<報道資料>

プレスリリース 目次
1999年 10月 7日

新商品

業界初、1DINサイズミニディスクレコーダーなど
カーオーディオ4機種発売

MDX-G77REC

1DINサイズ FM/AMミニディスクレコーダー『MDX−G77REC』(上)
1DINサイズ システムアップCDプレーヤー『CSX−G44』(下)



 ソニーマーケティング(社長:林誠宏、本社:東京都港区)は、車内でMD録音・編集が自在に楽しめる、1DINサイズのMD録音機能付きFM/AMミニディスクレコーダー『MDX−G77REC』及びFM/AMミニディスクプレーヤー『MDX−G55』を発売します。また、両機種と接続してシステムアップできるCDプレーヤー『CSX−G44』、サブウーファーシステム『XS−LE30』と、ハイクオリティな音質のみならず、多彩なディスプレイ・イルミネーションを目で見て楽しめる商品を発売します。

型  名発売日価格(税別)
1DINサイズ FM/AMミニディスクレコーダー
『MDX−G77REC』(MD録音機能付)
11月1日99,800円
1DINサイズ FM/AMミニディスクプレーヤー
『MDX−G55』
68,000円
1DINサイズ システムアップCDプレーヤー
『CSX−G44』
42,000円
30cmボックスタイプ サブウーファーシステム
『XS−LE30』
34,800円


 『MDX−G77REC』は、1DINサイズのカーオーディオとして初めてMD録音機能を搭載。車内にいながらにして、内蔵のFM/AMチューナーや接続したCDプレーヤー/チャンジャーなどからのミニディスクへの録音・編集を可能にしました。また、『MDX−G77REC』及び『MDX−G55』ともに、独自開発のデジタルシグナルプロセッサーHX-DSPを採用し、音像をリスナーの前方・上方に定位させます。その結果、自然な音場とクリアなサウンドが再現できます(“ダイナミック・サウンドステージ・オーガナイザー=DSO”機能)。加えて、ボリュームなど、各種の調整がしやすい“ジョグローラー”を採用しています。
 『CSX−G44』は、『MDX−G77REC』または『MDX−G55』と接続することで、1DIN+1DINへのシステムアップが可能なコンポーネントタイプのCDプレーヤーです。ソニーバス※1での接続に加え、専用のローカルバスでの接続により、多彩な画面表示やフロントパネルの連動を可能にします。とりわけ、『MDX−G77REC』と接続してミニディスクへの録音を行う際は、『CSX−G44』から『MDX−G77REC』へと、音楽信号が吸い込まれる様子をグラフィックで表現するなど、楽しい車内の演出に一役買います。さらに、『MDX−G77REC』とはアナログ接続に加え、デジタル接続も可能なため、高音質な録音・再生が実現します。
 『XS−LE30』は、最大入力500Wの30cmサブウーファーを、取り付けの簡単な小型密閉ボックスに収めました。迫力あるベースサウンドを再生するのに加え、ベースのアタックに合わせてセンターキャップが光ります。しかも、イルミネーションへの電源はパワーアンプからスピーカー信号の配線のみで、別電源は不要です。
 この他、既発売のMD/CD一体型オーディオマスター「WX-C66MD」についても、シルバーカラーバージョンを追加し、ラインアップの拡充を図ってまいります。
※1:ソニー製カーオーディオ専用のコントロール信号の伝送経路。


●『MDX-G77REC』『MDX-G55』の主な特長

1. FM/AM放送や接続したCDチェンジャーからMDへの録音が可能(『MDX-G77REC』のみ)
1DINサイズのカーオーディオとして初めて、ミニディスク録音機能を搭載しました。FM/AMで放送される新譜をいち早く録音したり、コンサート情報やプレゼントの応募要領など、貴重な情報を逃さず記録できます。また、「タイムマシンREC」機能によって、録音開始のボタン操作の10秒前にさかのぼって録音することが可能です。FM/AMに加え、接続したCDプレーヤーやMD/CDチェンジャーからの録音も行えます。さらに、停車してパーキングブレーキを操作し、イレース、ムーブ、コンバイン、ネームインなど各種のMD編集が可能です。

2. ダイナミック・サウンドステージ・オーガナイザー(DSO)機能搭載
ソニーのデジタルオーディオ技術を結集した独自開発のDSP(HX-DSP)を採用。音像をリスナーの前方・上方に定位させて迫力を高め、クリアなサウンドを実現するDSO機能を搭載しました。バーチャルスピーカーにより、臨場感あふれるサウンド再生が可能です。

3. 視認性の高いドットタイプFLディスプレイ採用
高輝度・高精細のFL(蛍光表示管)ディスプレイを採用し、高い視認性を実現しました。CDテキストの英数字やMDタイトルの英数字・カタカナ表示が可能です。

4. フロント、リア、サブウーファー独立にフィルター調整
フロント、リア、サブウーファーそれぞれ独立して、ハイパスフィルター/ローパスフィルターを調整することができ、きめ細かいチューニングが可能です。

5. 専用のシステムアップCDプレーヤー『CSX-G44』との接続に対応
『CSX-G44』とシステムアップして、1DIN+1DINならではの連動した多彩な画面表示を楽しむことができます。また、デジタル入力端子を装備しているため、デジタル出力付きCD/MDチェンジャーとデジタル接続できるほか、CD/MDチェンジャーのコントロールも行えます。

6. メモリー内蔵のフロントパネルアングル調整機構
フリップアウトタイプのフロントパネルは、角度を電動で6段階に調整できます。

7. DVDナビシステム「NVX-DV733」のTVコントロールが可能
12月1日発売予定の1DINサイズ7型ワイドインダッシュTV内蔵のDVDナビシステム「NVX-DV733」との接続により、同機のTV機能を『MDX-G77REC』または『MDX-G55』からコントロールできます。さらに、TVモニターにディスクタイトルやステーションネームなど、オーディオ側の情報を表示することもできます。加えて、TV音声を『MDX-G77REC』・『MDX-G55』を通してスピーカーから聞くことができるため、迫力ある音声の再生が可能です。

8. PDCハンズフリーユニットコントロール機能搭載
別売のPDCハンズフリーユニット「XCH-1000」に対応しており、携帯電話を持たずに通話ができます。

●『CSX-G44』の主な特長

1. 拡張性の高いバスセレクター内蔵
『MDX-G77REC』または『MDX-G55』とシステムアップできるのに加え、デジタル入力・アナログ入力の両方に対応したバスセレクターを内蔵しました。本機の操作はすべて、『MDX-G77REC』または『MDX-G55』から行います。さらに、ソニー製のCD/MDチェンジャーやMDチェンジャーと手軽にシステムアップして使うこともできます。
※2:「MDX-G55」はデジタル接続には対応していません。

2. デジタル音声出力装備
高品位の信号伝送を可能にするデジタル音声出力を装備しました。『MDX-G77REC』とデジタル接続することで、CDからMDへのデジタル録音(シリアルコピーマネジメントシステムに準拠)が可能です(別売接続コード及び光アダプターが必要)。

3. 『MDX-G77REC』『MDX-G55』と連動するフロントパネルのアングル調整
角度を電動で6段階に調整できるフロントパネルは、『MDX-G77REC』や『MDX-G55』と接続すると、ディスクが出し入れしやすいよう連動し、メモリーされているアングルに復帰します。

●『XS-LE30』の主な特長

1. 30cmユニット採用、ボックスタイプのサブウーファーシステム
30cmのサブウーファーを小型密閉型ボックスに収め、取り付け・設置をしやすくしました。

2. サウンドレベルに合わせて光るセンターキャップ
ベースのアタックに合わせて、ユニット内部に組み込んだランプが発光します。イルミネーションへの電源は、パワーアンプからのスピーカー信号の配線のみで、別電源は要りません。

3. 巨大な入力も余裕で鳴らせる、最大入力500W

4. たわみの発生を抑える厚肉P.P.コーンウーファー採用


●主な仕様

【MDX-G77REC】【MDX-G55】
 チューナー部
FM受信周波数76〜90MHz,TV1〜3ch(音声)
AM受信周波数522〜1,629kHz
 MD部
周波数特性5Hz〜20kHz
S/N94dB
 アンプ部
最大出力40W×4 (MDX-G77REC)
45W×4 (MDX-G55)
外形寸法178×50×179mm
質 量約1.9kg (MDX-G77REC)
約1.7kg (MDX-G55)
最大消費電流10A

【CSX-G44】
 CD部
周波数特性5Hz〜20kHz
S/N100dB
外形寸法約178×50×176mm
質 量約1.2kg
最大消費電流2A

【XS-LE30】
最大入力500W
定格入力150W
出力音圧レベル85dB
周波数特性25Hz〜500Hz
外形寸法385×255×425(設置面)mm
ボックス内容積約18.6リットル
質 量約11kg


※お客様からのお問い合わせ先:
ソニー(株) お客様ご相談センター
東京:03-5448-3311
名古屋:052-232-2611
大阪:06-6539-5111