交換式カメラで例えると、一般的に大口径レンズなら複数本を必要とする24-200mm*をカバーし、広角撮影から、望遠撮影まで、1台でさまざまなシーンに対応。また、ズーム全域で開放F値2.8を実現し、望遠域での背景ぼけを活かした印象的なポートレート撮影も可能です。
フォーカスレンズ駆動を高精度に制御し、停止位置に対する動作に無駄がなく鏡筒の小型化や最短撮影距離の短縮化を実現。さらに、鏡筒の小型化により、フォーカスレンズの動作に必要な範囲も短縮化されAFの高速化をも実現しています。
レンズ先端から被写体までの距離を表すワーキングディスタンスは広角端で最短約3cm、最大撮影倍率は0.45となり、望遠端でも最短約30cm、撮影倍率0.38倍での撮影が可能。 ファインダーをのぞきながら被写体に迫るときも、モード切替を必要とせずにシームレスなマクロ撮影を可能にします。
大判1.0型の裏面照射型“Exmor R(エクスモア アール)”CMOSセンサーを新開発。センサーへの入射光を効率よく集光できる「裏面照射技術」の採用により、センサー受光部の感度がさらに向上。さらに、裏面照射型センサーの搭載に加え、画質処理技術の向上により、RX100比で約1段分のノイズ改善を実現。夜景や室内など高感度撮影時のノイズを大幅に低減することに成功しました。また、静止画だけでなく動画撮影時も、ノイズが少なく美しい暗所撮影が可能になりました。
圧倒的な処理速度の向上により質感描写力が大幅に進化。デジタル特有の輪郭強調を極限まで抑え、高い解像感による自然な立体感を実現する「ディテールリプロダクション技術」にも対応し、被写体の細部までリアリティのある高画質を実現します。
顔検出時に被写体の瞳位置を検出し高精度にピントを合わせることが可能になり、瞳に優先的にAFすることができるようになりました。さらに被写体が斜めを向いている場合には、片方の目だけを検出しAFすることも可能です。
イメージセンサーから全ての画素の信号を高速で読み出し、BIONZ Xによる最新の画像処理を高速で行うことで、圧倒的な高画質を実現しています。また、動きの速いシーンも滑らかに残せる60p記録や、フィルムのような質感を楽しめる24p記録にも対応します。さらに、別売のXLRアダプターキット「XLR- K1M」にも対応し、音声にもこだわった動画撮影が楽しめたり、HDMI 同時出力により液晶画面だけでなく外部モニターでも同時に映像を確認できます。
圧倒的な高解像度と、忠実な黒を再現する高コントラストの有機ELファインダーを新開発。4枚の両面非球面レンズを用いた新しい光学系技術により、約33 度の広視野角を実現。画面四隅の解像感もアップし視界もすみずみまでクリアになりました。大幅に向上した視認性で、こだわりの撮影をサポートします。