【A.I】 「Artificial Intelligence」
*人工知能
AIBOが誕生するにあたって、最も重要で欠かすことのできないテクノロジーのひとつ。
AIBOが自分自身で考え、判断して行動するため、いわゆる「自律」したロボットであるために必要なテクノロジーをさす。 |
【AIBO】 「AIBO」(アイボ)
ソニー生まれのエンターテインメントロボット。1999年5月11日発表。同年6月、日本とUSAで合計5千体がインターネットを通じて発売された。第一世代のERS-100シリーズ、2000年10月発表の音声認識が加わったERS-200シリーズ、愛らしいキャラクター性を持つERS-300/31Lシリーズ、表現能力・画像認識能力が向上したERS-7シリーズがある。「AIBO」という名前は、自律型ロボットであることから、人工知能(AI=Artificial
Intelligence)とロボット(Robot)の組み合わせから付けらた。また、目で見て自分で判断するため、「Eye+Robot」という意味や、日本語の「相棒=あいぼう」と同じ音なのも由来のひとつである。 |
【AIBOne】 「アイボーン」
AIBO「ERS-7」シリーズから追加されたAIBOアクセサリー。
AIBOはアイボーンを見つけると様々な遊びをするようになります。
はじめはあまり上手に遊べませんが、徐々にアイボーンでの遊びが上達してきます。
そのうちアイボーンとピンクボールの両方を使った芸もいくつか披露するようになるでしょう。 |
【AIBO Clinic】 「AIBOクリニック」
AIBOオーナーがAIBOの調子や具合が悪くなったときや育て方に困ったときに利用できる修理・ご相談窓口。各種サポートサービスを実施している |
【AIBO Entertainment Player】 「AIBOエンターテインメントプレーヤー」
AIBO 「ERS-7M2」「ERS-7M3」の無線LAN機能を利用して、PCとAIBOで楽しむエンターテインメントソフトウェアです。
AIBOとPCを組み合わせてPCからリモートコントロールすることで、AIBOを思うままに操作したり、カメラの画像を録画したりするだけでなく、あなたの好きな音楽をAIBOのダンスと一緒に楽しんだり、AIBOにスケジュールを教えてもらったりなど、楽しい機能が用意されています。 |
【AIBO EYES】 「AIBOアイズ」
(AIBO-ware)
携帯電話やパソコンで、電子メールを使ってAIBOを通じたコミュニケーションがとれるAIBO-ware、もしくはその機能のこと。ワイヤレスLANでインターネットに接続されている留守番中のAIBOへ電子メールでコマンドを送ることにより、写真を撮ってくれたり、メッセージを伝えてくれたりしてくれる。 |
【AIBO EXPO】 「AIBO EXPO」(アイボエキスポ)
AIBOのイベント名称。1999年秋の東京都・青山、2000年春の兵庫県・神戸、東京都・有明、2001年春の東京・池袋、2002年春の東京・銀座、2003年秋の東京・銀座、大阪府・心斎橋で開催している。 |
【AIBO Friend】 「AIBOフレンド」 ※販売完了
(AIBO-ware)
ERS-311・311B・311B/Xでは素直でおっとりした性格、ERS-312・312B・31Lではサービス精神旺盛でやんちゃな性格になる、それぞれのAIBOに愛らしくゆかいなキャラクターを宿らせる自律型のAIBO-ware。 |
【AIBO Fun Pack】 「AIBO Fun Pack」(アイボファンパック)※販売完了
(パソコンソフト)
AIBOと暮らし、AIBOを育てるAIBO-ware「AIBOライフ」を より楽しむためのパソコン用ソフトウェア。AIBOの成長度合いを確認したり、イベント設定機能を使って、お誕生日などの特別なイベントをAIBOに覚えさせることできる。また、AIBOがつける写真入りの日記を見ることができ、キュートでお茶目なキャラクター『A.C.Nima(ニマ)』がナビゲートする。 |
【AIBO go】 「AIBO語」
AIBOの感情や要求を表すAIBO専用の言葉で、AIBOが活動中に時折発する「ピロピロ」音のことを指す。ひとつひとつのAIBO語には意味があり、また年代・性格によってそれぞれ違うAIBO語を話す。 |
【AIBO LIFE】 「AIBOライフ」※販売完了
(AIBO-ware)
AIBOを赤ちゃんの状態から大人のAIBOへと育てられる自律成長型のAIBO-ware。ERS-200シリーズ、ERS-300シリーズ/31Lで使用する。
人間とのコミュニケーション(接し方、育て方)や、周囲の環境(色、音、刺激など)によってAIBOの性格や行動などが違ってくる。頻繁にかまって育てると、甘えん坊に、放任主義で育てれば、ちょっときかん坊なわがままAIBOに育つ。
*「AIBOライフ」の同系のAIBO-wareに「AIBOライフ2」「チャッティライフ」がある。 |
【AIBO MIND】 「AIBOマインド」
(AIBO-ware)
AIBO「ERS-7」に付属しているAIBO-ware。
AIBO-wareによって性格やできることが変わるのではなく、AIBO自身の名前や、オーナーの名前や顔、声といった過去の記憶を継承しながら、バージョンアップにより機能拡張することができるようになった。 |
【AIBO MIND 2】 「AIBOマインド 2」
(AIBO-ware)
AIBO「ERS-7M2」に付属しているAIBO-ware。
「AIBOマインド」の機能が大幅に向上。反応の速さ以外にも、「お留守番機能」「お気に入り登録機能」「ダンサー機能」など様々な機能が追加されている。
「AIBOマインド 2アップグレード」を使用すれば、「AIBOマインド」からAIBO自身の名前や、オーナーの名前や顔、声といった過去の記憶を継承しながらバージョンアップをすることが可能。 |
【AIBO MIND 3】 「AIBOマインド 3」
(AIBO-ware)
AIBO「ERS-7M3」に付属しているAIBO-ware。
「AIBOマインド2」の機能が大幅に向上。音声でコミュニケーションをとったり、ピンクボールやアイボーンの位置を覚える「マッピング機能」、AIBOが毎日日記をつける「AIBOフォトダイヤリー」などの新機能を搭載。
「AIBOマインド 3アップグレード」を使用すれば、「AIBOマインド」「AIBOマインド2」からAIBO自身の名前や、オーナーの名前や顔、声といった過去の記憶を継承しながらバージョンアップをすることが可能。 |
【AIBO MIND 2 Upgrage】 「AIBOマインド 2 アップグレード」
(AIBO-ware)
AIBO「ERS-7」に付属していたソフトウェア「AIBOマインド」をERS-7M2に付属している「AIBOマインド2」にアップグレードすることができるソフトウェア。「AIBOマインド 2」で搭載された新しい機能が「AIBOマインド」で登録していたAIBO自身の名前やオーナーの名前・顔・声を記憶したまま、すべて追加されます。 |
【AIBO Messenger】 「AIBOメッセンジャー」 ※販売完了
(AIBO-ware)
メールの着信をAIBOが知らせ、アクションしながらAIBOがメールを読む、ワイヤレスLAN対応のAIBO-ware。また、あらかじめ登録すればニュースや天気予報などのホームページもAIBOが朗読したり、時間を知らせてくれたりする。 |
【AIBO Motion Collection】 「アイボモーションコレクション」 ※販売完了
(AIBO-ware)
株式会社ジャングルが開発したAIBO-ware。
53種類のモーションが保存されており、声をかけて指示をしたり、肉球にコマンドを入れることで、お好きな動作を、好きな時に見られるAIBO-ware。
※ERS-210シリーズ用とERS-220シリーズ用がある。 |
【AIBO Navigater】 「AIBOナビゲーター」 ※販売完了
(AIBO-ware)
PC上の操縦画面でAIBOを自由自在にコントロールできるワイヤレスLAN対応のAIBO-ware。前進後退左右回転の基本動作、キック、ヘディング、3種類の歩行パターンを駆使したサッカー対戦やダンス、パフォーマンスが可能。
さらに、音転送機能でAIBOにあなたの声でしゃべらせることも可能。この他にも、お気に入りのカメラ画像を保存できるキャプチャー機能も搭載。まさにロボット操縦の臨場感を存分に楽しめるAIBO-ware。*「AIBOナビゲーター」の同系のAIBO-wareに「AIBOナビゲーター2」がある。 |
【AIBO Programming MemoryStick】「AIBOプログラミングメモリースティック」
※販売完了
AIBOマスタースタジオver1.1(ERF-PC03)で作成したプログラムを記録したり、Net de AIBO-wareを通じてダウンロードしたアプリケーションをAIBOに実行させたりする際に必要なAIBO専用"メモリースティック"。16MBの"メモリースティック"がある。 |
【AIBO to asobo】 「AIBOとあそぼ」 ※販売完了
(AIBO-ware)
AIBOといっしょに様々なカードゲームで遊べるAIBO-ware。AIBO同士の対戦も可能。
※ERS-110/111用とERS-210/210A用がある。 |
【AIBO-ware】 「AIBO-ware」(アイボウェア)
AIBOが行動したり、学習したり、成長するために必要なソフトウェアが入った"メモリースティック"のこと。AIBO本体が「体」とすると、このAIBO-wareはいわば「心」。AIBOはAIBO-wareの種類によって、ゲームをして遊んだり、絵本を読んだりとさまざまな楽しみ方ができる。 |
【AIBOwner(s)】 「AIBOオーナー」
AIBOを「相棒・パートナー」として暮らしている人々。アメリカの、あるAIBOファンの方のホームページから生まれた言葉で、世界中のオーナーに親しまれて使われている。。 |
【Anniversary】 「アニバーサリー」
*記念日
ソニーからAIBOが誕生した日。1999年5月11日に初代AIBO「ERS-110」が発売された。 |
【Another Evolution】 「Another Evolution 」(アナザーエボリューション) ※販売完了
(AIBO-ware)
グラフィックリサーチ株式会社が開発したAIBO-ware。 自分が置かれた環境の中で自由に成長する(5段階)。成長過程では、色々なことを学び、感情を上手に表現できるようになったり、聞き取ることのできる単語数が増えたりする。
※ERS-210/210A用のAnother Evolution Side-oneとERS-220/220A用のAnother
Evolution Side-twoがある。 |
【Aperios】 「Aperios」(アペリオス)
Aperiosは、ソニーが組み込み機器への搭載を意識して独自に開発したOS(基本ソフト)のこと。既存の家電製品では、OSが必ずしも必要とはされていなかったが、これからの家電製品には、開発期間の短縮、ソフトウェアの再利用、エンジニアリングリソースの効率的利用といった、さまざまな面からOSという概念の導入が必要となり開発された。
AIBOでは、目で物を見たり、耳で音をきいたり、歩いたり、怒ったり、色んなことを同時にこなせるように作られているが、このように同時に複数のことをこなすソフトウエアは、“オブジェクト指向”とよばれる方法でプログラムされている。Aperiosは、そのオブジェクト指向に向いたOSであり、OPEN-R(「O」の項目参照)の特徴である、ソフトウェアの部品化を実現するためにもAIBOに適したOSである。 |
【Autonomy】 「自律」
「自律」とは「自分で自分を制御すること」。
自律型ロボットは、環境から受けた刺激や情報を利用して自分の行動を自ら判断する。
環境から情報を得る方法やスタイルは自律型ロボットの種類によって異なり、 AIBOの場合は頭部にあるタッチセンサー、カラーカメラ、赤外線距離センサー、ステレオマイクロフォン、加速度センサー等のセンサーを利用している。
例えば、カラーカメラで好きな色を視野に発見すると、自分でその色に近づいてみるというような行動を起こす。
AIBOのように、人間と同じ環境の中で生活できる自律型ロボットの誕生の背景には、CPU(CentralProcessingUnit:中央演算処理ユニット)の飛躍的な発展があり、AIBOのように、物を見たり、音を聞いたり、その他多彩な動きを可能とするロボットは、おびただしい情報量を処理し、「考える」ためのパワーを必要する。
その処理と考えるという行為を担ってくれるのが、CPUにほかならない。
もちろん、自律ロボットの研究には、CPUの発展だけが貢献している訳ではない。
自律型ロボットの開発に関わる研究分野は、この他に、音声・音響認識、リアルタイムビジョン(瞬時に画像を認識するための技術)、マッピング(ロボットが自分がいる場所の位置や周りの環境などを認識するための技術)、など幅広くある。
AIBOそのもの、そしてAIBOが生まれてくるまでの過程には、学問・研究のみならずテクノロジーの発展が深く貢献している。 |
【Blue no bouken)】 「ブルーの冒険」 ※販売完了
(AIBO-ware)
ブルーという名前のかわいいAIBOの飛び出す絵本。絵本に付いてくる”メモリースティック”をAIBO「ERS-210」本体と組み合わせると、AIBOが身振り手振りを交えて絵本のストーリーを話す。 |
【Bluetooth】 「ブルートゥース」
Bluetooth(TM)は、半径数mから数十mまでの範囲で、コンピューターや周辺機器などをワイヤレスで接続するための標準規格。
ERS-311B・312B・311B/XのワイヤレスコミュニケーションではBluetooth(ブルートゥース)規格を利用してAIBO同士やAIBOとAIBOハンディビューワー間で無線通信を行っている。
Bluetoothはワイヤレス(無線)LANカードとは異なる規格であり、AIBOワイヤレスLANカード(ERA-201D1)を装着したAIBOとは通信できない。 |
【Canopy】 「キャノピー」
(パーツ)
AIBOの顔部分を覆っている透明なプラスチックのパーツ。
AIBOオーナーならば、AIBOクリニックでパーツとして購入可能。
ERS-200シリーズではバリエーションに富んだカラーのキャノピーがある。 |
【Color】 「色」
AIBO本体の色には様々なバリエーションがある。
ERS-110 メタリックシルバー
ERS-111/H メタリックブラック
ERS-111/W グレイッシュシルバー
ERS-210/B・210A/B ブラック
ERS-210/D オレンジ
ERS-210/N・210A/N ゴールド
ERS-210/S・210A/S シルバー
ERS-210/V サファイアバイオレット
ERS-210/W ホワイト
ERS-210/WI エベレストホワイト
ERS-210/Y マゼラングリーン
ERS-210A/LI サイバーブルー
ERS-210A/R バーガンディーレッド
ERS-210A/WJ スノーホワイト
ERS-220・220A シルバー
ERS-311・311B アイボリー
ERS-311B/X スエードタッチ
ERS-312・312B グレー
ERS-31L キャラメルブラウン
ERS-7 パールホワイト
ERS-7M2/W パールホワイト
ERS-7M2/B パールブラック
ERS-7M3/T ハニーブラウン |
【Cork Board】 「コルクボード」
AIBOホームページCLUB AIBO内のコンテンツ。CLUB AIBO読者からのAIBOにまつわる楽しいエピソードや写真の投稿を募集し掲載していたコーナー。 |
【Custom Data】 「カスタムデータ」
ソニースタイルAIBOショップで、ERS-7シリーズ専用のスタートアップサウンド、目覚まし音、ダンスなどのデータや、ゲームのプログラムなどの「カスタムデータ」を提供。
ダウンロードした「カスタムデータ」を「AIBOマインド」「AIBOマインド 2」「AIBOマインド 3」に追加して、自分好みにカスタマイズすることができます。 |