カメラを一定方向に振るだけで、最大295度の壮大なパノラマ写真を撮影可能。カメラをひとふりする間に、手ブレ補正を行いながら大量の静止画を高速連写。その連写画像の各画像間のズレを検出しながら、高精度につなぎ合わせることでパノラマ画角を実現しました。これにより、カメラをスイングするだけの簡単な操作で、高画質なパノラマ写真を手軽に撮影できます。
従来の「スイングパノラマ」ではカメラをひとふりする間に高速連写した膨大な静止画を等間隔でつなぎ合わせていましたが、「スイングパノラマ(顔・動き検出対応)」では人物を検出すると、その部分の静止画の間隔を自在に変えてつなぎ合わせます。これにより、人物がより自然に写ったパノラマ写真を撮影できます。
パノラマモードを設定し、シャッターボタンを押して、カメラをひとふりするだけで、パノラマ写真を撮影できます。
撮影方向は、上下左右の4方向に対応。旅先で出会った広大な景色や、目の前にそびえ立つ高層の建築物などを、そのままの迫力で1枚のパノラマ写真に収められます。
撮影角度(撮影サイズ)は上下左右ともに、標準サイズとワイドサイズから選択可能。たとえば、左右方向のワイドサイズを選べば、最大295度のパノラマ写真を撮影できます。
撮影したパノラマ写真は、カメラ本体はもちろん、別売のハイビジョンテレビやソニーのデジタルフォトフレームでも再生できます。これらのデジタル機器では、写真全体を表示する「1枚再生」に加え、独自の「スクロール再生」も可能。パノラマ写真の端から端までを、視線を動かすようにスクロール再生されるので、まるでその場にいるような臨場感あふれる写真鑑賞を楽しめます。また、PlayStation(R)3を使えば、好きなBGMをつけたスライドショーがつくれ、映像作品のようにパノラマ写真を楽しめます。
ソニー独自の「スイングパノラマ」技術を応用して、単眼レンズカメラながら3D写真の撮影を実現。カメラをひとふりするだけで、オリジナルの3D写真が簡単に撮影できます。WX5なら、写真では表現しきれなかった3Dの臨場感が味わえます。
通常のスイングパノラマと同様に、カメラをひとふりするだけで3Dパノラマ写真が撮影できます。一回のスイング中に高速連写撮影された最大100枚の画像の各々から、左右の目の視差を計算して適合する部分を右目用、左目用として短冊状に2枚摘出します。これら右目用、左目用の短冊状の画像をそれぞれにつなぎ合わせ、右目用と左目用の2枚の画像を同時に自動生成します。自動生成された写真データは、HDMIミニ端子ケーブルを経由して、3D映像伝送の業界標準規格に対応したテレビなどに映し出すことで、臨場感ある3D写真として鑑賞することができます。
16:9サイズの3D写真が撮影できる「スイングマルチアングル」を搭載。カメラをひとふりする間に、撮影角度を変えた15枚の16:9画像を自動生成。これらの画像を液晶で再生しながら、カメラ本体を左右交互に揺らすと、被写体が立体物のように見える疑似3D体験を楽しめます。また、同時に3Dテレビ用の画像も記録されるので、HDMIミニ端子ケーブルで接続した3D映像対応のテレビでも3D写真を鑑賞できます。