ソニーは、ソニー・ミュージックエンタテインメントとの協業で実現した音質にくわえ、快適な装着性、デザインを追求した、ヘッドバンド型ヘッドホン『MDR-1』シリーズ3機種を発売します。
本シリーズでは、従来から音質づくりの柱としている「ボーカル音のクリアかつ自然な再現」を追求するとともに、「各楽器間の音のバランス」や「重低音域の再現性」を強化しました。最新トレンドの音楽では、レコーディング現場における編集がデジタル化したことで、これまで使用されていなかったような重低音域の音が使用されるようになっております。重低音域の迫力ある量感と、リズムの正確さを両立するために、ソニーはさまざまな技術を結集し、ミュージシャンやサウンドエンジニアなどのコンテンツ制作者の意図を再現できるような音質を実現しました。
『MDR-1R』に加え、近距離無線通信規格NFC(Near Field Communication、以下NFC)による新しいリスニングスタイルを提案するワイヤレスモデル『MDR-1RBT』、騒音低減率約99.7%※1の卓越したノイズキャンセリング機能を搭載した『MDR-1RNC』の3つのバリエーションからお選びいただけます。
型名 | 発売日 | メーカー希望小売価格 |
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ステレオヘッドホン『MDR-1R』 | 10月27日 | 30,975円 (税抜価格29,500円) |
ワイヤレスステレオヘッドセット『MDR-1RBT』 | 43,050円 (税抜価格41,000円) |
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ノイズキャンセリングヘッドホン『MDR-1RNC』 | 49,350円 (税抜価格47,000円) |
本シリーズでは、半世紀にわたる当社のヘッドホン技術のノウハウを集結し、従来から音づくりの柱としている「ボーカル音のクリアかつ自然な再現」を追求するとともに、「各楽器間の音のバランス」や「重低音域の再現性」を強化しました。
レコーディング現場における編集がデジタル化したことで、最新トレンドの音楽では、これまで使用されていなかったような重低音域の音が使われるようになっています。重低音域の迫力ある量感と、リズムの正確さを両立するために、ソニーの持つさまざまな技術を結集しました。これにより、ミュージシャンやサウンドエンジニアなどのコンテンツ制作者の意図を再現できるような音質を実現しました。
最新トレンドの音楽を再現する上で、直接耳に届く直接音だけでなく、反響音を含めた間接音の再現性が重視されるようになっています。高剛性と広帯域にわたり本来信号に含まれない不要な音を抑える高い内部損失を両立した「液晶ポリマーフィルム振動板」を採用したことで、中高域のよりクリアな再現を実現しました。
広帯域(4Hz〜80kHz)再生を実現する「HDドライバーユニット」を採用。振動板の高い可動性の実現と、軽量ボイスコイルの採用により、レスポンスの速いパワフルな低域から80kHzの高域まで再現します。(右図:ドライバーユニット分解図)
ハウジング上に設けたポート(通気孔)により、低域における通気抵抗をコントロール。振動板の動作を最適化したことで、低域の音の立ち上がり特性を改善し、リズムを正確に再現します。
イヤーパッドを支える構造部品の幅を薄くし、パッド装着部の土台に傾斜をつけたことで、装着した際、イヤーパッドが内側方向に倒れ込むようにしました。これにより、クッション材の柔らかさだけに頼ることなく、構造上でも柔らかさを追求し、これまでにない装着感を実現しました。加えて、高い気密性を実現したことで、重低音域の迫力もあますところなく再現できます。
ハウジングのスイーベル機構(耳に密着する部分の水平方向の回転機構)の軸の向きを内側に傾け、ハウジングの回転中心をイヤーパッドと耳の装着面に限りなく近づけました。これにより、装着の際の安定性が増し、加えて、イヤーパッドの締め付けの圧力を最低限に抑えることが可能で、長時間の使用でも快適に音楽を楽しめます。
高音質と優れた装着性という機能を損なうことなく、人が装着した際の美しさを考え、さらに、アウトドア用ヘッドホンという原点に立ち返り、持ち運びやすいサイズとのバランスを熟慮しました。
『MDR-1』シリーズの特長でもある低音再生を支える技術である、Beat Response Controlのポート(通気孔)までもデザインに落とし込み、ケーブルの配置に関しても、使い勝手を考えたデザインにしました。装着した際に、ハンガー部分からお客様の胸元へケーブルが自然に流れるようにデザインし、再生機器からの音声信号を減衰なく再現できることを表現しました。
本機の指定の場所にNFC対応のスマートフォンなどをタッチするだけで、ワンタッチで簡単にBluetooth®機器の登録(ペアリング)や接続ができます。
音源とBluetooth®伝送における圧縮過程で失われがちな高音域と消え際の微小な音を再現し、広がりのある自然な音質を実現しました。
デジタルイコライザーによる理想的な周波数特性の実現とフルデジタルアンプ“S-Master”を用いて、高音質での音楽再生を可能にしました。
同梱ケーブルを使用し、通常のヘッドホンとしてもご使用いただけます。
ハウジングの内外に配した2つのノイズセンサーと、二組のDNC(デジタルノイズキャンセリング)ソフトウェアエンジンの組み合わせにより、約99.7%の卓越したノイズキャンセリング性能※1を実現しました。
音源の圧縮過程で失われがちな高音域と消え際の微小な音を再現し、広がりのある自然な音質を実現しました。
デジタルイコライザーによる理想的な周波数特性の実現とフルデジタルアンプ“S-Master”を用いての高音質での音楽再生を可能にしました。
周囲の騒音を常に分析し、最も効果的なキャンセル機能を自動選択します。
同梱ケーブルを使用し、通常のヘッドホンとして使用が可能です。
今回の新商品は、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 大阪は8月30日(木)、ソニーストア 名古屋では8月31日(金)より先行展示し、お客様にご覧いただけます。
型名 | 『MDR-1R』 | 『MDR-1RBT』 | 『MDR-1RNC』 |
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形式 | 密閉ダイナミック型 | ||
ドライバーユニット | 40mm、ドーム型 (HD、OFCボイスコイル) |
40mm、ドーム型 (HD、OFCボイスコイル) |
50mm、ドーム型 (OFCボイスコイル) |
振動板 | 液晶ポリマー振動板 | 液晶ポリマー振動板 | 液晶ポリマー振動板 |
感度 | 105dB/mW | 102dB/mW(アナログ入力時) | 103dB/mW(ON時),100dB/mW(OFF時) |
再生周波数帯域 | 4-80,000Hz | 20-20,000Hz(BT接続時) 4-80,000Hz(アナログ入力時) |
5Hz-24,000Hz |
インピーダンス | 24Ω(1kHzにて) | 24Ω(1kHzにて:アナログ入力時) | 51Ω(ON時),19Ω(OFF時) |
最大入力 | 1,500mW | 1,500mW(アナログ入力時) | 100mW |
コード長 | 1.2m | 1.5m(アナログ入力用コード) | 1.2m |
入力プラグ | 4極金メッキL型ステレオミニプラグ | 3極金メッキL型ステレオミニプラグ (アナログ入力時) |
4極金メッキL型ステレオミニプラグ |
質量(コード含まず) | 約240g | 約297g | 約330g |
電池持続時間 | - | 最大約30時間※3 | 約22時間※3 |
付属品 | iPhone/iPod/iPad専用マイク/ リモコン付接続コード、接続コード、 キャリングポーチ |
接続コード、充電用micro-USBコード、 キャリングポーチ |
iPhone/iPod/iPad専用マイク/ リモコン付接続コード、接続コード、 航空機プラグ、 充電用micro-USBケーブル(1.5m)、 キャリングケース |
TEL 0120-777-886(フリーダイヤル)
TEL 0466-31-2546(携帯電話・PHS・一部のIP電話などフリーダイヤルがご利用になれない場合)
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