<報道資料>

プレスリリース 目次
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1999年 8月 20日

新商品

独自の仮想サラウンドに重低音を加えることで迫力の劇場音響効果を楽しむ
新しいスタイルの省スペースデジタルシアターを提案
DVDプレーヤー 及び プレーヤーとスピーカー等を組み合わせたDVDシステム 発売



DVD

DVDシステム『DVPK-11』



 ソニーマーケティング株式会社(社長:林 誠宏、本社:東京都港区)は、手軽に劇場音響効果が楽しめる仮想サラウンド技術と重低音出力機能を搭載した縦/横両置き可能な小型のDVDプレーヤー『DVP-F11』を発売します。併せて、本機と小型サテライトスピーカー(2本)、2chアンプ内蔵小型アクティブサブウーファーを組みあわせた新しい構成のDVDシステム『DVPK-11』を発売します。

型  名発売日価格(税別)当初月産
CD/ビデオCD/DVDプレーヤー
『DVP-F11』
10月11日55,000円5千台
DVDシステム
『DVPK−11』
11月11日95,000円3千台


 『DVP-F11』は、2本のフロントスピーカーだけでも仮想リアスピーカーの音源を再現する“バーチャル・エンハンスド・サラウンド(VES)” モードを搭載し、DVDの高音質サウンドを楽しむことができます。またウーファー出力をアクティブサブウーファーに接続する事により、劇場音響効果に迫る迫力と臨場感をご家庭で手軽に楽しむ事ができます。
 また本機は、本体横幅215mm/高さ60mmの小型化を実現。ディスクを挿し込むと自動的に引き込まれるスロット・インメカの採用により縦置き設置も可能です。テレビの脇のちょっとしたスペースにも設置することができます。
*縦置き使用には、別売の縦置き専用スタンドが必要です。『DVPK-11』には同梱されています。
 『DVPK-11』は、DVDプレーヤー(DVP-F11)、2chアンプ内蔵の小型アクティブサブウーファー、小型サテライトスピーカー(2本)を1セットにした新しい構成のDVDシステムです。
 本システムは、フロントスピーカーによる仮想サラウンドに、サブウーファーによる重低音を加えたスピーカーシステムで、従来の5.1chサラウンドに匹敵するサラウンド環境を実現しています。これにより、設置環境の制約にとらわれず、リアスピーカーやAVアンプなど多くの機器でシステムを組まなくても、臨場感あふれる本格的なサラウンド環境を省スペースでご家庭に作り上げることが可能です。当社14型の「ベイビーべガ」など小型テレビと組み合わせれば、省スペースにデジタルシアターが構築できます。


●『DVP-F11』の主な特長

1. 映画館のような臨場感を再現する“バーチャル・エンハンスドサラウンド+サブウーファー出力”搭載
ソニーのデジタル技術のノウハウを結集した“デジタルシネマサウンド技術”の中から、フロントスピーカーだけで仮想リアスピーカーを創り出すモードを採用。水平方向に仮想リアスピーカーを複数台定位させるAモードと、一対定位させるBモードから選択可能です。さらに、サブウーファー出力により重低音を増強し、迫力のある本格的なサラウンドを実現します。*参考資料添付 

2. 設置場所を選ばないコンパクトサイズ
据え置き型のDVDプレーヤーで、本体サイズ 横幅215mm×高さ60mm×奥行き305mmの小型化を実現。小型テレビやミニコンポ等との組み合わせにもマッチします。

3. 場所をとらない縦置き設置*が可能
ディスク挿入口にディスクを挿し込むと自動的に引き込むスロット・インメカを採用することで、本体を縦置き*にしても使用することが可能です。テレビの横に90mm(スタンド込み)のスペースがあれば設置可能です。
*縦置き使用には、別売の縦置き専用スタンド『SU-SF11』(希望小売価格3、000円)が必要です。

4. 高速アクセスと高信頼性を実現する“プレシジョンドライブ”搭載
新開発のダイナミックフォーカスピックアップを採用し、サーボを制御するDSPの能力を向上させた新開発のプレシジョンドライブを採用しています。プレシジョンドライブにより、今まで以上の高速アクセスや、ディスク挿入から出画までの時間の短縮、より滑らかな動きの“アドバンスト・スムーズサーチ”などを実現しました。

5. “DTS*1デジタル音声出力”搭載
DVDビデオ規格のオプション音声フォーマットである“DTSデジタル音声出力”を搭載しています。当社の「STR-V626」(10月10日発売予定)などのDTSデコーダー内蔵のAVアンプと組み合わせて迫力ある映画サウンドをお楽しみいただけます。
※1 DTSは、デジタルシアターシステムズ社の登録商標です。

6. 96kHz/24ビットのリニアPCMに対応した音声D/Aコンバーター採用
DVDビデオ規格における最上位音声スペックである96kHz/24ビットリニアPCM音声に対応した音声D/Aコンバーターを搭載。幅広いダイナミックレンジの音声再生を実現しています。

7. 10ビット/27MHz変換の映像D/Aコンバーター採用
画像処理においては、DVDディスクからの8ビット/13.5MHzのデータを10ビット/27MHzに変換、演算処理を行い、最終段のD/Aコンバートでも10ビットの処理システムを採用しています。映像情報の細部までを忠実に再現可能です。
○本機における環境保全に関する取り組み
・リサイクルしやすいダンボール緩衝材の採用。
・漂白時に塩素を使用しない白いダンボールの採用。
・燃焼した時に、人体への影響が懸念されるダイオキシン類の発生を防ぐハロゲンフリー基板採用。
・待機時消費電力 1W以下。

●『DVPK-11』の主な特長

1. DVP-F11をコアにスピーカーシステムを組み合わせたDVDシステム
DVDプレーヤー『DVP-F11』と2chアンプ内蔵のアクティブサブウーファーとAVスピーカーという新しい構成により、省スペースで手軽にDVDシアターが構築できるDVDシステムです。プレーヤー・スピーカーともにコンパクトでスタイリッシュなデザインを採用しました。

2. 映画館のような臨場感を再現する“バーチャル・エンハンスドサラウンド+サブウーファー出力”搭載
DVDプレーヤーにフロントスピーカーだけで仮想リアスピーカーを創り出す “バーチャル・エンハンスドサラウンド”モードを採用。DVDソフトに記録されている5.1chサラウンド音声を、2本のサテライトスピーカーとアクティブサブウーファーで映画館のようなリアルな臨場感溢れるサラウンドを楽しむことが可能です。特にウーファーからは、映画で重要とされる重低音専用チャンネルも再生可能で、より迫力ある音でお楽しみいただけます。

3. アクティブサブウーファー内に2chアンプ搭載(入力2系統)
アクティブサブウーファー内にフロント用の2chアンプを搭載しているので、AVアンプを使用することなく高音質な音声が楽しめます。また、DVD入力以外に、AUX端子を1系統装備していますので、ビデオやゲーム機をつないで、迫力ある音声でお楽しみいただけます。


●主な仕様

『DVP-F11』(DVDプレーヤー)
 『DVP-F11』
形式CD/DVDプレーヤー
信号方式EIAJ標準、NTSCカラー方式
音声周波数特性
(VES OFF時)
DVD(PCM96kHz再生時):2Hz〜44kHz(±1dB)
DVD(PCM48kHz再生時):2Hz〜22kHz(±0.5dB)
CD:2Hz〜20kHz(±0.5dB)
音声S/N比115dB(LINE OUT[AUDIO 1,2]端子のみ・VES OFF時)
音声高調波歪み率0.002%
音声ダイナミックレンジDVD:  100dB     CD:  97dB
ワウ・フラッター測定限界以下(±0.001%W PEAK)
出力端子(映像系)
S映像
コンポジット映像
 
2系統
2系統
出力端子(音声系)光デジタル
同軸デジタル
アナログ(L/R)
ヘッドホン
1系統
1系統
アナログ(L/R)2系統、ウーファーアウト1系統
1系統
電 源AC 100V 50/60Hz
消費電力18 W(ACアダプター使用時)
最大外形寸法215W×60H×314D(mm)
質 量約2.1kg

『DVPK-11』(DVDシステム)【DVDプレーヤー部は『DVP-F11』参照】
○アンプ内蔵ウーファー
実用最大出力20W+20W(フロント用) 40W(ウーファー用)
音声出力スピーカー出力1系統
電源AC100V, 50/60Hz
外形寸法(W×H×D)約145×237×373mm
質量約5.7kg

○サテライトAVスピーカー部
 L/R
使用ユニット5cm×9cmコーン型
公称インピーダンス
最大入力100W
実効周波数帯域90〜20,000Hz
外形寸法(W×H×D)68×150×135mm
質量約0.8kg(1台)



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