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2007年9月28日

新商品

新開発120Hzハイフレームレート対応フルHDパネル「SXRD」の搭載で
鮮明な映像表現を実現した〈ブラビア〉ビデオプロジェクター最上位モデルを発売

〈ブラビア〉ビデオプロジェクター「VPL-VW200」
SONY 〈ブラビア〉ビデオプロジェクター「VPL-VW200」

 ソニーは、デジタルハイビジョン放送などの高精細な映像ソースの魅力を存分に生かし、映画館のフィルム上映のように滑らかな質感が楽しめる〈ブラビア〉ビデオプロジェクター『VPL-VW200』を発売します。
 本機は、従来比2倍の液晶駆動速度により120Hzフレームレート表示を実現するソニー独自のディスプレイデバイス「0.61型ハイフレームレート フルHD SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)※1」を搭載。 加えて、動きの早い映像も残像感を少なく滑らかに表現するソニー独自の技術「モーションフロー」を搭載することで、さまざまな動きの早いシーンで発生しやすいブレを低減し、大画面でも滑らかで目の疲れにくい映像をご家庭でお楽しみいただけます。
 また、ビデオプロジェクター用に新たに調整したソニー独自の高画質回路「ブラビアエンジンプロ」を搭載し、ランプには太陽光に近い光特性を持つ「ピュア・キセノンランプ」を使用することで、緻密で滑らかな質感と自然で鮮やかな色調で映像を再現します。

※1:

X-tal=Crystalの意味


型 名 発売日 希望小売価格
〈ブラビア〉ビデオプロジェクター「VPL-VW200」 11月20日 1,365,000円
(税抜価格1,300,000円)
※『主な仕様』中の外形寸法を訂正いたしました。(2007年11月30日)

●主な特長

1.

『0.61型ハイフレームレート フルHD SXRD』搭載
液晶駆動速度を従来比2倍に向上させ、120Hzフレームレート表示を実現することで、動画においても残像感の極めて少ない高精細な映像表現が可能です。

2.

動きの早い映像も残像感を少なく滑らかに表現する「モーションフロー」搭載
映像の動き、スピードを分析し、撮像時の画像のぼやけを補正しつつ新しい映像を作り出し挿入する「モーションフロー」機能を搭載しています。 さらに、映像のフレーム毎に処理をおこなう「フィルムプロジェクション」機能を新たに開発し、より残像感の少ない映像をお楽しみいただくことが可能になりました。

3.

すべての映像を高品位なハイビジョン信号につくり換える「ブラビアエンジンプロ」搭載
ディスプレイとしての実力を最大限に引き出し、被写体のもつ質感や艶、奥行き感を徹底的に追求した映像を再現します。 さらに、さまざまな映像信号が混在するデジタル放送に合わせ、各々に最適な高画質化を行い、あらゆる映像を大画面に美しく映し出します。



●「VPL-VW200」特長(詳細)

1.
「0.61型ハイフレームレート対応フルHD SXRD」を搭載

0.61型ハイフレームレート対応フルHD SXRD 従来の0.61型フルHD SXRD(当社2005年9月開発)の60Hzフレームレート表示に対し、2倍速の120Hzフレームレート表示を実現した新開発の「SXRD」を搭載しました。 今回搭載の「SXRD」は、120Hzハイフレームレート表示を長期的に安定して高画質で実現するために、従来比2倍の液晶駆動速度となる240Hz液晶駆動方式を採用しています。 従来からの特長である非常に速い液晶応答性(2.5ミリ秒)と併せ、動画においても残像感の極めて少ない高精細な映像表現を可能にしました。「VPL-VW200」の映し出す大画面環境では特に、スポーツやアクションシーンなど動きの速い映像において、ブレやぼやけを低減した鮮明な画質と残像感の極めて少ない高精細な映像をお楽しみいただけます。

2.
撮像ぼやけ補正技術を加えた「モーションフロー」

モーションフロー 撮影時に生じた画像のぼやけを検知し補正する映像処理(IBリダクション機能)を加えて、すばやい動きを残像感少なく、さらに滑らかでくっきりした映像でお楽しみいただけるソニー独自の動画応答改善技術「モーションフロー」を搭載しました。 さらに新開発の「フィルムプロジェクション」機能を搭載し、映像のフレーム毎に処理をおこなうことで、よりくっきり、はっきりした残像感の少ない映像をお楽しみいただけます。 映像の好みによって3つのモード※2を選択可能で、さまざまな映画コンテンツの動きのあるシーンにおいて、より効果の高い映像をお楽しみいただけます。

※2:

モード1、2、3、Offから選択できます。

<フィルムプロジェクション処理イメージ(モード3の場合)>

3.
「ブラビアエンジンプロ」(フルデジタル高画質回路)

ブラビアエンジンプロ 高画質化の重要な要素である映像処理技術として、高画質創造技術「DRC-MFv2.5」を中心としたフルデジタル高画質回路「ブラビアエンジンプロ」を搭載することで、様々な映像信号から高品位なハイビジョン信号をつくり出します。 すべての高画質化プロセスをフルデジタルで、かつ高精度に処理することで、ディスプレイの実力を最大限に引き出し、被写体のもつ鮮やかな質感や艶、深みのある映像を再現します。 更に、映像のダイナミックレンジやシャープネスの調整範囲を大きく広げました。

4.
光学系回路

ハイコントラストプレート ●高コントラスト35,000:1※3の実現
フルHDパネルの「SXRD」と「アドバンスト・アイリス2」、ランプから光学ユニットを経由して送られてくる光の方向を整える「ハイコントラストプレート」の組み合わせにより、コントラスト35,000:1を実現。 シーンの明暗に合わせて、アイリス(絞り)が連動して開閉し、かつ同時に電気的な補正をほどこすことにより、非常に高いコントラストを得られるため、明るい映像はより明るく、暗いシーンはより濃密な黒を美しく表現します。

※3:

アドバンストアイリスオートモード1選択時。プロジェクター本体の設定及び入力する映像により変化します。

ピュア・キセノンランプ ●「ピュア・キセノンランプ」による豊かな色再現
様々な映画のコンテンツを再現する上で“色彩”は非常に重要です。 製作者が意図する“色”を忠実に表現するために、ピュア・キセノンランプを搭載しました。ピュア・キセノンランプは、映画館の映写機に使用されている光源で、輝くような赤色、みずみずしい肌色再現、抜けの良い白の表現が可能です。本ランプの豊かな色再現性は、映像にリアリティを与え、映像表現に説得力を持たせます。

●「Carl Zeiss Vario-Tessar」レンズ搭載でキレのある鮮明な映像
被写体の美しさをあますところなく表現するために選ばれた、ドイツの「Carl Zeiss Vario-Tessar」レンズ。 その優れた描写力は、シーンの空気感まで再現すると賞賛され、世界中で支持され続けているレンズです。 本機ではアルミの鏡筒に、前面マルチ反射防止処理コーティングを施したガラスレンズを収納、フルHD映像の高い解像感の再現はもちろん、レンズに発生する収差やひずみも最小限に抑えて、画像のすみずみまで、キレのある鮮明な映像を実現しています。 100型ワイド画面で、約3.1〜5.3m(約1.8倍)の投射範囲をカバーしているレンズのため、設置環境にあった投射が可能。 投影スクリーンサイズは40〜300型まで対応しています。

<投影距離表(16:9スクリーン投影時)>
  80型 100型 120型 150型 180型 200型 250型 300型
最短距離 2,472mm 3,102mm 3,732mm 4,677mm 5,622mm 6,252mm 7,827mm 9,402mm
最長距離 4,257mm 5,333mm 6,409mm 8,023mm 9,637mm 10,713mm 13,403mm 16,093mm

5.
映画本来の映像表現と同様の24p信号入力に対応

24P TRUE CINEMA ブルーレイディスクフォーマットで規定されている映画本来の画質を楽しむ24p信号に入力対応。 映画フィルム(24コマ/秒)からビデオ信号に変換される際に生じる映像表現の変化を発生させないため、映画の記録方式と同じ24p出力機器の映像をそのまま本機に入力し、映画そのものの映像の質感を楽しめます。

6.
充実の入出力端子

接続にはPC入力に対応したHDMI入力を2系統搭載し、拡大していくフルHDの再生機器やゲーム機、ビデオカメラ等のデジタル機器の複数接続を可能にしました。 またビデオ入力、コンポーネント入力、アナログRGBやPC接続のD-sub15ピン入力端子も各1系統ずつ装備しております。 HDMI入力ではCEC(Consumer Electronic Control)機能対応のブルーレイディスクレコーダーやAVアンプなどと組み合わせれば、電源の「ワンタッチプレイ」「システムスタンバイ」が可能です。

<VPL-VW200のインターフェイス>

7.
きめ細やかな画質調整が可能な新規ガンマコントロールソフトウェア

新開発ソフト「ImageDirector3.0」により、黒に限りなく近い領域のガンマについても、拡大表示機能をお使い頂くことで、お好みに合ったRGB各色の微妙な調整を行うことが可能です。

8.
スタイリッシュデザイン

筐体天面にダークブルーの高級メタリックシャイン5層コーティングを施し、形状は圧迫感を低減するため緩やかな曲線を描いたデザインに仕上げました。 天井吊り下げ、床置きなどご家庭のホームシアター環境に合わせた、スタイリッシュかつ機能的な設置が可能です。

9.
新リモコンの採用

リモコン 映像調整で良く使われる機能、コントラストや明るさ、シャープネスを直接調整できるダイレクトキーを配置した新リモコンを付属しています。リモコン本体には、本体色と同じダークブルーのアルミプレートを使用し、操作しやすいようにボタンを大きくしながら、スリムかつ高級感のあるデザインに仕上げました。 また、バックライトには視認性の高い白を採用、暗室での操作も快適に行えます。


●主な仕様

  「VPL-VW200」
パネル 0.61型 SXRD(Silicon X-tal Reflective Display )、約622万画素(2,073,600画素×3枚)
光源用ランプ 400W キセノンランプ
レンズ 1.8倍ズームレンズ(電動)f18.7〜33.7mm/F2.54〜3.53
投影サイズ 40〜300型(対角・16:9)
輝度 最大800ルーメン※4
コントラスト比 最大35,000:1※3
カラー方式 NTSC3.58 / PAL / SECAM / NTSC4.43 / PAL-M / PAL-N / PAL60 自動切り換え/手動切り換え(PAL60は自動切り換えのみ)
対応ビデオ信号 15kHz RGB/コンポーネント 50/60Hz、プログレッシブコンポーネント 50/60Hz、DTV(480/60i、576/50i、480/60p、576/50p、720/60p、720/50p、1080/60i、1080/50i)、1080/60p(HDMI入力端子のみ)、1080/50p(HDMI入力端子のみ)、1080/24p(HDMI入力端子のみ)、コンポジットビデオ、Y/Cビデオ、コンピューター信号(fH: 19〜72kHz,fV:48〜92 Hz,最高解像度1920×1080:HDMI入力端子のみ)
映像入出力 ビデオ入力 コンポジットビデオ×1系統、Sビデオ×1系統
コンポーネント入力 1系統(3RCA)
INPUT A 1系統(アナログRGB/コンポーネント:HD D-sub 15ピン)
HDMI入力 2系統(デジタルRGB/Y CB(PB) CR (PR))
TRIGGER 1系統(ミニジャック:DC 12V)
REMOTE 1系統(RS-232C:D-sub 9ピン)
NETWORK RJ-45 (10BASE-T/100BASE-TX)
電源 AC100、50/60Hz
消費電力 最大:650W(スタンバイモード時:約10W、エコモード時:約0.5W)
外形寸法 (幅)500×(高さ)175×(奥行き)578mm
質量 約20kg
ファンノイズ 約22dB※5
主な付属品 リモートコマンダー他
別売アクセサリー 天井取り付け金具『PSS-H10』(VPL-VW200、60、100、50共有)
希望小売価格 80,850円(税抜価格 77,000円)
交換用プロジェクターランプ『LMP-H400』(VPL-VW200、100共有)
希望小売価格 103,950円(税抜価格 99,000円)

※4:

プロジェクター本体のアドバンスト・アイリスやランプ設定により変化します。

※5:

プロジェクター本体の設定および使用環境により異なります。


■お客様からのお問い合わせ■
ソニーマーケティング(株)お客様ご相談センター 
TEL 0570-00-3311(ナビダイヤル)、03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
ソニードライブ:http://www.sony.co.jp/SonyDrive/
ビデオプロジェクターホームページ:http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/Peripheral/Projector/
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