ソニーは、カメラ製品の基本的な価値である「美しい写真や映像を撮って楽しむ」高画質撮影をさらに追求し、自社開発35mmフルサイズ“Exmor”CMOSイメージセンサーを搭載した、レンズ交換式デジタル一眼カメラ“α”、デジタルスチルカメラ“サイバーショット”と、レンズ交換式HDビデオカメラ“ハンディカム”の3機種を発売します。

いつでも手軽に写真や動画を撮って楽しめるモバイル機器の普及により、デジタルイメージング市場ではより本格的な撮影が可能な高級コンパクト機やデジタル一眼カメラなどの需要が拡大しています。

ソニーは、自社開発した35mmフルサイズ“Exmor”CMOSイメージセンサーを、レンズ交換式デジタル一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ、およびHDビデオカメラの3つのカテゴリーの新商品に搭載しました。
このイメージセンサーは、受光部の面積が、一般的なデジタル一眼カメラで採用されているAPS-Cサイズのイメージセンサーと比較して約2.3倍と広く、レンズが集めた光を余すことなく受けることで、画面の隅々まで描写する高い解像感や広いダイナミックレンジ、さらに高感度・低ノイズ性能などの向上に大きく貢献します。

ソニーは、この大型のイメージセンサーと、同じく自社開発するレンズ、画像処理エンジンを、用途に応じてそれぞれ最適に組み合わせることで「ありのままを表現する解像感」「感じたままを写す描写力」「映画のような豊かな表現力」などの高いカメラ性能を実現しました。フルサイズならではの高い描写力で、本格的な高画質撮影を極めた、新しい映像や写真の楽しみ方を幅広い機器で提供します。

当社は、1985年の民生用8ミリビデオカメラ、1996年の民生用デジタルスチルカメラ“サイバーショット”の発売以来、小型・軽量化、高画素化、高倍率ズームや手ぶれ補正機能の搭載など、常に最先端の商品で、民生用のデジタルイメージング市場の拡大を牽引してきました。

今後も、業務用領域との技術連携をさらに強化するとともに、基幹部品を自社開発する強みを最大限に活かし、簡単・手軽に写真を楽しみたいユーザーから、より本格的な撮影を楽しみたいハイアマチュアにいたるまで、さらにはプロフェッショナルのユーザーの方にも評価いただける高い品質を目指したデジタルイメージング商品群を提供していきます。

• レンズ交換式デジタル一眼カメラ“α99”『SLT-A99V』
• デジタルスチルカメラ“サイバーショット”『DSC-RX1』
• レンズ交換式HDビデオカメラ“ハンディカム”『NEX-VG900』