さらに続いて見えてきたのは、新商品が並ぶサイバーショットのブース。
コスメアイテムと並んで展示されているのは、液晶を回転させて「自分撮り」を楽しめるM2です。女性の手に馴染むラウンドフォルム、持ち物として愛着が湧くカラーバリエーションなど、その製品特徴を女性モデルが日常のワンシーンを演じるような形でアピール。
その楽しげな笑顔もあって、会場では<ブラビア>並の注目度の高さ。「+me自分も撮れる」、「+movie動画も撮れる」というセールスポイントは多くの女性に受け入れられそうです。
そして、会場でディーラーの方々の注目を集める商品がもうひとつ。それは、有効1030万画素の大判CMOSセンサーを新開発し、プロの写真クオリティーを実現したR1。35mmフィルム換算で、広角24mmから120mmまでの広い焦点距離をカバーするカール ツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズを搭載しフリーアングル液晶など、こちらはカメラファンの心をくすぐるポイントが満載。さらなる高画質を求める多くのユーザーを代表して会場を訪れるディーラーの方々が熱い視線で液晶を覗いたり、レンズ一体型のボディを手に取ったり、スタッフに熱心に話を伺っている様子が印象的でした。
実際に手にすると、黒いボディは貫録すら感じられるほどの迫力。まさに“プレステージ サイバーショット”という趣の漂う一台です。描写力、表現力、解像力と、この3つが揃っているR1は、購入するだけでいい写真が撮れそうな気がしてくるから不思議。そんな「作品づくりの魅力」を体感できるハイスペックデジタルカメラの世界はとても興味深いですが、ハマると奥がとても深そうですよね。 |