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再生専用ROM(Read Only Memory) |
CD-Audio,DVD-Video 他 |
記録可能なタイプ |
書換えが出来ない追記型、書換え型 |
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記録可能なタイプにも、CD-RやDVD±Rのように一回のみ記録可能な「追記型(Write-once)」と、
光磁気記録方式のMOディスクや、リライタブル型プロフェッショナルディスク、
CD-RW、DVD±RWなどの「書換え型(Rewritable)」があります。 |
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ゲルマニウム、アンチモン、テルルなどを主成分とする記録膜は、照射するレーザーの強度と時間により、冷却速度を制御することで、結晶状態や非結晶(アモルファス)※状態へと「相=物質の状態」が変化します。
相変化記録は、この結晶/非結晶(アモルファス)状態を可逆的に繰り返すことで、記録・消去が行われ、データを書き換えることが可能になります。
※非結晶(アモルファス)…結晶状態でないもの(非晶質とも呼ぶ) |
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結晶状態の作り方 |
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条件:
記録膜を結晶化温度(約400℃)まで上昇させて、徐冷する。 |
非結晶 (アモルファス) 状態の作り方 |
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条件:
記録膜を融点(約600℃)以上に上昇させて、急冷する。
急冷すると、それぞれの元素が不規則に並んだ状態のまま固化する。 |
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アモルファス状態の記録膜にレーザーを照射すると、その熱により原子配列が変化します。周囲のアモルファスよりも屈折率が小さくなることで、記録マークを生成し、信号として認識することができます。この原子配列変化は不可逆反応なので、ライトワンスディスクの記録方式として応用されています。
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結晶状態と非結晶(アモルファス)状態とでは、信号を読み取るレーザー波長に対する光の屈折率が異なります。その違いによる反射率の変化を 記録信号として検知し、再生しています(下図)。
リライタブル型の記録マークは非結晶(アモルファス)状態となり低反射率になるように設計されています。一方、ライトワンス型の記録マークは原子配列が変化した結果、低反射率になって信号として認識されます。
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