2012年2月8日
新商品
ソニーは、大口径超望遠レンズ『500mm F4 G SSM』を発売します。受注開始は、2012年2月8日(水)で、翌日9日(木)から12日(日)までの4日間、神奈川県・横浜市(パシフィコ横浜)で開催予定の、カメラと写真映像の情報発信イベント「CP+(シーピープラス)」で展示します。
このレンズは、ソニー高品位ブランドである「Gレンズ」の、もっとも焦点距離の長いモデルです。「ナノARコーティング」を新採用し、内面反射によるフレア・ゴーストを抑えた、クリアな画質を実現しています。主なターゲットは、スポーツや動物をメインの被写体とするプロカメラマンや、ハイアマチュアユーザーで、オートフォーカスの動体追尾性能を向上し、また、タフな撮影環境下での撮影に対応できる防塵・防滴設計を備えています。操作ボタンも、望遠撮影サポートを考慮の上、レイアウトしています。
名称 (型名) | 受注開始日 | メーカー希望小売価格 | お渡し |
『500mm F4 G SSM 』(SAL500F40G) | 2月8日 | 1,312,500円(税込) (税抜:1,250,000円) |
5月中旬より順次 |
10群11枚の新光学系が、超望遠レンズの要ともいえる中心部から周辺部へかけての高いコントラストとシャープで抜けの良い画像を作り出すと同時に、αレンズの特徴である美しいボケ味も実現します。今回、新たに開発した「ナノARコーティング」や植毛処理によるベーリンググレア低減によって、黒が締まったクリアな描写を実現します。また、EDガラス(Extra-low Dispersion glass)を3枚使用し、色収差も良好に補正。シャープな画質を可能にします。
ナノサイズの構造を持ったソニー独自の新開発コーティング技術、「ナノAR コーティング」をαレンズで初めて採用。この新技術により反射率を大幅に削減し、内面反射によるフレア・ゴーストを抑えた、抜けの良いクリアな画質を実現します。
制御用回路を新規に開発し、インターナルフォーカシングとの組み合わせにより、オートフォーカス時の動体追尾性能が向上しています。これによりスポーツや動物、鳥など、動きのある被写体も、より確実に捉えることが可能になります。また、超音波モーターSSM(Super Sonic wave Motor) を搭載。電圧をかけると変形する圧電素子の特性を利用したモーターで、低速で大きな回転が得られます。起動・停止のレスポンスの早さなど、レンズ駆動に適した特性を持ち、駆動も高速かつ滑らかで、動体撮影時のレスポンスの良さにも寄与します。
屋外での使用を考慮して、防塵・防滴にも配慮した設計を採用。特に、レンズの前後やフォーカスリング周辺などには水が浸入しにくい構造を施し、“α77”と使用することで、システムとしてよりハードなシーンでの撮影が可能になります。
フォーカスホールドボタンをレンズ鏡銅部4箇所に配置し、あらゆるホールディングスタイルでも瞬時にフォーカスをコントロールすることが可能です。
また、2方式であらゆる撮影スタイルに応えるDMF(Direct Manual Focus)ボタン、レンズ本体の太い部分と細い部分をワイドにカバーするフォーカスリング、フォーカス位置をあらかじめ設定出来るプリフォーカス機能など操作性も徹底的に追及。さらに内側に植毛を施し、遮光効果の高いカーボンファイバー製のレンズフードや90度毎にクリックを備えた三脚座も装備しています。
“α”Aマウントボディーは、すべてのレンズで手ブレ補正に対応するボディー内手ブレ補正を搭載しており、本レンズでも、“α”Aマウントボディーとの組み合わせで手ブレ補正の効果を使った撮影が可能です。
型 名 | 『SAL500F40G』 |
レンズ構成 | 10群11枚 |
最短撮影距離 | 4.0m |
最大撮影倍率 | 0.135倍 |
外径寸法(最大径×長さ) | 140×367.5mm |
質量 | 3460g |
この他、詳細の製品情報については、製品紹介サイトをご参照ください
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