通勤・通学などの移動中や公共の場での音楽リスニングは、周囲への配慮や思いやりが
大切です。ちょっとした気配りで、気持ちよく音楽を楽しめるヒントをお届けします。
1自分では気づきにくい音漏れ、
あなたは大丈夫ですか?
電車やバスなどで、時おり聞こえてくるシャカシャカという音。公共の場でのこのような音漏れは、周りの人を不快にする可能性が。でも、他人の音漏れには気づいても、自分の音漏れはなかなか気づきにくいもの。ヘッドホンからの音漏れの原因はいくつかありますが、音量の上げすぎもそのひとつです。外でのリスニングマナーとして、音量の上げすぎには気をつけましょう。音楽好きだからこそ、音楽で周りに不快な思いをさせずに、気持ちよく楽しみたいですね。
2音漏れを防ぐには、
正しく装着することも大切です。
ヘッドホンが正しく装着されていないと、すき間ができてしまい音漏れの原因になります。しっかりと耳にフィットし、気密性が保たれていれば、音漏れがしないだけでなく、外からの騒音も入りにくくなります。また、すき間が空いていると音の聴こえ方が変わってしまうので、ヘッドホンのポテンシャルも十分に生かせません。正しく装着することは、より良い音を味わうことにもつながるのです。
そのうえ、装着感も快適になるので、長時間のリスニングでも疲れにくくなります。お手持ちのヘッドホンの装着感を見直してみてはいかがでしょうか。インイヤータイプとオーバーヘッドバンドタイプ、それぞれのチェックポイントをご紹介します。
インイヤータイプをお使いの方
買ったときのイヤーピースを、そのままなんとなく使っていませんか?インイヤータイプでは、ご自身の耳にあったサイズのイヤーピースを使うことが大切です。
人間の耳は左右のサイズが違う場合もあるので、左右それぞれにしっかり合っているかどうかを確認してみましょう。
購入時はMサイズのイヤーピースが装着されています。ワンサイズ上を試して密閉度をチェック。音の聞こえ方も変わってくるはずです。使っていて耳が痛くなるようなら、ワンサイズ小さい方がいいかもしれません。また、劣化したイヤーピースを使っていても、音漏れの原因に。その場合は、イヤーピースを新しいものに買い替えましょう。
こだわりの素材で、高い遮音性を実現
トリプルコンフォートイヤーピース EP-TC50シリーズ
(ソニー製ヘッドホン専用/各サイズ 4個入り)
独自開発のシリコンフォーム素材と2種類の硬さのシリコンゴムを組み合わせたことで、今までにない柔らかさと高い追従性を実現。一人ひとりの耳にフィットし、長時間でも快適に装着できます。
こだわりの素材で、高い遮音性を実現
トリプルコンフォートイヤーピース EP-TC50シリーズ
(ソニー製ヘッドホン専用/各サイズ 4個入り)
独自開発のシリコンフォーム素材と2種類の硬さのシリコンゴムを組み合わせたことで、今までにない柔らかさと高い追従性を実現。一人ひとりの耳にフィットし、長時間でも快適に装着できます。
オーバーヘッドバンドタイプを
お使いの方
オーバーヘッドバンドタイプでは、ヘッドバンドとイヤーパッドが、頭部と耳にちゃんとフィットしているかをチェックしましょう。頭頂部にフィットするようにヘッドバンドの長さを調節したら、イヤーパッドは耳を覆うように位置を合わせます。適切な位置であれば、ヘッドホンの重さを頭頂部でもカバーできるので、耳への負担が減ります。また、装着時にイヤーパッドと肌の間に髪の毛が入らないように気をつけることで、気密性を損なわず、より音漏れしにくくすることができます。
3ノイズキャンセリング機能搭載ヘッドホンを
まだお使いになったことのないお客様へ屋外での音楽リスニングに、
ノイズキャンセリング機能搭載の
ヘッドホンはいかがですか
音漏れの原因のひとつである音量の上げすぎ。実は、周囲の騒音が原因になっている場合もあります。電車内や雑踏などはノイズが大きく、聴きたい音楽の邪魔をするので、ついつい必要以上に音量を上げてしまいがちです。
そんな問題を解決するのに有効なのが、ノイズキャンセリング(ノイキャン)機能。ノイズキャンセリング機能は、周囲の騒音を低減し、静寂の中にクリアな音楽再生を実現。小さな音でも明瞭に聞こえやすくなるので、必要以上に音量を上げることがなくなります。
また、ソニーのノイズキャンセリング機能搭載ヘッドホンは、すき間から入り込む騒音を最小限に抑えるために、イヤーパッドやイヤーピースの素材はもちろん、構造にもこだわっています。高い気密性と快適な装着感を実現し、ノイズを気にすることなく、好きな音楽に心ゆくまで浸れます。
さらに、音楽は聴いていたいけど、車内や機内のアナウンスなど周囲の音をシャットアウトしたくないというときには「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」*が便利です。周りの人の声や環境音に気を配りながらリスニングできます。
周囲の騒音を低減し、クリアな音を再現する
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能は、ソニーが長年培い、進化させてきた技術です。ヘッドホンの内蔵マイクで、周囲の騒音を拾って分析し、音の波形の山と谷が全く逆の波形の音を発生させることで騒音を打ち消すしくみになっています。気になる雑音を低減し、静かな環境をつくりだすので、音楽の世界に存分に浸れます。
ノイズキャンセリングのしくみ
1.騒音(元の波)
ヘッドホンに内蔵された周囲からの騒音を拾い、ノイズキャンセリング回路がその音を分析。
2.逆位相の波
その騒音を打ち消す効果のある、逆位相の音を発生。
3.合成されて消えた波
元の波を反転させた逆位相の波を重ね、元の波を消去。これにより周囲の騒音を低減します。
※周囲からの騒音がまったく聞こえなくなるわけではありません
1.騒音(元の波)
2.逆位相の波
ヘッドホンに内蔵された周囲からの騒音を拾い、ノイズキャンセリング回路がその音を分析。その騒音を打ち消す効果のある、逆位相の音を発生。
3.合成されて消えた波
ノイズキャンセリング機能は、ソニーが長年培い、進化させてきた技術です。
※周囲からの騒音がまったく聞こえなくなるわけではありません
音楽を聴きながら、周囲の音も聞ける
「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」
電車内や飛行機内でアナウンスを聴きたいときや、病院などで名前が呼ばれるのを待っているときなど、音楽を聴きながら、周囲の音にも注意したいシーンに最適な機能です。
ノイズキャンセリング機能搭載おすすめのソニー製ヘッドホンを
ご紹介します
ワイヤレスノイズキャンセリング
ステレオヘッドセット
WH-1000X M4
大型ドライバーユニットによる迫力の高音質に加え、業界最高クラス*1の高度なノイズキャンセリング性能を実現しました。髪型やメガネの有無など、人それぞれの装着状態や飛行機に搭乗中の気圧の変化に対応してノイズキャンセリング効果を最適化する機能も搭載。また、低反撥ウレタン素材を採用したこだわりのイヤーパッドが、頭部に自然にフィットし、耳を包み込むような安定した装着性を実現。長時間のリスニングも快適に行えます。ノイズを抑えながら、ワイヤレスでもハイレゾ音質*2の高音質を楽しめるので、音へのこだわりをお持ちの方におすすめです。
業界最高クラス*1の
ノイキャン性能。
「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」搭載。さまざまな環境でノイズを気にせず、研ぎ澄まされた高音質に浸れます。
ワイヤレスノイズキャンセリング
ステレオヘッドセットWI-1000X M2
WH-1000XM4にも搭載されている「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」をネックバンドスタイルにも搭載し、業界最高クラス*5のノイズキャンセリング性能を実現。
スタイリッシュに身につけて、ハイレゾ音質*2の高音質を楽しめます。音楽再生や音量調節のほか、ノイズキャンセリング機能ON/OFFと外音取り込み機能の切り替えが、左ケーブル部のリモコンで簡単にできるのもメリットです。ハイレゾ高音質と軽快な使い勝手の両方を重視する方におすすめです。
優れた装着性と携帯性
シリコン製の柔らかいネックバンドを採用。
持ち運びも丸めてコンパクトに。
ワイヤレスノイズキャンセリング
ステレオヘッドセットWF-1000X M3
完全ワイヤレスで業界最高クラス*7のノイズキャンセリング性能を実現。WH-1000XM4に搭載されている「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」と共通の技術を使い、完全ワイヤレス向けにソニーが独自開発した「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1e」を搭載。
さらに、完全ワイヤレスでもハイレゾ級*8の高音質を実現。CDやMP3などの圧縮音源の高音域を補完するDSEE HXを完全ワイヤレスで初搭載。
使わないときは、
ケースで充電。
付属のケースで3回分充電して合計24時間*9の音楽再生が可能。持ち歩いている時も手軽に充電できます。
ワイヤレスノイズキャンセリング
ステレオヘッドセットWH-H910N
コンパクト軽量なワイヤレスモデルながらノイズキャンセリングに対応し、ハイレゾ音質*2に浸ることができます。全体をコンパクトにした設計や、小型軽量なドライバーの採用により軽量化。さらに低反撥ウレタン素材を採用したイヤーパッドは接地面積を広げることで、耳を包みこむような快適な装着性を実現。長時間のリスニングでも快適です。ツートーンカラーが特徴的な5つのカラーバリエーションでご自身の個性に合わせて選ぶことができます。
携帯性に
優れた形状
折り畳んでコンパクトに持ち運ぶことできます。
- *1 ヘッドバンド型ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン市場において。2020年4月21日時点、ソニー調べ、電子情報技術産業協会(JEITA)基準に則る
- *2 ハイレゾコンテンツをLDACコーデックで最大転送速度990kbpsで伝送する場合
- *3 デジタルノイズキャンセリング機能ON、DSEE Extreme OFF時。コーデックはAAC。各種設定は初期設定時
- *4 1.5AのACアダプター使用時
- *5 ネックバンド型ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン市場において。2019年9月5日時点、ソニー調べ、電子情報技術産業協会(JEITA)基準に則る
- *6 デジタルノイズキャンセリング機能ON、DSEE HX OFF時。コーデックはAAC。各種設定は初期設定時
- *7 完全ワイヤレス型ノイズキャンセリングヘッドホン市場において。2020年6月1日時点、ソニー調べ、電子情報技術産業協会(JEITA)基準に則る
- *8 DSEE HX ON時にCDやMP3などの圧縮音源をSBC/AACのコーデックでBluetooth再生する際、最大96kHz/24bitまで拡張
- *9 3回の充電ケースでの充電が必要。本体6時間、充電して18時間の合計24時間使用可能(デジタルノイズキャンセリング機能ON、DSEE HX OFF時。コーデックはAAC。各種設定は初期設定時)