2009年7月16日
2009年7月30日改訂
新商品
世界初※1 、3方向（タテ・ヨコ・回転）に対応する手ブレ補正でしっかり撮影
独自のCMOSセンサーとレンズ、画像処理回路で暗い所でも高画質
内蔵メモリータイプのデジタルハイビジョン “ハンディカム”2機種発売
（左から）『HDR-CX520V』（64GB）（ブラック）、『HDR-CX500V』（32GB）（シルバー）
ソニーは、従来のタテ・ヨコ方向の光学式手ブレ補正に加えて、動画としては世界で初めて※1回転方向の手ブレ補正にも対応した新開発の「3方向手ブレ補正機能（新アクティブモード）」などを搭載したデジタルハイビジョン“ハンディカム”『HDR-CX520V』『HDR-CX500V』を発売します。本機能により、走る子どもを追いかけるような撮影などでも、ブレを抑えた鮮明な映像を残すことが可能です。また、記録メディアに内蔵メモリーと“メモリースティック”（別売）を採用するなどし、小型・軽量化も実現しています。
- ※1
- 2009年7月16日広報発表時点、民生用ビデオカメラの動画記録において。
| 型名 | 発売日 | 希望小売価格 |
|---|---|---|
| AVCHD デジタルハイビジョン “ハンディカム”『HDR-CX520V』 | 8月10日 | オープン価格 |
| AVCHD デジタルハイビジョン “ハンディカム”『HDR-CX500V』 |
加えて、両機は、カメラに大切な以下の3つの独自キーデバイスを採用することで、高画質を実現しています。
- レンズ「Gレンズ」
当社の光学技術を結集した高性能レンズ。特殊低分散レンズ・非球面レンズ・高屈折率レンズを採用し、本体の小型化を実現するとともに、コントラストが高く、色にじみの少ない優れた描写力を発揮します。
- 「裏面照射型構造」のCMOSセンサー「“Exmor R”(エクスモア アール)」
独自の「裏面照射型構造」を採用し、感度を約2倍※2に高めたCMOSセンサー。例えば、ロウソクに照らされた顔を撮るような場面でも、ノイズの少ない美しい映像の撮影が可能です。
- 画質処理エンジン「BIONZ（ビオンズ）」
イメージセンサーから送られてきた信号を高速で処理し、自然な色合いや豊かな諧調を再現して、美しい画像を作り上げます。
また、撮りたい人を優先して一番きれいに撮れる「優先 顔キメ」機能や外出先で便利な「GPS」機能など、撮影した映像や撮影を便利に楽しくする各種機能も豊富に搭載しています。
- ※2
- 当社従来機種（「“Exmor R”CMOSセンサー」非搭載モデル）との比較（F値：F2.0時）。
『HDR-CX520V』『HDR-CX500V』の主な特長
- 新開発「3方向手ブレ補正機能（新アクティブモード）」を搭載
〜タテ・ヨコの光学式手ブレ補正に加えて、「BIONZ」による回転方向のブレ補正を実現〜
アクティブモードがさらに進化しました。タテ・ヨコの2方向のブレに対する光学式手ブレ補正に加え、「BIONZ」での高度な信号処理による回転方向の手ブレ補正を加えた3方向対応の補正を実現しました。
回転方向の手ブレにも対応することで、走る子どもを追いかけながらの撮影場面などでも、当社従来機種よりさらに安定した映像の撮影が可能になりました。
- 高性能「Gレンズ」を搭載
「Gレンズ」は、独自の光学技術を結集した高性能なレンズです。特殊低分散レンズ・非球面レンズ・
高屈折率レンズを採用し、本体の小型化を実現するとともに、コントラストが高く、色にじみの少ない、
優れた描写力を発揮します。
また、絞りの形状が真円に近い虹彩絞りを採用することにより、味わい深いボケも魅力です。
- 暗い所も美しく撮れる、1/2.88型CMOSセンサー「“Exmor R”」と
高速で自然な色合いと豊かな階調を再現する画像処理エンジン「BIONZ」
「“Exmor R”」は、「裏面照射型構造」を採用した1/2.88型CMOSセンサーです。
配線層をフォトダイオード（基板）の裏側に配置し、入射光を効率よく利用することで、従来の「表面照射型構造」のCMOSセンサーに比べて、約2倍※2の高感度を実現しています。暗所でもノイズの少ない高画質なハイビジョン撮影が可能です。
また、高速な画像処理で自然な色合いと豊かな階調を再現する「BIONZ」との組み合わせにより、動画・静止画ともに高解像度・高感度・低ノイズの高精細ハイビジョン映像の記録を実現しました。
- 最大1,200万画素相当の静止画記録
静止画モードで最大1,200万画素相当（4:3撮影時）の高精細な静止画記録を実現。
- 動画と最大830万画素相当の高画質写真を同時記録
動画撮影中に、最大830万画素相当（16：9撮影時）の静止画を、記録メディアの記録可能容量に達するまで同時に記録可能。
- 撮影の楽しみを広げる「GPS」機能を搭載
“ハンディカム”本体の「GPSスイッチ」をONにすると、動画・静止画を撮影する際に位置情報も記録できます。例えば、家族旅行や海外旅行の思い出を、撮影した場所の情報とともに楽しむことが可能です。また、映像を撮影した位置が地図上にマーカーで表示される「地図インデックス」機能を使うと、地図から見たい映像を探すことができます。
- 本体内蔵の世界地図（北米･欧州･オセアニア･日本の各エリアを搭載）で現在地を確認。
- 撮影した映像を付属のソフトウェア「PMB(Picture Motion Browser)」でPCに取り込むことで※3、「マップビュー」上に位置情報付きの映像サムネイルを表示することが可能。
- ※3
- インターネットへの接続が必要です。
- 高画質機能・性能を豊富に搭載しながら、手のひらに収まるスタイリッシュなデザイン
本体は、小ぶりのバックにも収まりやすく、撮影時にも手のひらに包み込める小型でスタイリッシュなデザインを採用しています。
本体サイズは、幅62 × 高さ65 × 奥行き125mm、本体質量約370g※4です。
- ※4
- 本体のみ
- 撮りたい人を一番きれいに撮る「優先 顔キメ」機能や「スマイルシャッター」機能などを搭載
カメラが撮影している人物の顔を検出して、ピントや明るさなどを調整し、きれいに撮影してくれる「顔検出」が進化しました。カメラが検出している人物の中から、きれいに撮りたい顔をタッチすると、その顔を優先して、フォーカスや明るさ、肌の色合いなどをカメラが自動的に最適化して、きれいに撮影をします。また、動画撮影時に、笑顔を検出して自動で静止画を記録する「スマイルシャッター」機能も、選んだ人物の笑顔に反応するように進化しました。
- 「子ども」と「大人」を自動判別する「優先被写体設定」機能。
- 笑顔を感知するレベルを3段階で任意で決められるスマイル検出感度設定。
- 1920×1080iのプログレッシブ出力に対応
インターレース方式で記録されているAVCHD映像を、プログレッシブ方式のフルハイビジョンにカメラ内で変換して出力することが新たに可能となりました。プログレッシブ表示対応のハイビジョンテレビにHDMIミニ端子ケーブルをつなぐだけで、なめらかな高画質映像を大画面液晶テレビなどで楽しめます。
- 1920×1080iのハイビジョン映像を内蔵記録メディアと“メモリースティック”の両方へ記録可能
- 『HDR-CX520V』
64GB内蔵メモリー：最長約26時間35分
32GB“メモリースティック”（別売）併用：最長合計約39時間55分 - 『HDR-CX500V』
32GB内蔵メモリー：最長約13時間
32GB“メモリースティック”（別売）併用：最長合計約26時間20分
（各データは、「HD画質モード」AVC HD 5M(LP)、音声2ch記録時です。）
- USBに接続し、ワンタッチダビングができるDVDライター『VRD-P1』（別売・既発売）に対応
パソコンなしで、CX520V/CX500Vで撮影したハイビジョン映像をワンタッチでDVDに残せます。『VRD-P1』と接続したCX520V/CX500Vをテレビにつなぐことで、ダビングしたディスクのハイビジョン映像を大画面で楽しむことが可能です。
また、CX520V/CX500Vで記録したハイビジョン映像を本体内でSD（スタンダード）画質にダウンコンバートすることもできるため、ダビングしたディスクをDVDプレーヤーなどの他機器で再生することもできます。
その他の特長
（ソニー製品情報“ハンディカム”を参照ください）
- 液晶パネルを開くとすぐ起動。
- 見やすい3.0型タッチパネル液晶と見やすい新ユーザーインターフェース。
- 盛り上がっているシーンを自動的に抽出する「ハイライト再生」機能。
- お気に入りの「ハイライト再生」を8つまで保存できる「シナリオ保存」機能。
- 「x.v.Color」※5に対応し、自然界に存在する物体色をより忠実に記録。
- 見たい映像をすぐに探せる便利で多彩な検索機能。
- 液晶テレビ〈ブラビア〉のリモコン操作で、撮影した映像をかんたんに楽しめるブラビアリンク。
- 映像管理ソフトフェア「PMB（Picture Motion Browser）」付属。
- Apple Inc.「iMovie 09」にも対応※6。
- ※5
- 動画用広色域空間の国際規格「xvYCC」に準拠した製品に付される新名称およびロゴ。より忠実な色を再現するという利点をお客様に分かりやすく訴えていくために、ソニーが業界の統一呼称として広く提唱しています。
- ※6
- Mac OS X v10.5.6以降、AVCHDビデオの利用にはIntelCore Duoプロセッサ以上を搭載したMacが必要です。
『HDR-CX520V』『HDR-CX500V』の主な仕様
| 型名 | HDR- CX520V | HDR- CX500V | |
| イメージセンサー | 1/2.88型 CMOSセンサー“Exmor R” | ||
| 記録画素数 | 静止画 | 最大1,200万画素相当（4,000×3,000、4:3時） | |
| 総画素数 | 663万画素 | ||
| 有効画素数 | 動画 | 415万画素 16:9時※7 | |
| 静止画 | 600万画素 4:3時 | ||
| 最低被写体照度 | スタンダード時：11ルクス（シャッタースピード1/60秒） ローラクスモード時：3ルクス（オートスローシャッターON、シャッタースピード1/30秒時） ナイトショット撮影時：0ルクス |
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| レンズ（フィルター径） | Gレンズ（37mm） | ||
| ズーム | 動画 | 光学12倍 デジタル150倍 | |
| 静止画 | 光学12倍 | ||
| F値 | F=1.8〜3.4 | ||
| 焦点距離（35mm換算） | f =5.5 〜 66.0 mm （35mm換算 43〜516mm、16:9時）※7※8 | ||
| 手ブレ補正機能 | 光学式(アクティブレンズ方式・アクティブモード搭載※9） | ||
| 液晶モニター | 3.0型（16:9） 23.0万ドット、タッチパネル、クリアフォト液晶プラス |
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| ナイトショット | ● | ||
| 記録メディア | 動画 | 内蔵メモリー 64GB/“メモリースティックPROデュオ”、 “メモリースティックPRO-HGデュオ”(1GB以上推奨) |
内蔵メモリー 32GB/“メモリースティックPROデュオ”、 “メモリースティックPRO-HGデュオ”(1GB以上推奨) |
| 静止画 | 内蔵メモリー、“メモリースティック デュオ”、 “メモリースティック PRO デュオ”、“メモリースティック PRO-HGデュオ” |
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| 静止画サイズ | 静止画 モード時 |
1,200万画素相当 4:3（4,000×3,000ドット） 900万画素相当 16:9（4,000×2,250ドット） 620万画素相当 4:3（2,880×2,160ドット） 190万画素相当 4:3（1,600×1,200ドット） 30万画素相当 4:3（640×480ドット） |
|
| 動画撮影時 | 830万画素相当 16:9（3,840×2,160ドット） 620万画素相当 4:3（2,880×2,160ドット） |
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| インテリジェントフラッシュ | ●（プリフラッシュ調光） | ||
| HDMI出力 映像出力/S映像出力（別売AVケーブル使用/音声出力/D端子出力（D3/D1出力対応）/リモート |
HDMIミニコネクタ A/Vリモート端子 |
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| 本体質量 | 約370g | 約370g | |
| 撮影時総質量 | 約450g（NP-ＦH60＜本体付属品＞使用時） | 約450g（NP-ＦH60＜本体付属品＞使用時） | |
| 外形寸法 ※最大突起部含む （付属バッテリー装着時） |
幅62 × 高さ65 × 奥行き125mm（幅62 × 高さ65 × 奥行133mm） | ||
| 基本バッテリーシステム | “インフォリチウム”Hシリーズ対応 | ||
| 連続撮影時間※ | NP-FH60 （付属） 約1時間55分（約1時間） ※液晶モニター使用時、（ ）内は実撮影時間 |
||
| 付属品 | ACアダプター、電源コード、リチャージャブルバッテリーパック（NP-FH60）、D端子A/Vケーブル、A/V接続ケーブル、USBケーブル、ワイヤレスリモコン（RMT-835）、CD-ROM（Windows®用ソフト「PMB(Picture Motion Browser)」） | ||
- ※
- 連続撮影時間は、1本の満充電したバッテリーを使用して、25℃で連続撮影した場合の時間。実撮影時間は撮影、ズーム、撮影スタンバイ、電源ON/OFFを繰り返した時の撮影時間の目安です。ビデオ再生など、撮影以外の操作は含まれていません。実際にはこれより短くなる場合があります
- ※7
- アクティブモードOFF時。
- ※8
- 広角画素読み出しによる実動作値。
- ※9
- 動画撮影時のみ。
主な別売アクセサリー
- “スタイル”までキメたい撮影にお勧めのセミソフトキャリングケース『LCM-AX1』
カメラケースとは思えないほどシンプルでミニマルなイメージのお洒落なデザイン性を実現。
カメラを優しく保護するため、ケースの内張りに宝石箱のようなソフトな素材を使用しています。- カラー：ブラック/レッド/ホワイト
- 外形寸法：幅195×高さ100×奥行き85mm
- 重量：約260g
- 対応機種：『HDR-CX520V』『HDR-CX500V』『HDR-CX120』『DCR-SX41』『DCR-SR87』
希望小売価格：5,985円（税抜価格：5,700円）、発売日：8月10日 - CX520V/500Vをスマートに取り出せるソフトキャリングケース『LCS-AJA』
腰ベルトに装着しておけば、「撮りたい！」と思ったその瞬間から数秒で撮影が可能です。
カメラの素早い出し易さにこだわってデザインした“アクティブジャケット”ケースです。- カラー：ブラック
- 外形寸法：幅100×高さ145×奥行き110mm
- 重量：約150g
- 対応機種：『HDR-CX520V』『HDR-CX500V』『HDR-CX120』『DCR-SX41』『DCR-SR87』
希望小売価格：4,935円（税抜価格：4,700円）、発売日：8月10日 - グリップスタイルで長時間もラクラク、三脚機能付きシューティンググリップ『GP-AVT1』
手首への負担が軽減され、自然なフォームで長時間の撮影を快適にできる手持ちグリップです。
グリップ開脚式なため、広げてミニ三脚としても使用可能です。
また指一本で簡単に操作ができるリモコンを搭載しています。
希望小売価格：10,500円（税抜価格：10,000円）、発売日：8月10日 - 大容量32GB、高速データ転送が可能な“メモリースティック PRO-HG デュオ”『MS-HX32G』
ハイビジョン映像を最大約13時間※10録画可能。“メモリースティック PRO デュオ”に比べ 約3倍※11の高速転送が可能で、約1時間のハイビジョン映像を約2分※12で転送できます。
希望小売価格：オープン価格 、発売日：9月7日
- ※10
- LPモード(5Mbps)で撮影した場合｡
- ※11
- 転送速度は転送するファイルサイズ、使用メディア、OS、CPUの速度など、環境により変動します。
- ※12
- HD画質SPモード(7Mbps)、音声5.1ch記録時。詳細は、“メモリースティック”のオフィシャルサイトをご覧ください。
- ※
- Microsoft、Windowsは、米国マイクロソフトコーポレーションの米国及びその他の国における登録商標です。
- ※
- ハンディカム、HANDYCAM、
はソニー株式会社の登録商標です。 - ※
- AVCHD及びAVCHDロゴはパナソニック株式会社とソニー株式会社の商標です。
- ※
- x.v.Colorはソニー株式会社の商標です。
- ※
- iMovie、Mac、Macロゴは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
- ※
- “Works with iMovie”ロゴは、Apple Inc.の商標です。
- ※
- 記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
なお今回の新商品は、銀座・ソニーショールーム、ソニースタイル 大阪にて、7月18日（土）より先行展示を行います。
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