ソニーは、79点のクロス測距点を備える新開発のハイブリッド位相差検出AFシステムとAF/AE※1追従※212コマ/秒※3連写を実現する、有効約4240万画素35mmフルサイズ裏面照射型Exmor R®(エクスモアアール)CMOSイメージセンサー搭載のレンズ交換式デジタル一眼カメラ『α99 II(マークツー)』をAマウントシリーズ最上位機種として発売します。
ソニーの最新イメージング技術を惜しみなく投入した本機は、Aマウントシステムをお使いのカメラ愛好家の期待に応え、独自の高性能AFシステム「4D フォーカス™」への対応のほか、高画質の静止画・4K(QFHD:3840×2160)動画撮影機能などを小型化したボディに凝縮しています。モータースポーツや野生動物など動きの速い被写体や一瞬の表情を切り取るポートレートなどの幅広いシーンにおいて、シャッターチャンスを逃さず美しい描写でその瞬間を捉えます。
型名 | 発売日 | 価格 |
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レンズ交換式デジタル一眼カメラ 『α99 II』「ILCA-99M2」(Aマウント) | 11月25日 | オープン価格 |
新商品『α99 II』は、現行機『α99』からCMOSイメージセンサー、画像処理エンジン BIONZ X™(ビオンズエックス)のフロントエンドLSIをはじめとするさまざまなキーデバイスと内部機構を全面的に刷新し、基本性能が大きく進化しています。
本機は、常時イメージセンサーとAFセンサーに光を導くことが可能なトランスルーセントミラー・テクノロジーにより、専用位相差AFセンサーの79点※4(15点クロスを含む)と、像面位相差AFセンサーの399点※5が同時駆動する、新開発「ハイブリッド位相差検出AFシステム」を採用し、79点のハイブリッドクロス測距点を実現しています。進化した動体予測アルゴリズムとの組み合わせにより、センサーの画面上の広範囲において、高精度で高速応答性・追従性に優れた総合力の高いAFを達成し、35mmフルサイズセンサー搭載のαとして初めてソニー独自のAFシステム「4Dフォーカス™」に対応しました。また、高いAF性能で最高12コマ/秒※3の高速連写を実現します。
Aマウントの最上位機種にふさわしいカメラ性能として、有効約4240万画素の高解像度・高感度低ノイズ性能・広ダイナミックレンジが特長のイメージセンサー、解像感を高めるローパスフィルターレス仕様、高速画像処理エンジン BIONZ Xなどを備え、自然な質感を忠実に細部まで再現します。また、4.5段※6の補正効果がある光学式5軸ボディ内手ブレ補正をAマウント用に新たに開発し、動画・静止画を問わず補正効果が得られ、夜景などの暗所シーンでも安心して手持ち撮影が可能です。
現行機より約8%の小型化を図ったことに加え、グリップ形状、ボタンの配置、メニュー等も見直したことで操作性も向上しています。
当社独自の「トランスルーセントミラー・テクノロジー」により、2つの位相差検出センサーで被写体を高精度に捉え続ける新開発「ハイブリッド位相差検出AFシステム」を実現。センサーの画面上の広範囲において、高精度で高速応答性・追従性に優れた総合力の高いAFを達成し、35mmフルサイズセンサー搭載のαシリーズとして初めて「4Dフォーカス」に対応しました。
専用位相差検出センサー上には、縦・横方向の動きに追従しどのような被写体でも素早くフォーカスを合わせることが可能となる15点のクロス測距点を搭載。さらに、像面位相差AFセンサー上の世界最多※7高密度399点※5のうち専用センサーの測距点と重なる79点※4は「ハイブリッドクロス」測距点として動作し、高精度に被写体を捉え続けます。
画像処理エンジンBIONZ Xとそれをサポートする新開発フロントエンドLSIにより、大容量画像データの高速処理を実現。高速AFを実現する「ハイブリッド位相差検出AF」システムや新開発のシャッターユニットとの組み合わせにより、最高約12コマ/秒※3のAF/AE追従※2の高速連写を可能にし、モータースポーツや野生動物の一瞬の動きなど、これまで捉えることが難しかった一瞬を高解像に捉えます。
EVF/液晶モニターへの表示アルゴリズムの進化により、最高約8コマ/秒※3のライブビュー方式での高速連写が可能です。アフタービュー方式に比べ、表示タイムラグを限りなく低減させることができるため、これまで光学ファインダー(OVF)搭載のカメラを使用されていた方にも、違和感なくお使いいただけます。高速ライブビュー連写は撮影シーンに合わせて、約8コマ/秒、約6コマ/秒、約4コマ/秒の3段階から選択可能です。
蛍光灯などの人工光源の点滅によるフリッカー(ちらつき)を検知し、フリッカーによる影響が少ないタイミングで静止画を撮影します。速いシャッター速度で撮影した際に、画像の上下で生じる露出や色合いの差、連続撮影時の露出や色合いのばらつきを低減します。
輝度は、EV-4(中央のフォーカスポイント、専用位相差検出AFセンサー、中央を使用)からの検出を実現。低輝度下でもスムーズ、正確なピント合わせができます。
有効約4240万画素という高解像度ながら、高感度・低ノイズ性能と広いダイナミックレンジを実現。常用ISO100〜25600、拡張ISO50〜102400※9の広い感度域をカバーし、ノイズの少ない高精細な撮影が可能です。また読み出し回路を大幅に強化し、さらに伝送速度の速い銅線を採用したことにより、高速読み出しも実現しました。
見たままに忠実な描写を可能にする「ディテールリプロダクション技術」や、絞り込んだ撮影でも解像感を損なわない「回折低減処理」、エリアごとに最適なノイズ低減処理とシャープネス処理を行う「エリア分割ノイズリダクション」など、高解像度を誇るイメージセンサーに合わせて最適なチューニングを施し、自然な立体感をもつクリアな描写を高い解像感で実現しています。また、新開発の高速フロントエンドLSIとBIONZ Xを連携し、シェーディング補正や高精度なクランプ処理など、画像処理プロセスの細部までを前段でサポートし、高画質化、高速化に大きく貢献します。
高い解像性能を実現するために光学ローパスフィルターレス仕様を採用。αレンズの高い光学性能を最大限引き出すことができるため、有効約4240万画素の高画素との組み合わせで高い解像感で被写体の細部や質感まで再現することができます。
フルサイズ対応5軸ボディ内手ブレ補正機能をAマウント用に新規開発。望遠レンズ装着時に起こりやすい角度ブレ(ピッチ/ヨー)、マクロ撮影時など撮影倍率が大きくなるに従い顕著に現れるシフトブレ(X軸/Y軸)、夜景撮影時や動画撮影時などに目立つ回転ブレ(ロール)など、さまざまなブレに対して5軸で検出して補正します。高解像度でも4.5段※6の補正効果を実現。さらに、動画撮影時でも静止画撮影時と同様に5軸で手ブレを補正するため、イメージセンサーの高解像性能を最大限に生かしながら、夜景などの暗所シーンでも安心して手持ち撮影ができます。
静止画撮影中の手ブレ補正の効果は、シャッターボタン半押し中およびピント拡大機能表示中に、ライブビュー映像で確認することができます。望遠撮影時やマクロ撮影時など安定したライブビュー映像を確認しながら、ストレスなくフレーミングやピント合わせができます。
さまざまなキーデバイスの刷新に加え、内部機構のレイアウトを全面的に見直し、35mmフルサイズセンサーを搭載しながらも当社製APS-Cイメージセンサー搭載の『α77 II』同等のサイズまで、約8%の小型化※10を実現しました。また、プロフェッショナルフォトグラファーの要望を反映し、グリップの形状や操作ボタンの位置を細かく見直すことで、大口径レンズ装着時でも安定したホールド性を提供します。
主要な操作ボタンやダイヤルにシーリング処理を行い、メディア・ジャックカバー、各キャビネット部品のあわせ目を凹凸にすることでボディ全体にわたりシーリングを効果的に施した、水滴・ほこりが侵入しにくい防塵・防滴に配慮した設計※11となっています。また、トップカバー、リヤカバーに加えて、内部フレームにも軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用しています。新開発シャッターユニットは、約30万回※12のレリーズ耐久性を備えています。
高解像度・高コントラストの有機ELパネルに加えて、接眼レンズに両面非球面レンズを含む4枚レンズによる新規光学系の設計を採用したXGA OLED Tru-Finderを搭載しました。これにより、ファインダー倍率0.78倍(全表示域の対角視野約38.5°)を実現し、隅々までクリアな映像を映し出します。さらにZEISS® T*コーティングを採用し、覗いた際の映り込みも大幅に低減しています。また、接眼レンズの最前面に施したフッ素コーティングにより、指紋、埃、水滴、油、泥などが付きづらく、付着しても容易に拭き取れます。
現行機『α99』搭載のサイレントマルチコントローラーを刷新。静止画・動画撮影時に、絞り値、シャッタースピード、ISO感度などの設定の中から1種類登録し、直感的な操作が可能なことに加え、新搭載のクリック切り替えスイッチにより、操作時のクリック感を変更できます。動画撮影時はOFFに設定することで、静かでスムーズな操作が可能になります。またON設定は、操作したことが確認しやすいため静止画撮影に最適です。
フォントサイズやデザイン、グルーピングを刷新されたことにより、よりわかりやすい直感的なインターフェースで操作が可能です。
SDカードスロットとSD/メモリースティックカードスロットの2つのメディアスロットを搭載。2枚のメディア間での同時記録やRAW/JPEG、静止画/動画の振り分け記録、メディア間のコピーなどが簡単に行えます。
モバイルアプリケーション Play Memories Mobile™をインストールしたスマートフォンやタブレットとBluetooth経由で接続・連携することで、スマートフォンなどから位置情報を取得し、映像に位置情報を記録することが可能です。取得した情報を使って、本機の日付設定やエリア設定を補正することもできます。
スーパー35mm(APS-C 16:9相当)フォーマットによる4K撮影時は、画素加算のない全画素読み出しにより4K映像に必要な画素数の約1.8倍の豊富な情報量を凝縮して4K映像を出力するため、モアレやジャギーの少ない解像感の高い4K動画画質を実現。また、フルサイズ領域での4K動画記録にも対応し、フルサイズならではの表現力そのままに4Kの高解像度で記録することができます。表現や用途に合わせてスーパー35mmとフルサイズを選択することが可能です。
業務用映像制作に使用されているXAVCRを民生用途に拡張したXAVC S※14記録方式を採用し、4K動画記録時、フルHD(1920×1080)動画記録時ともに最高100Mbpsのハイビットレート撮影に対応。これにより、水しぶきなど細やかで動きが多いシーンでも、圧縮ノイズの影響を抑えた解像度の高い映像が撮影可能です。
映像の撮影フレームレートを8段階から選択できるようになり、最大60倍までのクイックモーションと最大5倍までのスローモーションを、最大50MbpsのフルHDで記録できます。その2つの撮影機能は、新たな撮影モード「S&Q」として搭載※15しました。加えて、S-Log※16収録時にモニタリングしやすいガンマ表示アシスト機能※17や露出合わせがしやすいゼブラ機能など、さまざまな動画撮影機能が進化しているほか、S-Gamutでの撮影に対応するなど、プロフェッショナルワークフローを強力にサポートします。
本製品のお客様向け先行展示を、11月11日(金)より、ソニーショールーム/ソニーストア 銀座、ソニーストア 大阪、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 福岡天神にて行います。詳細は、以下のURLでご覧いただけます。
TEL 0120-777-886(フリーダイヤル)
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