新規開発の画像処理エンジン採用により、フルHD映像を60フレーム/秒(*)のフレームレートで出力できます。HDの高精細感に加え、60フレーム/秒のなめらかな映像で撮影できるので、鉄道や道路などの監視のほか、河川監視や災害監視にも適しています。映像圧縮方式はJPEGおよびH.264に対応し、1920×1080のフルHD映像を出力できます。
1フレーム内でシャッタースピードが異なる4枚の画像を合成し、同時に明暗部コントラスト補正機能(VE:ビジビリティーエンハンサー)を組み合わせることで、明部および暗部の視認性を飛躍的に向上させるワイドダイナミックレンジ機能View-DRを搭載。
これまでフルHDネットワークカメラでは難しかった4枚合成を実現、130dB相当のダイナミックレンジを実現しました(*)。
フルHD対応ネットワークカメラとしては業界トップクラスとなる光学30倍の高倍率ズームレンズを搭載。広範囲なモニタリングが可能です。また、12倍のデジタルズームにも対応しています。
業界トップクラスとなる最大700度/秒の旋回速度を実現。プリセットポジションへの高速な移動により、迅速かつスムーズなモニタリングを可能にします。また、旋回範囲はパン方向360度エンドレス、チルト方向220度を確保。広範囲のモニタリングが可能です。
60W対応のPoE規格に対応(*1)(*2)。電源供給ユニット(PoEインジェクター)からネットワークケーブルを介して電源供給できます。ネットワークケーブル1本でカメラに電源供給ができるため設置の自由度が向上します。
画像処理エンジンによるさまざまな画像補正技術を搭載しています。これにより高速なパン・チルト移動時や高倍率ズーム時など、さまざまな場面においても高画質を実現します。
CMOSイメージセンサーを使用したカメラでは、素早く動く被写体を撮影した場合や、高速なパン・チルト移動を行った場合、被写体が画面内で歪んで撮影されてしまう場合があります。これは動体歪みと呼ばれる現象であり、CMOSイメージセンサー特有のものです。
SNC-WRシリーズでは、動体歪み補正機能を搭載。高速旋回時などの動体歪みの影響を最小限におさえ、高画質でのモニタリングを可能にします。
ジャイロスコープを利用した新規開発のイメージスタビライザー機能を搭載。ポール設置時などに振動の影響によって発生する画面の揺れを軽減します。特に振動の影響がより大きくなる高倍率ズーム時などに効果を発揮します。
霧などの影響により被写体が明瞭に見えない場合に、デジタル処理による画像補正を用いて被写体の視認性を高めるデフォッグモードを搭載。屋外設置時などに効果を発揮します。
・インテリジェントなアラーム機能を搭載
・スマートフォンビューアーに対応
・サンシェード、ファン、ヒーターを装備
・音声双方向通信に対応
・IRカットフィルター方式のDay&Night機能を搭載(*1)
・SDカードスロットを搭載しエッジストレージ機能による簡易映像記録が可能(*2)
・アナログ映像出力(BNC端子)を装備
・本体部分の着脱を簡単に行えるクイックリリース機構
・ONVIF対応