作画をサポートします。
※10
撮影シーンや条件により補正の効果は変わります。
※11
“Dレンジオプティマイザー”機能の「アドバンスモード」にはアピカル社の技術を使用しています。
1)
光学ガラスペンタプリズムを採用した高性能ファインダー:
光学ファインダーは視野率95%、倍率0.9倍を確保しており、ピントや構図をしっかり確認することができます。また、フォーカシングスクリーンにはピントの山がつかみやすい「スフェリカルアキュートマット」を採用。MF時も快適なピント合わせができます。
2)
素早い操作を実現するクイックナビゲーション機能:
素早い操作を実現するクイックナビゲーション機能を搭載。撮影情報画面からファンクションボタンを押してクイックナビゲーション画面に変更すると、ISO感度、露出補正、調光補正、フラッシュモード、ドライブモード、ホワイトバランス、フォーカスエリア、Dレンジオプティマイザー、クリエイティブスタイル、画質、画像サイズの11項目の機能設定や変更をすることが可能です。右手だけで簡単に素早く操作が行えます。
3)
充実したカスタム設定機能:
撮影者個々の撮影スタイルや撮影状態に応じた使い方を設定するため、登録機能(MR)※12とカスタムボタン機能(Cボタン)※13を搭載しました。登録機能では、撮影モードやフォーカスモードなど28項目におよぶ撮影機能の組み合わせを最大3つまで登録することができ、登録した設定はカメラ上面のモードダイヤルをMRに合わせると即座に呼び出すことが可能です。カスタムボタン機能は、AFロックやフォーカスエリアなど使用頻度の高い機能をあらかじめCボタンに登録しておく機能で、Cボタンを押すだけで登録した項目を呼び出せるので、撮影リズムをくずさず、すばやく機能することができます。さらに、カメラの各種機能を自分の好みに設定する21項目※14のカスタムメニューも搭載しています。
※12
登録機能:画像撮影モード、ドライブモード、ISO感度、ホワイトバランス、露出補正、測光モード、フォーカスモード、画像サイズ、縦横比、画質、Dレンジオプティマイザー、クリエイティブスタイル、カスタムボタンの機能、露出値ステップ幅、フラッシュモード、調光モード、発光レベル、調光補正、ISO AUTO上限、ISO AUTO下限、AF-Aの機能、フォーカスエリア、フォーカスエリア位置、フォーカス/レリーズ優先、AF補助光、シャッター半押しAF、長秒時ノイズリダクション、高感度ノイズリダクションの設定の組み合わせを登録
※13
カスタムボタン機能(15項目から選択): AFロック、AF/MFコントロール、プレビュー、ISO感度、ホワイトバランス、露出補正、調光補正、ドライブモード、フォーカスエリア、画像サイズ、画質、クリエイティブスタイル、Dレンジオプティマイザー、フラッシュモード、登録設定
※14
カスタムメニュー:アイスタート AF、アイスタートAFの作動、AF/MFボタンの機能、AF/MFコントロール、AF駆動速度、フォーカスエリア点灯、フォーカスホールドボタン、AELボタン、前後ダイヤルの設定、ダイヤル露出補正、ダイヤルロック、設定ボタンの操作、カードなし時のレリーズ、レンズなしの時のレリーズ、赤目軽減発光、露出補正の影響、ブラケット順序、オートレビュー、接眼時自動消灯、撮影情報画面、撮影構図の縦横
1)
信頼性に優れたマグネシウム合金ボディ:
ボディの外装の上部と前部カバーに、軽量で強度に優れたマグネシウム合金を採用。堅牢性と約690gという軽量化を両立したボディを実現しました。
ボディ内部のシャーシには、高剛性のアルミ素材を使用し、軽量化と強度を両立させました。
2)
防塵・防滴に配慮した設計:
各操作ボタン、ダイヤル部、カード挿入口などに、水滴や埃が入りにくいシーリング部材を使用し、防塵・防滴に配慮した構造となっています。※15
※15
防塵防滴に配慮した構造となっていますが、ホコリや水滴の侵入を完全に防ぐものではありません。
3)
約650コマ※16のスタミナ性能
大容量“インフォリチウム”バッテリーパック「NP-FM500H」の使用により、1回のフル充電で約650コマ※16の撮影が可能なスタミナ性能を実現しました。バッテリー残量は5段階のアイコンに加え、1%単位で詳細に表示されます。
※16
撮影コマ数はCIPA規格準拠(内蔵フラッシュ使用率50%の場合)。ただし、低温の場合など撮影条件により異なります。
4)
約10万回の耐久性能を持つシャッター:
“α700”に、約10万回の耐久性能を持つ、新開発の高精度・高速シャッターを搭載。最高1/8000秒、フラッシュ同調速度1/250秒(手ブレ補正時:1/200秒)を実現しました。
5)
ゴミがつきにくいアンチダスト機能搭載:
レンズ交換時にゴミやほこりがカメラ内部に入り込み、画像にゴミが写りこむことを防ぐ「アンチダスト機能」を搭載。撮像素子前面のローパスフィルター表面に静電気を防止する特殊な「アンチダストコーティング」を施すことで、静電気によるゴミやほこりの吸着を防止します。さらに、カメラのメインスイッチをオフする際には、手ブレ補正機能メカニズムを利用して撮像素子を振動させる「アンチダスト駆動」を自動的に行い、ゴミやほこりをつきにくくしています。
“メモリースティック デュオ”とコンパクトフラッシュ/マイクロドライブの2種類のメモリーカードに対応したデュアルスロットを搭載。メモリースティックデュオスロットは、 “メモリースティック デュオ” “メモリースティックPROデュオ”に加え、新たに高速データ転送が可能な “メモリースティック PRO-HGデュオ”に対応しました。コンパクトフラッシュは高速転送方式のUDMA(Ultra Direct Memory Access)に対応。ソニーから新発売のUDMA対応300倍速モデルNCFDシリーズでは、JPEGファインモード、スタンダードモードで、カード容量一杯までの連続撮影が可能です。また、両方のスロットにメモリーカードを入れておけば、一方のメモリーカードの残量がなくなった場合でも、カードを切り替えて撮影を続行できます。
<「見る」機能>
別売のHDMIケーブル『DLC-HDM15』『DLC-HDM20』を使用して、〈ブラビア〉などのハイビジョンテレビに接続すれば、“α700”で撮影した美しい写真を高精細かつ迫力あるハイビジョン画質※1で楽しめます。
また、“α700”は「ブラビア プレミアムフォト」に対応しており、同じく9月に新発売する「ブラビア プレミアムフォト」に対応した〈ブラビア〉※4と接続すると、写真鑑賞に最適化された画質モードに自動で切り替わり、写真が持つ繊細さや自然な階調表現、色合いなどを忠実に再現します。また、再生操作はカメラ側からスピーディーに行えるので、撮影枚数の多いデジタル一眼レフカメラをお使いのお客様の画像確認も快適に行えます。付属の専用リモコンを使って離れた場所からでも操作可能です。
約92.1万ドット、3.0型「エクストラファイン液晶」を搭載。270ppi※5のキメ細やかさに加え、色数1,677万色を実現。『α100』比2.8倍の高いコントラスト再現力により、被写体の細部まで色鮮やかに再現します。
ハイブリッド型液晶の採用と液晶モニターへの光の反射や映り込みを抑える多層膜コーティング処理技術「ARコート(反射防止処理)」により、まぶしい太陽の下でもきめ細やかで鮮やかな表示を実現しており、撮影したその場で画像の細部まで確認することが可能です。
また、3.0型の大型液晶画面で、撮影情報やカメラの各種機能の設定を一目で確認できるので、撮影情報を表示するナビゲーションディスプレイとしても威力を発揮します。詳細表示(標準)よりも大きい文字・アイコンで表示する拡大表示への切り替えが可能なほか、カメラを縦位置に構えた時は液晶表示も自動で縦位置に切り替わります。
・
「Image Data Converter SR Ver.2.0」:
RAWモードで撮影した画像をパソコン上で高速かつ高画質に現像・調整するソフトウェア。
トーンカーブやシャープネス、ホワイトバランスなど豊富な機能を使って調整できるほかDレンジオプティマイザー機能やクリエイティブスタイルにも対応しました。また、調整中の表示画面と現像結果が一致するリアルタイム現像処理を実現し、現像からレタッチまで直感的に操作することが可能です。
・
「Image Data Lightbox SR」:
フィルムカメラで撮影した写真をライトボックスでチェックしていたように、撮影した大量の画像を比較・確認して整理するソフトウェアです。サムネイル画像と拡大画像を同時に表示できるほか、一覧表示の画像から1枚または複数枚を選んで同時に拡大したり、写真ごとに評価付けして整理することも可能です。
・
「Remote Camera Contorol」:
“α700”をUSBケーブルでパソコンと接続し、カメラに触れずにパソコン側からの操作で撮影ができるソフトウェア。撮影画像を直接パソコンに記録することができ、メモリーカードの容量を気にせず撮影することが可能です。
『NCFD2G/4G/8G』 (300倍速書き込み)
発売日:10月19日発売予定 (オープン価格)
■主な特長
1.
“α700”などのUDMA対応デジタル一眼レフカメラの高速書き込み機能を最大限に生かせるUDMA対応300倍速モデル(45MB/s 書き込み)
※
1倍速=150KB/s
2.
データ復旧サービス対応
3.
便利な収納ケース付属
・
縦位置グリップ『VG-C70AM』
縦位置撮影時も、横位置と変わらない優れたホールド感と操作性を実現する“α700”専用縦位置グリップ。レンズ光軸との最適な位置関係を考慮して配置された独自のグリップ形状に、ローポジションのシャッターボタンと、カメラ設定や制御をおこなう操作ボタンを背面に配置。縦位置撮影時の操作性を大幅に向上させ、横位置撮影同様のストレスのない撮影を実現します。
また、“インフォリチウム”バッテリー『NP-FM500H』を最大2個装着可能。使用中のバッテリー残量が1%単位まで表示できるほか、片方のバッテリーが消耗すれば自動的にもう片方のバッテリーに切り替えての連続撮影が可能。長時間の撮影でもバッテリー容量を気にせず撮影できます。
グリップの外装には、“α700”と同様に軽量化と高剛性を両立させるマグネシウム合金を採用。各部操作ボタンやダイヤル部には、防塵・防滴に配慮したシーリングを採用しました。※17
※17 防塵・防滴に配慮した設計となっていますが、埃や水滴の浸入を完全に防ぐものではありません。
希望小売価格:36,750円(税抜価格:35,000円)
発売日:11月9日※
・
液晶保護カバー『PCK-LH1AM』
“α700”の液晶割れや傷を防ぐ、ポリカーボネイト製ハードカバー
希望小売価格:1,260円(税抜価格:1,200円)
発売日:11月9日※
・
液晶保護シート『PCK-LS1AM』
“α700”の液晶モニターに貼り付けて、傷や汚れから液晶を保護します
希望小売価格:1,050円(税抜価格:1,000円)
発売日:11月9日※
※発売日を16日から9日に変更させていただきました。(2007年10月17日付け)
使用レンズ | ソニーαレンズ | |
撮像部 | 撮像素子 | 23.5×15.6mm (APS-Cサイズ)“Exmor”CMOSセンサー |
画素数 | 総画素数:1305万画素 有効画素数:1224万画素 |
|
アスペクト比 | 3:2 | |
カラーフィルター | RGB原色フィルター | |
ダストリダクション | 帯電防止コートおよびイメージセンサーシフト駆動によるアンチダスト機能搭載 | |
撮像感度 | 自動、ISO100〜3200(6400まで拡張可能)、1/3段ステップ | |
記録部 | 記録媒体 | “メモリースティックデュオ”/“メモリースティックPROデュオ” / “メモリースティックPRO-HGデュオ”、コンパクトフラッシュカード TYPET、II(UDMA対応)、マイクロドライブ |
ファイルシステム | FAT12、16,32対応 | |
記録形式 | JPEG、RAW、RAW+JPEG(RAW:ARW2.0形式)、DCF2.0準拠、DPOF(Ver1.1)のプリント機能に対応、Exif2.21に対応 | |
記録画素数 | 【3:2】4272×2848(L)、3104×2064(M)、2128×1424(S) 【16:9】4272×2400(L)、3104×1744(M)、2128×1200(S) 【RAW】4288×2856 |
|
色空間 | sRGB、Adobe RGB | |
画質モード | スタンダード、ファイン、エクストラファイン、RAW(非圧縮)、cRAW(圧縮)、RAW+JPEG(ファイン)、cRAW+JPEG(ファイン) | |
ノイズリダクション | 【長秒時】ON/OFF可能、シャッター速度1秒以上時に対応。時間制限なし(バルブ)。 【高感度NR】標準/強/弱、ISO1600以上に適用 |
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クリエイティブスタイル | 【ベーススタイル※18】スタンダード、ビビッド、ニュートラル、Adobe RGB、クリア、ディープ、ライト、ポートレート、風景、夕景、夜景、紅葉、白黒、セピア 【調整項目※19※20】コントラスト、彩度、シャープネス、明度、ゾーン 【ユーザー設定登録】3種 |
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Dレンジオプティマイザー機能 | OFF/スタンダード/アドバンスオート/アドバンスレベル設定選択可能、アドバンスブラケット(3コマ、H/L選択可能) | |
消去機能 | 1コマ、指定コマ、カード内全コマ、誤消去防止機能あり | |
ホワイトバランス | モード | オート プリセット(太陽光/日陰/曇天/白熱灯/蛍光灯/フラッシュ)/ 色温度設定(色温度:2500〜9900K、カラーフィルター:G9〜M9全19段階) カスタム |
ホワイトバランス ブラケット撮影 |
ずらし量2段階、3コマ | |
手ブレ補正機能 | 方式 | イメージセンサーシフト方式 |
表示 | ファインダー内に手ブレ補正インジケーター表示 | |
効果 | シャッタースピードで約2.5〜4段(撮影条件・レンズにより異なる) | |
表示部 | 液晶モニター | 3.0型、約92.1万ドット/ハイブリッド型(エクストラファイン液晶) |
撮影情報表示 | ナビゲーションディスプレイ機能 (拡大表示、縦位置自動回転機能あり) |
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再生画像表示 | 1コマ再生(画像のみ、画像+情報、画像+情報+5枚の履歴、 画像+情報+RGBヒストグラム)、インデックス再生(4/9/25コマ) |
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その他の表示機能 | 拡大再生(最大約13倍:Lサイズ/10倍:Mサイズ/6.7倍:Sサイズ)、白とび黒つぶれ警告機能、スライドショー機能、 撮影構図(縦横自動回転再生機能、ON/OFF選択可) |
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AF | フォーカスモード | AF/マニュアルフォーカス(MF)切替可能 AFモード:シングルAF、AF制御自動切替、コンティニュアスAF、 ダイレクトマニュアルフォーカス |
主な機能 | フォーカスエリア切替(ワイドエリア/ローカルフレーム11点より選択/スポットフォーカスエリア(中央固定))、動体予測、追尾表示、フォーカスロック | |
アイスタートAF | 撮影メニューでON/OFF可能 | |
検出方式 | TTL位相差検出方式 | |
検出素子 | CCDラインセンサー(中央デュアルクロス11エリア11ライン) | |
検出輝度範囲 | EV0〜18(ISO100相当) | |
AF補助光 | 内蔵LEDによる補助光、到達距離約1〜7m | |
AE | 露出モード | プログラムAE(オートモード/Pモード、プログラムシフト機能付)、 絞り優先AE(Aモード)、シャッター速度優先AE(Sモード)、 マニュアル(Mモード) |
シーンセレクション | ポートレート・風景・スポーツ・夕景・夜景/夜景ポートレート・マクロ | |
測光方式 | TTL開放測光(多分割測光、中央重点平均測光、スポット測光) | |
測光素子 | 40分割ハニカムパターンSPC | |
測光範囲 | EV0〜20(スポット測光時はEV2〜20)ISO100相当、F1.4レンズ使用 | |
露出補正 | ±3.0EV(1/3、1/2EVステップ選択可能) | |
AEロック | フォーカスロック時自動AEロック、AEロックボタンによるAEロック | |
フラッシュ | 形式 | 内蔵、手動ポップアップ形式 |
調光方式 | ADI調光/P-TTL調光/内蔵マニュアル | |
照射角 | 16mmレンズをカバー(レンズ表記の焦点距離) | |
フラッシュモード | 自動発光/強制発光/後幕シンクロ/スローシンクロ/マニュアル発光/赤目軽減発光/ハイスピードシンクロ※21/ワイヤレス※21 | |
ガイドナンバー | 12(ISO100・m) | |
調光補正 | ±3EV(1/3EV、1/2EVステップ選択可能) | |
充電時間 | 約3秒 | |
シンクロターミナル | 有(逆極性対応) | |
外部フラッシュ (別売) |
HVL-F56AM、HVL-F36AM、マクロツインフラッシュキットHVL-MT24AM | |
シャッター | 形式 | 電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター |
シャッター速度範囲 | 1/8000〜30秒、バルブ | |
フラッシュ同調速度 | 1/250秒(手ブレ補正機能OFF時)、 1/200秒(手ブレ補正機能ON時) |
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ファインダー | 形式 | ペンタプリズム、アイレベル固定式 |
フォーカシングスクリーン | スフェリカルアキュートマット | |
視野率 | 95% | |
倍率 | 0.9倍(50mmレンズ、無限遠時) | |
ミラー | クイックリターン式 | |
アイポイント | 最終光学面から約25mm、接眼枠から約21mm | |
視度調整 | -3.0〜+1.0m-1(ディオプター) | |
ファインダー情報 | 【視野内】フォーカスエリア/スポットフォーカスエリア/スポット測光サークル/縦横比16:9上下枠 【視野外】フラッシュ測光補正/フラッシュ充電/ワイヤレスフラッシュ/ハイスピードシンクロ/マニュアルフォーカス/フォーカス/シャッタースピード/絞り値/測光インジケーター/AEロック/連続撮影残り枚数/手ブレ警告/手ブレインジケーター/縦横比 16:9 |
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アイピースカップ | 着脱式 | |
撮影機能 | 連続撮影 (フレームレート) |
【HI】最高約5コマ/秒、【Lo】最高約3コマ/秒 |
連続撮影可能枚数 | JPEG(スタンダード/ファイン):枚数制限なし(カード容量まで) JPEG(エクストラファイン):16コマ、RAW:18コマ、cRAW:25コマ、 RAW+JPEG:12コマ、cRAW+JPEG:12コマ ※メモリーカードの書き込み速度により異なる |
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セルフタイマー撮影 | 10秒、2秒(ミラーアップ機能付)、LED・ブザーで告知 | |
露出ブラケット撮影 | コマ数:3コマ/5コマ、1/3、1/2、2/3EVステップ、単写/連写切替可能 | |
その他の撮影機能 | アフタービュー機能、プレビュー機能 | |
その他 | 起動時間 | 約0.2秒 |
操作音 | ブザー音(AF、セルフタイマー時) | |
対応プリント機能 | Exif Print、Print Image Matching III、PictBridge | |
カスタマイズ機能 | カスタムメニュー21種類、撮影設定登録3セット、カスタムボタン15種機能から選択 | |
電源 | 使用電池 | リチウムイオンバッテリーパック「NP-FM500H」※22 |
バッテリーチェック | 5段階アイコン表示、パーセント表示 | |
撮影可能コマ数 | 約650コマ(CIPA規格準拠、内蔵フラッシュ使用率50%) | |
外部電源(別売) | ACアダプター/チャージャーAC-VQ900AM、縦位置グリップVG-C70AM | |
入出力 | PCインターフェース | USB2.0Hi-Speed(マスストレージモード(Multi LUN対応)/PTPモード) |
HD出力 | HDMI端子(タイプCミニ端子) | |
ビデオ出力 | NTSC/PAL切替式 | |
リモートコントロール | 専用ワイヤレスリモコン付属、別売リモートコマンダーRM-S1AM、RM-L1AMに対応、パソコン制御機能対応(付属ソフトウェアにて画像転送機能、カメラ制御機能に対応) | |
対応OS | 本機とつなぐパソコンは、下記の推奨環境が必要です。 Windows(R) 2000 Professional, Windows(R)XP Home Edition, Windows(R)XP Professional, Windows(R)Vista Home Basic, Vista Home Premium, Vista Ultimate, Vista Business, Vista Enterprise Macintosh:Mac OS X(v10.1.3以降)に対応 |
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サイズ | 外形寸法(W×H×D) | 141.7×104.8×79.7mm |
質量 | 本体質量:約690g(電池、記録メディアなど、付属品含まず) | |
使用温度範囲 | 約0〜40℃ | |
付属品 | リチウムイオンバッテリーパック「NP-FM500H」、バッテリーチャージャー「BC-VM10」、リモコン「RMT-DSLR1」、ビデオケーブル、USB接続ケーブル、電源コード、ショルダーストラップ、ボディキャップ、アクセサリーシューキャップ、アイピースカップ、CD-ROM 他 |
※18
スタイル選択により色空間と最適な画像処理(コントラスト/彩度/シャープネス/WBほか)を自動制御
※19
白黒/セピア選択時には彩度の任意設定はできません
※20
ゾーン設定を0以外にしている時はコントラストの任意設定ができません
※21
対応外部フラッシュ『HVL-F56AM』『HVL-F36AM』使用時
※22
リチャージャブルバッテリーパック『NP-FM55H』、『NP-FM50』、『NP-FM30』は“α700”には使用できません
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文中の効果写真はすべてイメージです
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本機の動作温度は約0〜40℃です。動作温度を超える極端に寒い場所や暑い場所での撮影はおすすめできません
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および「BIONZ」はソニー株式会社の商標です。
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Exmorは、ソニー(株)の商標です。
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Microsoft,Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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Macintosh,Mac OSは、米国およびその他の国で登録された米国Apple Inc.の登録商標または商標です。
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CompactFlash(コンパクトフラッシュ),およびCFは、米国サンディスク社の商標です。
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その他記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。