本文へ

会社情報>プレスリリース一覧>プレスリリース

プレスリリース

2009年1月21日

新商品

IC RECORDER

「リニアPCM」録音対応によりCDと同等の高音質録音を実現
汎用性の高い「MP3」録音にも対応した ステレオICレコーダー 発売

ステレオICレコーダー『ICD-SX900』(左) 『ICD-SX800』(右) / 『ICD-SX900』付属スタンド装着時

SONYステレオICレコーダー『ICD-SX900』(左) 『ICD-SX800』(右) / 『ICD-SX900』付属スタンド装着時

ソニーは、「リニアPCM」録音と新開発・高性能マイクユニット搭載による高音質録音に加え、汎用性の高い「MP3」録音にも対応したステレオICレコーダー2機種を発売します。
ICレコーダーは、会議・講演会などのビジネス用途や語学学習・習い事・楽器演奏の録音など幅広いシーンで活用されています。
今回発売する『ICD-SX900』『ICD-SX800』は、会議や講演など録りたい音を確実に記録するだけでなく、非圧縮の「リニアPCM」録音対応により、楽器演奏なども豊かな臨場感での録音が可能な高音質を追求したモデルです。
録音形式は、汎用性の高い「MP3」形式、長時間録音を実現する当社独自の「LPEC」方式にも対応し、幅広いニーズにお応えします。

型名 カラー 発売日 希望小売価格
ICレコーダー『ICD-SX900』(4GBメモリー内蔵) ダークシルバー 2月21日 オープン価格
ICレコーダー『ICD-SX800』(2GBメモリー内蔵) シルバー

主な特長

  1. 原音を圧縮せずにありのままの音を記録する「リニアPCM」録音に対応
  2. 汎用性に優れた「MP3」形式での録音に対応
  3. 低ノイズ・高感度録音を実現する新開発・高性能マイクユニット搭載
  4. 使用シーンに最適なマイク感度・録音レベルを選べる録音モード

主な特長(詳細)

  1. 「リニアPCM」録音・再生<新採用>

非圧縮の録音形式「リニアPCM」対応により、高音質録音を実現。音源を圧縮せずに録音するため、より臨場感のある高音質記録が可能で、楽器演奏や野外での生録など、大切な音源をCDと同等の高音質で残せます。※1

※1
音楽CDと同じフォーマットである「44.1kHz/16ビット」録音に対応
  1. 汎用性の高い「MP3」録音への対応<新採用>

ICレコーダー・SXシリーズとして初めて「MP3」録音に対応。汎用性の高い録音フォーマットに対応することで、より幅広いニーズにお応えします。録音した音声は、オフィス内の複数のパソコンで音声を保存・再生する場合などに専用アプリケーションソフトをインストールしなくても再生できます。
原音をそのままに録音する「リニアPCM」形式、汎用性に優れる「MP3」形式、高音質で 長時間録音が可能な当社独自の高音質圧縮技術「LPEC」への対応により、用途に応じて最適な録音形式の選択が可能です。
本体をUSB経由でパソコンに接続する場合にも、「リニアPCM/MP3」形式の録音ファイルは専用ソフトなしで、簡単にドラッグ&ドロップ転送ができます。
また、多様なファイル形式への対応に加え、Windows/Mac OS両方に対応することでパソコンとの連携を強化しました。

録音可能時間

録音モード サンプリング/
ビットレート
ICD-SX900 ICD-SX800
リニアPCM ステレオ高音質モード 44.1kHz/16bit 6時間25分 3時間10分
ステレオ長時間モード 22.05kHz/16bit 12時間50分 6時間25分
MP3 ステレオ高音質モード 44.1kHz/192kbps 47時間30分 23時間35分
ステレオ標準モード 44.1kHz/128kbps 71時間15分 35時間25分
モノラル標準モード 44.1kHz/48kbps 190時間5分 94時間40分
LPEC ステレオ高音質モード(STHQ) 44.1kHz/128kbps 70時間10分 34時間55分
ステレオ標準モード(ST) 44.1kHz/48kbps 185時間20分 92時間15分
ステレオ長時間モード(STLP) 44.1kHz/24kbps 356時間45分 177時間40分
モノラル標準モード(SP) 16kHz/16kbps 564時間40分 281時間20分
モノラル長時間モード(LP) 8kHz/6kbps 1505時間55分 750時間15分

  1. 新開発・高性能マイクユニット搭載

新開発・高性能マイクユニット搭載マイク部分には、臨場感のある音声を録音できる左右のステレオマイクと、指向性録音のためのセンターマイクを搭載。3つのマイクはφ10mmの大口径・高感度タイプを採用しています。
新開発のステレオマイクは、当社従来モデル※2と比べて、ノイズレベルを約1/3に低減し、小さな音でもクリアに録音できます。
センターマイクは従来モデル※2に比べ感度を約3倍に向上。これにより、約30m離れた場所の音声もとらえることができるため※3、広い会場での講演などで指向性録音に活用いただけます。
また、本体からマイクを独立させたセパレートデザインの採用により、マイクの特性を最大限に生かせるため、集音効果が向上しました。

※2
『ICD-SX88』/『ICD-SX78』
※3
指向性モード、高感度モード使用時。周囲の状況によって録音できないことがあります。

トリプルマイク構造指向性を切り替えて用途に適した集音ができる「トリプルマイク」構造

  • 指向性スイッチ「切」
    左右のマイクが作動し、広範囲から集音。臨場感あるステレオ録音ができ、複数人数が集まった会議の録音や楽器演奏の録音などに最適です。
  • 指向性スイッチ「入」
    中央にある単一指向性マイクが作動し、マイクを向けた方向の声を集中的に録音するため、取材や講演会、口述の録音などに便利です。
  1. シーンにあわせて選べる録音モード

録音モードには、従来の「口述」・「会議」・「マニュアル」に加え、「高感度」・「音楽」の2モードを新たに搭載しました。「高感度モード」は、広い会場での音声録音など音源から距離が遠い場合の録音に適しており、「音楽モード」は楽器の音を忠実に録音するため生演奏などを違和感なく録音できます。
各モードには、それぞれのシーンに応じたマイク感度、録音レベル、マイク周波数特性をあらかじめ設定してあるため、モードを選ぶだけでシーンに適した録音が可能です。
「マニュアル」モードは、液晶レベルメーターを見ながら録音レベルの調整が可能で、抑揚のある楽器演奏などをありのままに、かつ高品位に残したい場合などに適しています。

新開発“Microphone Frequency Optimizer”
内蔵マイクの周波数特性を録音シーンに合わせて最適化する機能。「口述」、「会議」、「高感度」モードでは、音声帯域に影響の無い低域を自然にカットして吹かれに強い周波数特性に、また「音楽」「マニュアル」モードでは、楽器の音を忠実に録音するために高低域をフラットに伸ばしバランスの良い周波数特性に自動で最適化します。

<周波数特性イメージグラフ>

周波数特性イメージグラフ

  1. その他の機能

<パソコンとの連携>

  • データストレージ機能
  • パソコン用ソフトウェア“Digital Voice Editor Ver.3.2”(付属)
    早聞き・遅聞き再生などに対応し、録音した音声データの書き起こし作業に便利です。
    また、編集・CD作成などが行え、録音データの活用方法が拡がります。
  • パソコン用ソフトウェア“Sound Forge Audio Studio LE”(付属)
    録音した音声(WAV/MP3/LPECに対応)の波形編集やフェードイン・アウトなどのエフェクト追加といった高度な加工が可能な音声編集ソフトです。

<録音機能>

  • 録音スタート時の5秒前から録音を開始する「プリレコーディング機能」
  • エアコンやプロジェクターのファンノイズを低減する「ローカットフィルター」
  • ウィンドスクリーン過大な音の入力による歪みを防止する「デジタルリミッター」
  • 野外での風切り音を低減する「ウィンドスクリーン」(付属)
  • 設置面を少なくし、振動ノイズを低減する「スタンド」(付属)

<再生機能・その他>

  • 高域・低域のノイズを低減し聞き取りやすく再生「ノイズカット機能」
  • 1/4倍速〜3倍速、36段階の速度で再生「デジタルピッチコントロール(DPC)」
  • 音楽プレーヤーとしても活用できる、「MP3/WMA音楽再生」※4
  • パソコンと接続して充電できる「USB充電機能」
※4
著作権保護されたWMAファイルは再生できません。

 


なお、本製品は、銀座・ソニーショールーム、お台場・ソニースタイルショールーム、ソニースタイル 大阪にて1月22日(木)より先行展示し、お客様にご覧いただけます。

 

主な仕様

  ICD-SX900 ICD-SX800
内蔵メモリー 4GB 2GB
内蔵マイク ステレオ
録音形式 リニアPCM、MP3、LPEC
再生対応フォーマット リニアPCM、MP3、LPEC、WMA※4
音楽ファイルの記録時間/ 曲数
(128kbps MP3ファイルを1曲あたり
4分で換算した場合の曲数)
約71時間15分/約1068曲 約35時間25分/約531曲
音楽ファイル再生対応ビットレート MP3:32〜320kbps、VBR  WMA:32〜192kbps、VBR
周波数範囲
LPCM 44kHz/16bit(ステレオ高音質)
LPCM 22.05kHz/16bit(ステレオ長時間)
MP3 192kbps(ステレオ高音質)
MP3 128kbps(ステレオ標準)
MP3 48kbps(モノラル標準)
LPEC STHQ(ステレオ高音質)
LPEC ST(ステレオ標準)
LPEC STLP(ステレオ長時間)
LPEC SP(モノラル標準)
LPEC LP(モノラル長時間)

50〜20,000Hz
50〜10,000Hz
50〜16,000Hz
50〜16,000Hz
50〜14,000Hz
50〜20,000Hz
50〜16,500Hz
50〜7,000Hz
50〜6,000Hz
50〜3,500Hz
スピーカー径 直径16mm
実用最大出力(スピーカー) 150mW
本体入出力端子 ヘッドホン出力(ステレオミニジャック)、外部入力(マイク/オーディオ兼用)(ステレオミニジャック)、
USB端子(Hi-Speed USB対応)
電源 単4形ニッケル水素充電池×2(付属)
単4形アルカリ乾電池×2(別売り)
USB充電ACアダプター AC-U50AD(別売り)
最大外形寸法(mm) 幅31.3×高さ130.0×奥行15.4
質量 約75g(電池含む)
付属品 ステレオイヤーレシーバー、単4形ニッケル水素充電池2本
スタンド、USBケーブル、キャリングポーチ、ウィンドスクリーン
パソコン用アプリケーションソフト“Digital Voice Editor Ver.3.2”(CD-ROM)
サウンド編集ソフト“Sound Forge Audio Studio LE”(CD-ROM)


電池持続時間※5(約) ※ICD-SX900/ICD-SX800共通

録音形式
録音モード
録音時
再生時(本体スピーカー)
再生時(ヘッドホン)
リニアPCM 44.1kHz/16bit 19時間 16時間 20時間
22.05kHz/16bit 17時間 15時間 18時間
MP3 192bps 17時間 16時間 20時間
128bps 17時間 16時間 20時間
48bps 19時間 16時間 20時間
LPEC STHQ 14時間 15時間 18時間
ST 15時間 16時間 19時間
STLP 17時間 16時間 20時間
SP 17時間 17時間 21時間
LP 19時間 18時間 22時間
音楽ファイル 128kbps/44.1kHz 16時間 19時間
※5
付属ニッケル水素充電池を連続使用時

■『ICD-SX900』『ICD-SX800』に必要なパソコンのシステム

OS:Windows Vista® Home Basic/Windows Vista® Home Premium / Windows Vista® Business/Windows Vista® Ultimate / Windows® XP Home Edition Service Pack 2 以降/ Windows® XP Professional Service Pack 2 以降/ Windows® XP Media Center Edition 2004 Service Pack 2 以降/Windows® XP Media Center Edition 2005 Service Pack 2 以降/ Windows® 2000 Professional Service Pack 4 以降/Mac OS X(v10.2.8-v10.5)日本語版標準インストール
以下の性能を満たしたWindows®コンピューターまたはMacintosh®:サウンドボード(上記OSに対応のもの)、USBポート
推奨環境すべてのパソコンについて動作を保証するものではありません。また、自作パソコンなどへお客様自身がインストールしたものや、NEC PC-98シリーズとその互換機、アップグレードしたもの、マルチブート環境、マルチモニタ環境での動作保証はいたしません
上記以外のOSは動作保証いたしません(Windows® 98/Windows®98SE/Windows® Me/Linux等)
64bit版のOSには対応しておりません

■『Digital Voice Editor Ver.3.2』に必要なパソコンのシステム

適応パソコン:以下の性能を満たしたIBM PC/ATおよびその互換機
(NEC PC-98シリーズとその互換機、または自作パソコン、標準インストール品から他のOSに変更したものでは動作保証いたしません。Macintosh®には対応していません)
CPU:266MHz以上のPentium®Uプロセッサーもしくは同等の性能を有するプロセッサー
OS:Microsoft® Windows Vista® Home Basic/Windows Vista® Home Premium / Windows Vista® Business/Windows Vista® Ultimate / Windows® XP Home Edition Service Pack 2 以降/ Windows® XP Professional Service Pack 2 以降/ Windows® XP Media Center Edition 2004 Service Pack 2 以降/Windows® XP Media Center Edition 2005 Service Pack 2 以降/ Windows® 2000 Professional Service Pack 4 以降 日本語版標準インストール
RAM容量:128MB以上
ハードディスクの空き容量:150MB以上(音声データの扱い量に比例して多くの空き容量が必要です)
ドライブ:CD-ROMドライブ
USBポート(Hi-Speed USBをサポートしています)
サウンドボード:OSの項に記載された、Microsoft® Windows®対応のもの
ディスプレイ:ハイカラー(16ビットカラー)以上、800×480ドット以上
上記以外のOSは動作保証いたしません(Windows® 98/Windows®98SE/Windows® Me/Mac OS/Linux等)
64bit版のOSには対応しておりません

■『Sound Forge Audio Studio LE』に必要なパソコンのシステム

OS:Microsoft® Windows® XP またはWindows Vista®
CPU:900MHz以上のプロセッサー
ハードディスク空き容量:150MB以上(プログラムのインストール用)
RAM容量:256MB以上
サウンドカード:Windows® 互換サウンドカード
ドライブ:DVD-ROMドライブ、CD-Rドライブ(CD作成用)
Microsoft DirectX® 9.0c以上(アプリケーションディスクに収録)
詳しくは「ICレコーダーカスタマーサポート」をご参照ください。

Windows Vista® , Windows® , Windows MediaTMは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
Macintosh®、Mac OSは米国およびその他の国々で登録されたApple Inc.の登録商標または商標です。
記載されている製品名等は各社の登録商標あるいは商標です。


関連情報

お客様からのお問い合わせ

ソニーマーケティング(株) 買い物相談窓口

TEL 0120-777-886(フリーダイヤル)
TEL 0466-31-2546(携帯電話・PHS・一部のIP電話などフリーダイヤルがご利用になれない場合)
受付時間 月〜金:9:00〜20:00 土日祝:9:00〜17:00

ページトップへ