没入感たっぷりの映像を手軽に楽しむことができる、ヘッドマウントディスプレイ「HMZ‐T3W」。有機ELパネルによって描き出される深みのある美しいHD映像、7.1chバーチャルサラウンドが生み出す臨場感抜群の音響、そしてなにより独自開発した光学レンズによって可能となった映画館クラスの仮想大画面による圧倒的な映像空間……。まさに次世代≠フ映像体験といえるこの「HMZ‐T3W」の世界を、アニメ「キルラキル」で主人公・纏流子役を務める小清水亜美さんが体験!
まずはスタッフから手渡された「HMZ‐T3W」に、興味津々といった様子の小清水さん。「なんか『スター・トレック』に出てきたヴァイザーみたいですね」と笑いながら、スポッと頭に装着。想像していたよりもずっとスムーズに装着でき「もっと重く感じるのかと思ってましたけど、軽いです!」と驚きを隠せないようすだったのだ。
しかし本番はこれから。今回、この体験リポートで使用したのは「キルラキル」の第1話。映像がスタートするやいなや、思わず「おおーっ!」と声を上げる小清水さん。いったいそこで彼女は、どんな映像世界を体験したのか? さっそくリポートしていこう。
ヘッドマウントディスプレイ「HMZ‐T3W」の最大のポイントは、なにより没入感抜群の映像世界だろう。映像が始まって開口一番、「これはまさにひとり映画館≠ナすね」と話す小清水さんだが、まさにどこでも気軽に映画館≠持ち歩けるところがこの商品の魅力だ。
「あと自分の視線で映像を追いかけられるから、すごくわがままな気分になれる。普通の映画のように受け身じゃなくて、どんどん自分から映像のなかに入っていくような感覚。これはスゴいですね」。
もうひとつ「HMZ-T3W」のポイントといえるのが、7.1chバーチャルサラウンドによって生み出される、迫力満点のサウンド。「音に立体感があるのがスゴいですね。絵と音の両方から「キルラキル」の世界に入り込んだような感覚。これは普通のテレビでは、ちょっと体験できないですね」と話す小清水さん。周囲を取り囲む音響空間に、すっかり飲み込まれたようだ。「まるで自分が流子になった気分で楽しんじゃいました」。
スマートフォンなどのモバイル端末とつなぐこともでき、配信アニメをいつでも好きなところで、自分だけの大スクリーンで楽しめるのも「HMZ-T3W」の注目点のひとつだ。
「まわりに家族がいるところでも、これさえあれば完全にシャットアウトして、楽しめそうですよね(笑)。「これを見てるのは家族にバレたくないな」と思ったときにも、便利かもしれない。お姉ちゃん、今日もヘッドマウントディスプレイつけて、ニヤニヤしてるな……みたいな(笑)」(小清水)。
※小清水さんは、別売りヘッドホン「MDR-1R」で体験しました。 ※「HMZ-T3W」にはインナータイプのヘッドホンが付属しています。
小清水これはぜひみなさんに実際に体験してほしいと思いました。つけ始めは装着した感じがあったんですけど、映像が始まってしまうと全然気にならない。水泳のゴーグルみたいな感じですね。
小清水あとおもしろかったのは、頭を動かすと自分の視線の方向に、映像が移動するような感覚があるんです。例えば「キルラキル」の第1話だったら、本能字学園のヒエラルキーが紹介されるシーン。無星から1つ星、2つ星、3つ星の四天王……って、どんどん視線が上に向かって昇っていって、しかもその頂点に皐月様がいる。まさに自分が無星の生徒になったような感覚で、皐月様を見上げてしまいました(笑)。
小清水アニメももちろん楽しいんですけど、これでゲームをやったら、もっとおもしろいだろうなって思いました。「メタルギアソリッド」とか、ぜひプレイしてみたいなあ……。地面に伏せてるときとか、まるで本当に自分が匍匐(ほふく)前進しているような気分になりそうだなって思いました。あと「HALO」みたいな、一人称視点のシューティングゲームも楽しそうですよね。
小清水やっぱり蟇郡と流子のバトルは見てみたいですね。塔がぐぐーっと迫り上がってくるシーンは、きっとすごい迫力だと思います。あとは、流子のお風呂シーン(笑)。いったいこれで見ると、どんな感じになるんだろう? と。「キルラキル」はほかのアニメと比べても、ダイナミックな動きの多い作品なので、よりいっそう演出のパワーが感じられそうだな、と思います。
2月15日生まれ。
おもな出演作は
「スイートプリキュア♪」(北条響)、
「まおゆう魔王勇者」(魔王)、
「咲 -Saki-」(原村和)、
「ディーふらぐ!」(大沢南)など
※この情報はNewtype 3月号に掲載された内容を元に作成しています。
© TRIGGER・中島かずき/キルラキル製作委員会