ソニーは、中高域の再現において高い能力を発揮し、薄型化にも貢献する磁性流体(Magnetic Fluid)サスペンション構造のスピーカーユニットを採用した『SRS-BTX500』など高音質とポータビリティーを両立したBluetooth®対応ワイヤレススピーカー「Xシリーズ」2機種を発売します。
近年、伸長するワイヤレススピーカー市場に向け、ハイエンドモデルとして新たに「Xシリーズ」を投入します。
型名 | 発売日 | 価格 | カラー | |
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ワイヤレススピーカー「Xシリーズ」 | 『SRS-BTX500』 | 2月21日 | オープン価格 | ブラック |
『SRS-BTX300』 | ブラック、ホワイト |
両機とも、薄型でも高品位な音質を奏でるため、高い基本性能を実現する筺体設計を施しています。
サブウーファーユニットの低域エネルギーを効果的に共振させる新規開発のパッシブラジエーターや、高剛性繊維強化樹脂を採用したフロントキャビネットにより、薄型ながらキレの良い存在感のある低域を再現します。加えて、ソニー独自の高音質フルデジタルアンプ“S-Master”を採用しました。
また、従来のBluetooth®によるワイヤレスでの音楽再生に加え、NFC(Near Field Communication)によるワンタッチリスニング機能にも対応しています。対応スマートフォンなどをかざせば、設定(ペアリング)を意識することなく簡単にBluetooth®の接続が行え、音楽や通話を楽しんでいただけます。また、リチウムイオン内蔵充電池を搭載し、最大約8時間※1の長時間連続再生に対応しました。
上位機種『SRS-BTX500』は、スピーカーとしての基本性能をさらに追求し、ソニーのサウンド技術をコンパクトボディに凝縮しました。サテライトスピーカーには、高感度化や薄型化などを実現する独自技術の磁性流体サスペンション構造を採用。これにより、スピーカーユニットとしての反応速度が向上し、明瞭感のある高域、ボーカルの息づかいなど特に中高域の再現において高い能力を発揮します。また、薄型ながら低域の再現性を高めるため、新規開発のサブウーファーユニットに高磁力ネオジウムマグネットと、低域特性を向上させる形状のセンターキャップを使用しています。さらに電源回路にも音質用電解コンデンサーを使用するなど、ポータブルでありながら、こだわりの音響設計を施しています。
『SRS-BTX500』は、従来スピーカーの構成要素であるダンパーを用いず、薄型化にも貢献する独自技術の磁性流体サスペンション構造をサテライトスピーカーユニットに採用。入力信号にあわせ上下振動する振動板を正しく駆動するためのダンパーを独自構造に置き換えることで、従来スピーカーと比べ、軽量化されました。これにより、高感度化が実現し、ボイスコイルから振動板へと伝えられる駆動力の機械的損失や反共振による歪みが低減され、スピーカーユニットとしての反応速度が向上します。
明瞭感のある高域、ボーカルの息づかいなど特に中高域の再現において高い能力を発揮します。
ダンパーレスによる効果として、音圧感度が約+2dB向上※2、アンプに求める負荷を減らせることにより消費電力約35%削減※2につながり、省エネ、高効率化も実現しました。
『SRS-BTX500』は中央のサブウーファーと左右前面に2つのサテライトスピーカーの2.1スピーカー、パッシブラジエーターを2個(Dual Passive Radiators)、『SRS-BTX300』は、2つのフルレンジスピーカーと大型のパッシブラジエーターを1個搭載しています。それぞれのセットに最適化した新規パッシブラジエーターにより、限られた容積の中でサブウーファーユニットから出される低域エネルギーを効果的に共振させ、キレの良い、存在感のある低域の再現を実現します。従来のバスレフ型スピーカーと比べ、風切り音などノイズも抑えられます。
サブウーファーユニットの振動板から駆動され、発生する空気の力を、パッシブラジエーターの振幅や、リアキャビネットの響きへと、あますところなく伝えるために、フロントキャビネットには、繊維で強化した樹脂を採用。小型ながら存在感のある低域再生に寄与します。
音声信号をデジタル処理する“S-Master”を搭載することで、音質劣化を最小に抑え、小音量から大音量まで、どのような音量でも原音を忠実に再生します。『SRS-BTX500』のアンプ出力は、最大40Wの高出力、『SRS-BTX300』は、最大20Wの出力を実現しました。
「“クリアフェーズ”DSP (デジタル信号処理)」テクノロジーにより音響特性を補正します。楽器の音やボーカルに臨場感を与え、明瞭な音場定位や奥行き感あるサウンドが体感できます。
さらに、薄型でも高品位な音質を奏でるため、高い基本性能を実現する筺体設計を施しました。
部品にもこだわり、スタンドにはダイカスト部品、サブウーファースピーカーユニットには、使用されることが少ない、高磁力ネオジウムマグネットを贅沢に採用しました。電源回路にも音質用電解コンデンサーを使用しています。センターキャップにも、すり鉢形状を採用するなど形状やサイズにもこだわり、コンパクトながら、重厚感のある低域を再現します。
さらに、サブウーファーユニットとパッシブラジエーターを、ユニット自身のフレームだけでなく、別体の金属フレームをも使用することで、より強力な伝達力を発揮します。
Bluetooth®に対応し、Bluetooth®対応ミュージックプレーヤーやスマートフォンを手元で操作しながら、音楽などの音声をワイヤレス※4※5で再生することができるほか、NFC 搭載Bluetooth®対応のスマートフォン等と組み合わせれば、ワンタッチ機能により、Bluetooth®の接続設定(ペアリング)を意識することなくワイヤレス接続し、簡単に音楽などが楽しめます。また、本機対応のスマートフォンをかざすと、対応スマートフォン内蔵のスピーカーやヘッドホンで聴いていた音楽が部屋中に広がり、より臨場感のある音を体感できます。さらに、スマートフォンなどとワイヤレスで接続すれば、内蔵マイクを使ったハンズフリー通話や大人数でのTV会議電話、あるいはかかってきた電話に家族みんなで会話なども簡単に行えます。
“AAC”“aptXapt-X”に対応したスマートフォンなどと組み合わせて使用することで、既存のワイヤレス接続よりも臨場感溢れる快適なサウンドをワイヤレスで楽しむことができます。
DSEEテクノロジーにより、Bluetooth®の伝送コーデックにより、圧縮によって失われがちな高音域を効果的に補完し、原音により近い広がりのある音で再生します。
『SRS-BTX500』は、最大約6時間※1 、『SRS-BTX300』は最大約8時間の連続再生に対応しています。
USB経由で、スマートフォンや“ウォークマン”などへ充電することができる「おすそ分け充電」機能により、充電器を使うことなく、音楽を聴きながら、また寝ている間でも簡単に充電することができます。
設定しておけば、スピーカーの電源を切っておいても、機器登録(ペアリング)済みのスマートフォンやタブレット等から電源を入れることができます。
低音を強調して豊かにする「MEGA BASS」、包みこまれるような臨場感を味わえる「SURROUND+MEGA BASS」を手軽に切り替えられる「SOUND」ボタンを搭載しています。
『SRS-BTX300』は、側面にスタンドを配置し、持ち運びの際は収納するデザインを採用しました。
スタンド収納の際には、自動で電源をオフにする機能も搭載しています。
なお、今回の新商品を銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪にて、1月19日(土)より、順次展示を行います。
型名 | 『SRS-BTX500』 | 『SRS-BTX300』 | |
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スピーカー | 型式 | 直径48mm×2、80mmサブウーファー | 直径70mm×2 |
アンプ | 実用最大出力(JEITA※1) | 40W | 20W |
入力 | ステレオミニジャック×1 | ステレオミニジャック×1 | |
Bluetooth®機能 | 通信方式 | Bluetooth®標準規格 Ver.3.0 | |
出力 | Bluetooth®標準規格 PowerClass2 | ||
最大通信距離 | 見通し距離約10m※2 | ||
仕様周波数帯域 | 2.4GHz帯 | ||
変調方式 | FHSS | ||
プロファイル※3 | A2DP/AVRCP/HFP/HSP | ||
対応コーデック※4 | SBC※5,AAC,aptXapt-X | ||
対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 | ||
マイク | ○ | ○ | |
電源・電力 | 電源 | 内蔵バッテリーまたはACアダプター | 内蔵バッテリーまたはACアダプター |
持続時間 | 6時間(Bluetooth®接続時) | 8時間(Bluetooth®接続時) | |
使用温度範囲 | 5℃ 〜 35℃ | 5℃ 〜 35℃ | |
寸法・質量 | 外形寸法(幅×高さ×奥行) | 約385o×約152o×約65o (背面スタンドを閉じた状態) 約385mm x 約152mm x 約81mm (背面スタンド開脚時) |
約341o×約115o×約58.5o (サイドスタンドを閉じた状態) 約341o×約115o×約72o (サイドスタンド開脚時) |
質量 | 約2000g(充電池含む) | 約1600g(充電池含む) | |
付属品 | ACアダプター、キャリングケース |
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