夏です。夏の風物詩といえば花火です。でも、みなさん、カメラで花火をきれいに撮ったことはありますか?パッと広がり、一瞬で散ってしまう光をイメージどおりにとらえるのは、なかなか難しいものですが、ぜひチャレンジしてみたいですね。花火撮影には、少々準備が必要となります。ここでは、大輪の花火を迫力満点に撮影できるポイントをお話しましょう。
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花火を「瞬間」で撮影するのは難しいもの。光が尾を引くような撮影には、ちょっとした準備と撮影のコツが必要。 |
花火は、「 バルブ撮影(長時間露光)」という方法で撮ると、光の軌跡が尾を引くように撮影できます。バルブ撮影とは、シャッターボタンを押している間、シャッターが開いたままになる機能です。バルブ撮影の間にカメラが動いてしまうと、画像が大きくブレてしまいますので、カメラをしっかり固定して撮影する必要があります。
■バルブ撮影できるカメラ
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“α100” “α200” “α300” “α350” “α700”全てバルブ撮影が可能です。
掲載写真は“α350”です。 |
■三脚
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花火は、光の軌跡を撮影するために、シャッターを数秒間開いて撮影する。シャッターが開いている時間が長くなるほど、
手ブレも大きく影響してしまうので、花火などの被写体をバルブ撮影するには、しっかりした三脚が必要となる。 |
■リモートコマンダー
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カメラ本体のシャッターボタンを押したときの、わずかな振動もブレの原因となる。シャッタースピードが遅い撮影では、大きく影響することもあるので、カメラ本体に触れずにシャッターが切れる リモートコマンダーを使うと振動によるブレの影響がない。 |
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