石田「ズバリ! このヘッドホンがシステム。厳密にはこの小さなプロセッサーとセットだけどね。デジタルサラウンドヘッドホンってモノだな」
ニコ「これだけですか!?」
石田「そう、これだけ。まぁ、騙されたと思って聴いてごらん」
ニコ「うわッ! スゴイ! アタマの中を音が駆けめぐっているみたいですよ」
HD品質の高精細な映像には、サラウンド環境が必須! と考える本誌オーディオ担当。自宅で楽しむHDコンテンツは主に映画とゲームで、家族が寝静まってから一人楽しんでいる。
雑誌やWebを中心に活躍し、本誌の連載企画『オトナ★漫画』でもおなじみのイラストレーター。エコポイント改正前に、フルHDの32V型テレビとプレイヤーとして『PlayStation 3』を購入した。
ニコ「オーディオ担当の石田さん! 突然ですけど、ワタシもっと良い音で映画とか好きなアーティストのライブを楽しみたいんです。なんとかしてくださいッ!」
石田「前置きもなしに唐突だねニコ・ニコルソン……」
ニコ「実は1カ月ほど前、ワタシも思い切って32V型のテレビと、ブルーレイを観るために『PlayStation 3』を購入したんですよ。テレビはリビング用にフルHDでキレイなタイプ。でもね、テレビ番組を観ても、ブルーレイを観ても、何だか音に臨場感がないんですよ。映像はキレイなのに、イマイチ乗り切れない。一刻も早く良い音を手に入れたいんです」
石田「良い音を求めるって姿勢は大事だね。じゃあ、おすすめを……」
ニコ「あっ、石田さん! 言っておきますけど、ワタシの部屋はそんなに広くないんで。スピーカー5本とか、アンプとか、そんなに機械を置くスペースないですから!」
石田「だろうね。でも、スペースがなくても臨場感あふれるサラウンドを、しかも7.1chのハイスペックで堪能できるアイテムがあるんだ」
ニコ「どんなシステムですか? スピーカー1個ぐらいなら置ける気がしますが……」
石田「ズバリ! このヘッドホンがシステム。厳密にはこの小さなプロセッサーとセットだけどね。デジタルサラウンドヘッドホンってモノだな」
ニコ「これだけですか!?」
石田「そう、これだけ。まぁ、騙されたと思って聴いてごらん」
ニコ「うわッ! スゴイ! アタマの中を音が駆けめぐっているみたいですよ」
石田「でしょ? これがソニーのデジタルサラウンドヘッドホン『MDR-DS7100』の実力よ」
ニコ「これは確かに一聴の価値アリ! ですね。ビックリしました!! 何でヘッドホンだけでこんな音が出せるんですかッ?」
石田「最新の7.1ch VPT(Virtualphones Technology)に、2.4GHzのデジタル無線伝送方式、それとリアルタイムチャンネルセレクション機能が『DS7100』の特長なんだけど、これらの技術をハイレベルに融合することで、この音が出せているの」
ニコ「えっと……、もうちょっとわかりやすく解説してくれませんか?」