2012年6月、他社に先駆け、コンパクトボディに1.0型大型CMOSセンサーを搭載したRX100。
その初号機から、さまざまな性能を進化させながら、ラインアップを拡充してきた。
プレミアムコンパクトの原点といえるRX100シリーズには、理想のカメラを追い求めるソニーの情熱が凝縮している。
目指したのは、画質はもちろん、操作感から質感まで細部にわたって高品位なカメラ。1.0型の大型CMOSセンサーとF1.8の大口径レンズがもたらす妥協なき高画質を、究極のサイズで実現する。それが、RX100シリーズの開発テーマだった。
デジタル時代になって忘れがちなレンズの“味”にこそ、カメラの真の魅力がある。その想いからこだわり抜いて開発したのが、F1.8の大口径レンズ。絞り込んだときの描写力はもちろん、一眼カメラのようなぼけ味にRX100シリーズの真価が現れる。
コンパクトカメラである以上、ポケットやカバンに入れて、気軽に持ち運べるサイズが絶対条件。しかし、センサーやレンズが大型になり、いっそうボディ内のスペースが限られるなか、すべての部品をいかに実装するか。設計者たちが繰り返したミクロン単位の挑戦が、このポケットサイズのボディに息づいている。
大型1.0型CMOSセンサーから、高感度性能を大幅に向上させた裏面照射型CMOSセンサーに進化。
さらに、メモリーを一体化した積層型CMOSセンサーを実現し、高速撮影という新たな映像体験へ。