ソニーは、従来機比（『DEV-3』）約30％の小型・軽量化を実現し、新たに防塵^※2・防滴^※3に対応したデジタル録画双眼鏡『DEV-50V』『DEV-30』を発売します。

本機は、双眼鏡倍率　最大25倍^※4、（従来機『DEV-3』は最大10倍）の可変ズームを実現したほか、ソニーのレンズ交換式デジタル一眼カメラ“α”でも採用している圧倒的な高コントラスト・高解像度の有機EL電子ビューファインダーも新たに搭載し、より的確かつ美しく被写体を捉えることが可能です。
本機一台で、高倍率双眼鏡として被写体を観察しながら、同時にフルハイビジョン動画および20.4M相当の静止画を記録できるため、手軽に持ち運んで、動物・自然観察から、スポーツ観戦、旅行など、幅広い用途で使用できます。

野鳥などの動物や自然、スポーツなどを観ながら、同時に高画質記録が可能な機器として、ソニーが2011年に世界で初めて発売しました。「ズーム機能」、「オートフォーカス（AF）機能」、「光学式手ブレ補正（アクティブモード）機能」を搭載しているため、動きの速い被写体を観察する際も近距離から遠距離まで、被写体を的確に捕捉でき、手ブレを抑えながら高画質な観察記録が可能です。
本機（『DEV-50V』『DEV-30』）は、光学双眼鏡と異なり、デジタルスチルカメラやフィールドスコープなど複数の機材を用いる必要がないため、機材交換の手間や、被写体を逃すリスクが軽減します。
ソニーは今回、お客さまが重視する画質・質量・操作性などを格段に進化させたことで、デジタル録画双眼鏡市場をさらに拡大し、デジタル式ならではの自在に観て、記録する楽しみを、さらに広げていきます。

『DEV-50V』は最大25倍にまで可変ズーム機能を進化させました。ズームレバーを操作し、双眼鏡倍率0.8倍から最大25倍^※4までスムーズに倍率を変えることができるため、バードウォッチングなどの動物観察時にも、的確に被写体を捕捉でき、被写体の探しやすさが格段に向上しました。

「光学式手ブレ補正（アクティブモード）」を搭載し、縦方向、横方向、回転方向の3方向の手ブレを補正します。これまでの高倍率の光学双眼鏡では手ブレが大きく安定した観察が困難でしたが、本機では手ブレを抑えて快適に観察・記録できます。

可変ズームに対してAFが自動で素早く追従し、野鳥などの動物や、サッカーやモータースポーツなど動きの速い被写体でも迅速に捉えることが可能です。

• 高性能“Gレンズ”、総画素数543万画素の高感度の裏面照射型CMOSイメージセンサー“Exmor R（エクスモア アール）”、画像処理エンジン“BIONZ（ビオンズ）”を搭載。観るだけでなく、高画質フルハイビジョンでの動画撮影に2D/3Dともに対応し、双眼鏡で捉えたものを、見たままに迫力ある映像が楽しめます。
  また、20.4M相当の静止画記録にも対応しています。
• 暗所でも見やすいハイパーゲイン機能を搭載。暗所では光量不足のために追従できなかった被写体も、暗部の明るさを上げて追従・記録することができます。
• HDMI端子を搭載しており、液晶テレビ〈ブラビア〉などの大画面テレビに接続して、本機で撮影した映像を美しいフルハイビジョン画質で楽しめます。3D対応テレビに接続すれば、迫力の3D映像も楽しめます。

今回の新商品の先行展示を、5月16日（木）より、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 大阪、ソニーストア 名古屋にて行います。

• ソニーは、持続可能な社会の実現を目指し、2050年までに自らの事業活動および製品のライフサイクルを通して、「環境負荷ゼロ」を達成することを長期的ビジョンとして掲げています。
• 『DEV-50V』『DEV-30』は、再生材率99％を実現したポストコンシューマー由来のリサイクル材料“SoRPlas（Sony Recycled Plastic：ソープラス）”を採用し、2015年目標である製品のバージンプラスチック利用率の5％削減（2008年度比）に貢献しています。また、デジタル録画双眼鏡を通じて野生動物の生態への意識を高めることで、生物多様性の保全活動に貢献します。