『STR-DH710』に搭載しているHDMI端子は、3D映像信号のパススルー伝送に対応しています。録画再生機から出力される3D映像の信号を、本機を通じてそのまま3D対応のテレビへ出力することで、リアリティのある3D映像とともに臨場感のある高音質なサラウンド音声をお楽しみいただけます。

HDMI規格の新機能であるARCに対応することで、従来必要であった光デジタルケーブルを接続することなく、HDMIケーブル一本で、テレビへのデジタル映像・音声信号の出力とテレビからのデジタル音声信号の入力を可能にします。

「ドルビープロロジックIIz」は、サラウンド再生の基本的な構成である5.1chに、左右のフロントスピーカーの上方にスピーカーを配置することで、高さ方向を含む音場表現を可能にするものです。従来のサラウンドシステムにおける前後左右に加え、高さ方向の表現が加わることで、音場の立体感が高まり、より臨場感溢れるサラウンド再生が楽しめます。

「ドルビープロロジックIIz」の音場イメージ

“D.C.A.C.”は、付属の測定マイクロフォンを使うことで、部屋の音響特性を高精度かつ高速に自動で測定・補正できる技術です。測定により、スピーカーの接続確認や、各チャンネルの距離・音量バランス・周波数特性の補正を約30秒で自動的に行い、最適な再生環境を実現します。
コンサート会場などで実際に行われる音場測定方法であるマルチポイントマイク測定に近い結果が得られるペアマッチング技術を採用し、室内の広い範囲で自然なサラウンド効果が得られます。

高精度な音場処理技術によって、映画館ならではの音場や、コンサートホールの響きを再現する「デジタルシネマサウンド」を搭載しています。ご家庭で劇場の臨場感をお楽しみいただけます。

ブルーレイディスクに採用されている「Dolby TrueHD」「DTS-HD Master Audio」など最新のロスレス音声フォーマットに対応。ブルーレイディスクの高品位なサラウンド音声をサラウンドバックチャンネルを加えた、最大7.1chでお楽しみいただけます。

深夜の映画鑑賞時など、音量が小さい状態でも臨場感豊かなサラウンド音声で楽しめる「ナイトモード」を搭載しました。

※

「ヘッドホンシアター」は本製品には搭載しておりません。

ホームオーディオ機器にポータブルオーディオ機器を繋いだ場合に、音の拡がりが失われたように聴こえる場合があります。これは、ポータブルオーディオ機器に音源を記録する際、圧縮時に高域信号が失われるためです。
「ポータブルオーディオエンハンサー」は、DMPORTやフロント端子から入力されたアナログ音源を再生すると自動的に作動し、圧縮音源の高域を補正することにより、ポータブル機器の音源も豊かな音質で再現します。

ホリゾンタルFBエンボスシャーシは、本体の外周フレームと底板に加え、両サイドのフレーム部分をつなぐように梁を走らせた強靭なシャーシ構造です。
本機はシャーシ底面のU字型断面形状のエンボスにより梁を構成。重量のある電源トランスを安定して支えることができるため、スピーカーや外部からの振動の影響を受けにくく、高音質再生を可能にしています。

はんだは、オーディオ製品において何千箇所にも及ぶ信号経路上の部品を接続する最も重要なパーツです。アンプにおいても使用するはんだによって、音質・性能に大きな影響があります。現在、はんだは環境に配慮した無鉛はんだが使用されていますが、無鉛はんだを使うと一般的に硬質な音になりがちです。
本機にはソニーで独自に開発した音質専用のはんだを採用。使用する金属材料の微量含有元素に吟味を重ねたもので、豊かな質感と自然な音色の再現を可能にしています。

〈ブラビア〉で、インターネット上の最新情報を閲覧できるウィジェットアプリケーション「アプリキャスト」に連動。^※5「アプリキャスト」の「オーディオ機器コントロール」アプリに連動することにより、〈ブラビア〉のリモコンを使ってテレビ画面上で、サウンドフィールドの変更や音質設定、入力切換が可能になりました。 HDMIケーブルで接続して、〈ブラビア〉^※6やブルーレイディスクレコーダーなど対応する機器と連動して操作できる「ブラビアリンク」と合わせることで、より快適に操作ができます。

※4

「アプリキャスト」は、“アプリ”と呼ばれるアプリケーションプログラム（ウィジェット）を活用し、テレビを見ながら常に最新の情報をインターネット^※7から取得して楽しめる、便利な情報閲覧機能です。詳細は、「ソニー製品情報」をご覧下さい。

※5

「アプリキャスト」との連動は、ブラビアリンクの設定をONにする必要があります。

※6

「オーディオ機器コントロール」アプリ対応〈ブラビア〉：
LX900/HX900/HX800/NX800/EX700/EX500/EX300/HX700シリーズ（2010年5月現在）

※7

「アプリキャスト」のご利用には、ブロードバンド接続環境（ADSL,FTTH,CATV等）が必要です。

「オーディオ機器コントロール」の操作画面

「ブラビアリンク」は、〈ブラビア〉とHDMIケーブルで接続した対応機器を〈ブラビア〉のリモコン1つで簡単に操作できる機能です。本機と接続した場合、〈ブラビア〉のリモコンのシアターボタンを押すだけで、テレビのスピーカーから本機へ音声が切り換わります。さらに、本機の音量調整や、〈ブラビア〉と本機の一斉電源オフも〈ブラビア〉のリモコンで行えます。デジタル放送を視聴の際は、「オートジャンルセレクター」により、EPG情報を取得して、番組のジャンルに応じたサウンドフィールド^※9に自動的に切り換え、最適なサウンド設定で番組を視聴いただけます。

※8

「ブラビアリンク」対応〈ブラビア〉：
LX900/HX900/HX800/NX800/EX700/EX500/EX300/HX700/ZX5シリーズ（2010年5月現在）

※9

「オートジャンルセレクター」に対応したサウンドフィールドは、シネマスタジオEX B、コンサート、ホール、ジャズ、スポーツ、ステレオ、A.F.D.オートです。

様々なポータブルオーディオ製品とソニーのAV機器をつなぐための規格「デジタルメディアポート（DMPORT）」に対応。本機に別売のデジタルメディアポートアダプター『TDM-NW10』を接続することで、“ウォークマン”（別売）^※10の音楽を高音質で再生することができます。本機の付属リモコンで再生や停止などの基本操作が可能で、再生しながら“ウォークマン”の充電も可能です。
また、別売のデジタルメディアポートBluetoothアダプター『TDM-BT10』を本機に接続すると、Bluetooth機能搭載の“ウォークマン”（別売）^※11などのポータブルオーディオプレーヤーや携帯電話の「着うたフル®」などの音楽をワイヤレスで転送し、高音質で再生できます。^※12さらに、本機のリモコンで、再生や停止などの基本操作が可能です。

※10

対応“ウォークマン”：
NW-X1000シリーズ、NW-A910シリーズ、NW-A840シリーズ、NW-A820シリーズ、NW-A800シリーズ、NW-S740シリーズ、
NW-S740Kシリーズ、NW-S730FKシリーズ、NW-S730Fシリーズ、NW-S710Fシリーズ、NW-S700Fシリーズ、NW-S640シリーズ、
NW-S640Kシリーズ、NW-S630FKシリーズ、NW-S630Fシリーズ、NW-S610Fシリーズ、NW-S600シリーズ（2010年5月現在）

※11

対応“ウォークマン”：NW-A820シリーズ（2010年5月現在）

※12

音楽や音声送信側機器がBluetooth機能を搭載し、A2DPに対応している必要があります。

接続例：“ウォークマン”NW-A840シリーズ（ブラウン・別売）

FM30局/AM30局プリセットのチューナーを内蔵しました。チューナーを追加購入することなく、FMやAM放送を楽しめます。

付属のリモコンを従来の英語表記から日本語表記に変更しました。それぞれの機能名称をわかりやすく表示することで、視認性を高めました。