"Hi-MD"とは、ミニディスクを汎用記録メディアに進化させた次世代フォーマットです。
記録メディアとして現行の録音ミニディスクをそのまま使用でき、"Hi-MD"にフォーマットすることで約2倍の大容量化を実現します。"Hi-MD"は音声記録形式に、音源を圧縮せずにそのまま記録できる非圧縮のリニアPCMや高い圧縮率においても高音質を実現するATRACを採用し、高音質化を実現しています。さらに、"Hi-MD"フォーマット専用で、より大容量の1GB"Hi-MD"ディスクも導入し最大約45時間*の音楽を記録することを可能にしました。
また、汎用メディアとしてパソコンとの親和性がより、向上し、書類や画像ファイルなどのデータも保存できます。
*1枚のCDを60分で換算。ATRAC3plus 48kbpsでパソコンから1GBの"Hi-MD"ディスクへ転送した場合の録音時間です。
"Hi-MD"の新技術、高密度記録技術により、従来のミニディスク容量と比較して約2倍の大容量記録が可能。Hi-MD専用1GBディスクのほか、お手持ちのミニディスクを"Hi-MD"フォーマット化することで、今までにない、長時間での録音・再生が可能になります。
※"Hi-MD"フォーマットされたミニディスクは、"Hi-MD"非対応の機器では、録音・再生できません。
*「SonicStage」は、「Hi-MD AUDIO」再生専用機器には付属されていません。
従来のMD機器で録音されたミニディスクも「Hi-MD AUDIO」機器で再生できます。
リニアPCMモードとは、音源を圧縮せずに、高音質なまま記録できる機能。お気に入りの音楽CDのバックアップ用などに最適です。「Hi-MD AUDIO」録音・再生機とCDプレーヤー*を光ケーブルで接続し、直接録音できます。手軽な操作で、高音質なサウンドをお楽しみいただけます。
*使用できないCDプレーヤーもあります。
リニアPCMモードは、デジタル、アナログ、マイク録音に対応し、音源を圧縮せずに高音質のまま録音・再生することができます。楽器の練習などの録音ができ、様々なシーンで活用できます。
「ATRAC3plus」は、「ATRAC3」をさらに発展させた音声圧縮技術です。これまでの「ATRAC3」では圧縮率が、CDの1/10だったのに対し、「ATRAC3plus」はCDをベースに比較すると、1/20という高圧縮かつ高音質を実現しています。
"ATRAC"はソニー株式会社が開発した音楽圧縮技術の総称です。
1GBの大容量により、パソコンからの転送時で最大約45時間*の音楽データを録音可能。高音質のリニアPCMモードなどで録音した容量の大きな音楽データも手軽に保存できます。
*1枚のCDを60分で換算。ATRAC3plus 48kbpsでパソコンから1GBの"Hi-MD"ディスクへ転送した場合の録音時間です。
「Hi-MD AUDIO」機器の全機種で対応している形式
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2005年春に追加された形式
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機器本体での録音
パソコンからの転送
※上記の数値は、録音時間の目安です。
※PCM・Hi-SP・Hi-LPは、「Hi-MD AUDIO」機器でのモードの名称です。
※パソコンからの転送による録音時間については、1曲4分の楽曲を転送した場合の数値です。
*MP3再生対応機器でのみ再生可能です。
MP3:MPEG-1 Audio Layer-3の略。サンプリング周波数:44.1kHz(固定ビットレート)の場合。
音楽以外の画像やテキストなど、パソコン上のデータファイルを記録できる汎用性のある記録メディアとして使用できます。また、携帯性に優れたパソコン用の書き換え可能なリムーバブルメディアとしても活用できます。特別な書き込み用のソフトウェアを使うことなく、ドラッグ&ドロップの簡単な操作で、データのコピーが行えます。