ソニーは、レンズ交換式デジタル一眼カメラ“α”の交換レンズとして、［Aマウント］用にフルサイズ対応レンズ2本と、［Eマウント］用に2本の計4本を発売し、ラインアップを拡充します。また同時に、アクセサリーのフラッシュ『HVL-F20M』を発売します。

このレンズは動体へのAF（オートフォーカス）追随性能や画質が進化した新世代の超望遠ズームレンズです。動体追随性能を前モデル（70-400mm F4-5.6 G SSM）に対して約4倍に高速化したことで、連写時のAFの捕捉力が格段に向上し、スポーツ撮影や動物撮影など、動きの速い被写体にも高い精度で追従します。
また、「500mm F4 G SSM」 や「300mm F2.8 G SSMⅡ」で採用しているソニー独自のコーティング技術「ナノARコーティング」を採用し、フレアゴーストを大幅に低減させることで、黒が締まった透明感のある高い描写性能を実現しています。レンズの外観色は前モデルのシルバーからアイボリーホワイトに変更しました。

業界最高クラスの解像力とコントラストを実現した、表現に強いこだわりのある撮影者の要求に応えるフルサイズのカールツァイス標準大口径レンズです。非球面レンズを2枚採用する5群8枚の最新光学設計により、さまざまな収差を良好に補正します。“Planar”の名を冠するとおり、画面中心から周辺までの高い像面平坦性を実現するとともに、絞り開放からシャープで高精細な描写を実現しています。さらに、現存するレンズの構成で、最も美しいぼけの形状と言われる9枚羽根の円形絞りを採用し、美しく、素直なぼけも実現しています。
また、超音波モーターSSM（Super Sonic wave Motor）を採用することで、なめらかで静音性に優れたAF駆動と、“α77”や“α99”などの中級機から上級機で必須とされる防塵防滴性に配慮した設計を施しています。主な外装部材にアルミニウムを採用することで高い剛性と高品位な外観を実現するなど、「撮る喜び」と「持つ喜び」を提供するレンズです。

20mm（35mm換算 30mm）という扱いやすい画角とF2.8という明るさを実現した、Eマウントレンズの中で最も薄い、小型の広角パンケーキレンズです。3枚の非球面レンズにより歪曲・球面収差を良好に補正し、高い解像力とコントラストで画面の周辺部まで像の崩れや歪曲を押さえた高い描写性能を実現しており、常時装着でスナップや風景の撮影など、さまざまなシーンに対応可能な広角レンズを求めるお客さまに最適なレンズです。

18mm-200mm（35mm換算で27mm-300mm）の焦点距離で、広角から超望遠まであらゆる撮影を一本でカバーする高倍率11倍ズームレンズです。レンズ内蔵リニアモーターによる滑らかで静粛なフォーカス駆動によって、特に動画の撮影に威力を発揮します。6段変速の電動ズームを搭載し、可変速に加え一定速にも対応するため、手動ズームでは困難だったスローズームを滑らかに駆動でき、動画での多彩な映像表現を可能とします。
また動画撮影時には「アクティブモード」に対応。ワイド端での手ぶれを大幅に低減し、手持ちで動きながらの撮影でも、手ブレを押さえることができます。