ソニーは、ノートPC13機種、タブレットPC1機種、テーブルトップPC3機種の全4シリーズ計17機種のパーソナルコンピューター VAIO^®を発売します。

今回の秋冬モデルでは、従来のノートPCとしての操作性を維持しながら、タブレット用途としても使える新しい機構を採用したノートPC、 VAIO^® Fit（バイオフィット） 13A/14A/15Aを導入します。また、VAIO^® Tap（バイオタップ）に、11型液晶ディスプレイ搭載モデルを新たに追加し、用途に応じてPCまたはタブレットとして使用可能なタブレットPC、VAIO^® Tap 11と、画面の角度を簡単かつ自由に調整し、複数人でも楽しめる、21型液晶ディスプレイ搭載テーブルトップPC、VAIO^® Tap 21を発売します。

VAIO^® Fit 14A/15Aは、それぞれ最薄部約18mmと約18.4mmの薄型の筐体ながらフルピッチキーボードや大きなタッチパッド、広いパームレストやバックライトキーボードの搭載などにより、従来のノートPCと同様のキーボード操作が可能です。加えて新発想のマルチフリップヒンジを採用し液晶画面を裏返すことで、タブレットモードや映像コンテンツの視聴に適した形状を実現するビューモードなど、用途に合わせて形状を容易に変えることができます。VAIO^® Fit 13Aは、VAIO^® Fit 14A/15A同様のキーボード操作性やマルチフリップヒンジの採用に加えて、最薄部約14.3mm、重さ約1.31kgの小型・軽量化により持ち運びやすいモバイルPCとして、ビジネスシーンでも活躍します。
VAIO^® Tap 11は、厚さ約9.9mm、重さ約780g^※1の薄型で軽量のタブレット形状の本体に、快適にタイピングできるワイヤレスキーボードを付属しており、PCとしても使うことができます。また、付属のデジタイザースタイラス（ペン）や背面カメラを使って資料やアイディアを効率的に作成したり、まとめたりするといった新しい使い方を提案します。
VAIO^® Tap 21は、21.5型の大型液晶ディスプレイを搭載し、個人であっても家族など複数の人とも、より快適に使えるように進化しました。画面の角度を簡単かつ自由に調整できるほか、厚さ約35.5mmの薄型デザインやバッテリー駆動時間の延長、画質・音質の向上を実現しています。^※2

また今回の新商品より、さまざまなコンテンツの撮影や資料の効率的な作成に適したVAIO^®ならではのユニークなアプリケーション群「VAIO^® Inspiration Suite（バイオ インスピレーション スイート）」を導入しました。スキャニング用アプリケーション「CamScanner（カムスキャナー）」や、写真やWebページを自由に切り抜くことができる「VAIO^® Clip（バイオ クリップ）」、手書きメモを書き込める「VAIO^® Paper（バイオ ペーパー）」、デジタイザースタイラス（ペン）を使用して、よりクリエイティブかつ高い生産性で作業をすることが可能です。加えて、文字や写真などをきれいに撮影することを可能にするCMOSイメージセンサーExmor RS^®（エクスモア アールエス） for PCや、幅広い色域表現を実現するトリルミナス^®ディスプレイ for mobile、独自の超解像技術、X-Reality™ for mobile（エックスリアリティ フォーモバイル）といったソニーの技術を搭載し、高画質で撮影をしたりVAIO^®上でコンテンツを閲覧したりすることができます。

• 従来のノートPC同様にフルピッチキーボードを採用し、打ち間違いの軽減や安定したタイピングが可能です。また広いパームレストや、本体のセンター部分に配置したタッチパッド、バックライトキーボードを搭載し、長時間のタイピングでも疲れにくく、明かりの少ない環境でも快適に作業することができます。
• VAIO^® Fit 15Aは最薄部約18.4mmの薄型デザインである一方で、1TBの大容量ハイブリッドHDD^※3を搭載し、高速でのデータの読み込みを実現します。
• VAIO^® Fit 13Aは最薄部約14.3mm、重さ約1.31kgの形状と、バッテリー駆動時間は約12時間^※4の性能を実現し、モバイルPCにふさわしい薄くて軽い筐体に長時間バッテリー駆動を実現しました。快適に持ち運びができるため、ビジネスシーンを含め幅広いシーンで利用が可能です。

新発想のマルチフリップヒンジを採用し、ノートPCとして使用するキーボードモードに加えて、液晶画面を裏返すことで映像コンテンツの視聴に適した形状を実現するビューモードや、タッチ操作を快適に行えるタブレットモードへ、形状を容易に変えることができます。また、画面を固定するディスプレイロックスイッチを搭載しているため、キーボードモードの際に意図せず画面が裏返ることを防ぎ、快適にお使いいただくことができます。

従来のノートPCと同様に、書類作成や動画の編集など、生産性の高い作業を快適に行うことができます。

Webサイトの閲覧や写真撮影、デジタイザースタイラス（ペン）^※5での入力に便利です。

ディスプレイを裏返して対面の相手に見せたり、映画などのコンテンツ視聴の際に見やすい形状です。

VAIO^® Fitの最上位モデルVAIO^® Fit 15A『SVF15N19DJS』では、フルHD液晶の約2.25倍の画素数を持つ2880×1620ドットの高精細液晶ディスプレイを搭載しています。日常のWebページ閲覧をはじめ、PC上で新聞や雑誌を閲覧する際に細かい文字がはっきり見えるだけでなく、高画質の写真を見た時に細部の質感まで詳細に描写することが可能です。

タブレット形状で厚さは約9.9mm、質量約780g^※6を実現した薄型・軽量の本体デザインです。

付属のキーボードはノートPCと同等のキーピッチ19mm、キーストローク1.1mmを確保しており、快適なタイピングを実現しています。本体とのワイヤレス接続^※7により、キーボードを好みの位置に置いて操作することができます。

簡単にキーボードを着脱できるマグネット機構の採用で、画面を保護した状態で安心して持ち運ぶことができます。キーボードは、本体への装着で自動充電されるため、充電する手間が掛かりません。

• OptiContrastパネルの搭載により、液晶パネルとガラスの間にある空気層の部分に樹脂を入れたことで、高いタッチ精度を実現。また、約9.9mm^※6の薄型デザインにより机との段差が小さいので、付属のペンと組み合わせて、ノートのような書き心地で使用することができます。
• CMOSイメージセンサーExmor RS for PCを搭載した高性能背面カメラと、スキャニング用アプリケーション「CamScanner」により、ホワイトボードの写真などもきれいに撮影して、台形補正のうえデータとして保存することが可能です。その後は、付属のペンを使用して、「VAIO^® Clip」^※8で写真やWebページを自由に切り抜いたり、「VAIO^® Paper」^※8で手書きメモを書き込むことができるので、レポートを効率的に仕上げるといった際に便利です。

• 従来機種のVAIO^® Tap 20よりもサイズ、解像度が向上した21.5型の大画面フルHD液晶ディスプレイを採用しました。また、フリースタイルスタンドの進化により、倒すときも起こすときもスタンドを触ることなく、画面を簡単かつ自由に角度調整することが可能で、使用シーンに合わせて容易に形状を変えることができます。キーボードやマウスを使った従来通りのPC操作を行う「キーボードモード」や、スタンドの角度を変えて、好みの姿勢でタッチ操作を快適に行うことが可能な「タッチ快適モード」、また複数の人で大画面を囲んで一緒に楽しむことができる「テーブルトップモード」といった多彩な使い方を提案します。

• テーブルトップモードで楽しめるアプリケーションを充実させて、今回新たに、写真や動画、Web画像などを並べて、複数人で画面を囲んでタッチしながら閲覧できる「VAIO^® Tabletop（バイオテーブルトップ）」を搭載しました。写真や動画、クリップしたWeb画面、BGMなどの素材を選んで画面表示させて、好みや用途に合わせて並び替えながら情報を共有できます。例えば、家族や友人と旅行先などの検討をする際、候補の画像や動画をタッチ操作で画面いっぱいに広げて視聴し、気に入った素材を選択してグルーピング表示したり、旅行後に地図上に写真や動画を並べて、皆で思い出を振り返るといった楽しみ方ができます。

そのほか、豊富な色とツールを使って、画面のタッチ操作で自由にお絵かきをしたり、好きな写真を取りこんでぬりえにして楽しめるアプリケーション「Family Paint（ファミリー ペイント）」や、複数人のスケジュールを一覧表示し、手書きメモ、写真、ボイス、動画などを活用してメッセージの共有ができるアプリケーション「Fingertapps Organizer（フィンガータップス オーガナイザー）」をプリインストールしています。

入出力端子を1か所にまとめて配置したことで、シンプルな背面デザインに仕上げています。また大画面モデルながら、厚みを従来機種^※9比で約20％薄い約35.5mmに抑えた薄型デザインにより、置き場所や使用しないときの収納の省スペース化を実現しました。加えて、バッテリー搭載により、 PCを使いたい場所に自由に手軽に持ち運んで、配線を気にせずに快適に使うことができます。

• これまでソニーストアで発売していたVAIO^® Duo 13無線WAN（Wide Area Network、ワイドエリアネットワーク）/LTE搭載モデルを、標準仕様（店頭販売）モデルにも導入します。auの次世代高速通信サービス「4G LTE」に対応し、3G（WIN HIGH SPEED）と比較して約8倍の速度を実現しています。これにより、外出先でも高速でネットワーク接続が可能になります。
• スリープ中のネットワークへの常時接続やスリープ時から高速にパソコンを起動することができる「InstantGo」に対応し、スリープ中でもリアルタイムでメールの受信やカレンダーなどの更新が可能で、常に最新の状態を維持することができます。
• 本体に、SIMカードがあらかじめ挿入されており、簡単にインターネット接続設定が可能です。
• KDDIよりVAIO^® Duo 13の無線WAN/LTE搭載モデルを対象とした割引・キャンペーンを提供予定です。詳細については下記をご確認ください。
  「先取り！データシェアキャンペーン」
  「LTEフラット for DATA(m)」

デジタイザースタイラス（ペン）や高性能背面カメラを使用して、手書きメモや画像などさまざまなコンテンツを、“撮る”、“観る”、“加工する”ことで、よりクリエイティブかつ生産的な作業を可能にするVAIO^®のユニークなソリューションです。

筆圧感知に対応するアップデート^※12をリリースする予定です。筆圧によって文字や線の太さ細さを変えられるため、より専門的でクリエイティブな作業が可能です。なお、これらのソフトウエアはAdobe Creative Cloud™を通して入手できます。

手元のVAIO^®の画面上で、テレビを簡単に操作したり、番組表や詳細な番組情報を表示することのできる、ソニーのセカンドスクリーンアプリケーションです。気になるキーワードを検索すれば、番組表に加えWebサイトやYouTubeなどから関連するコンテンツを見つけることができます。^※13

チャンネルや音量の変更などの操作が可能で、ブラビアなどのテレビに限らず、ブルーレイディスクプレイヤーやホームシアターなど赤外線で制御可能な機器を操作することができるアプリケーションです。^※14

FacebookやTwitter、YouTubeなどの動画やRSSニュースなどのお好みニュース、またSNS投稿記事を雑誌のような見やすいレイアウトでまとめて閲覧できます。気になる情報を手軽に探すことができ、記事の管理やシェアも簡単にできます。

写真や動画の管理・編集アプリケーション「PlayMemories Home for VAIO^®」は、取り込んだ写真や動画を自動で整理し、またきれいに画像補正して簡単な手順でショートムービーを作成することが可能です。

写真や動画の閲覧アプリケーション「アルバムアプリ」は、快適なタッチ操作で、思い出の写真を閲覧することができます。さらに、ソニーの写真・動画クラウドサービス、PlayMemories Onlineの無料・枚数無制限^※15のアップロード機能「オールシンク」を利用することで、VAIO^®に保存されたすべての写真をPCのブラウザやスマートフォン、タブレットなどで楽しむことも可能です。

NFC（Near Field Communication：近距離無線通信）に対応し、対応機器をVAIO^®にかざすだけのワンタッチ操作で、スピーカーやヘッドホンから音楽を流したり、スマートフォンで閲覧していたWebサイトのURL情報を転送して、VAIO^®の画面で同じサイトを閲覧することができます。

なお、今回の新商品については、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪にて、10月9日（水）より、順次展示を行います。