1999年 10月 12日

新商品

新開発１/3形38万画素CCDを搭載し、
最低被写体照度0.8 lxを実現（従来比2倍以上） した
高感度監視カラービデオカメラ『SSC-DC430』など　発売

　ソニーは、新開発の1/3形38万画素IT方式CCDを採用したExwave HAD^{TM *1}高感度監視カメラ『SSC-DC430』(カラー)『SSC-M420』(白黒)を発売します。
　新開発のCCD搭載により、『SSC-DC430』は従来機種「SSC-DC20」に比べ感度が2倍以上の0.8lx、『SSC-M420』は従来機種「SSC-M370」に比べ感度が4倍以上の0.07lxと、大幅な感度の向上を実現しました。
　また、スメアレベルも両機種とも-115dB（従来機種比約1/28）と大幅に向上。CCDの性能向上により、長時間蓄積タイプの高感度カメラでは難しかった動きのある被写体でもぶれのない監視が可能となり、明るいところのみならず、暗い環境での撮影にも適しています。
　※１　Exwave HAD（エクスウェイブハッド）^TMは、ソニーが開発した、可視光領域だけでなく人間の目では感知できない近赤外光領域も高感度に感知する新構造のCCDを搭載したカメラ。

型　　名	価格(税別)	発売時期
カラービデオカメラ 『SSC-DC430』	12万円	1999年12月1日
白黒ビデオカメラ 『SSC-M420』	7万円

　昨今、防犯や監視人員の効率的配置に対する関心が高まる中、特に暗い環境での撮影を要する駐車場や交通監視などの用途で監視カメラの需要が高まっています。
　ソニーは、既発売のExwave HAD^{TM *1}高感度1/2形カラーカメラ「DXC-200A」に加え、1/3形CCDを搭載した小型・高性能のカラーおよび白黒カメラを商品化し、商品構成を強化することにより、拡大する駐車場や交通監視市場においてさらに積極的なビジネス展開を図ってまいります。

●『SSC-DC430』の主な特長

1. 新開発1/3形38万画素カラーCCDを搭載

従来機種「SSC-DC20」に比べ、２倍以上の感度（被写体照度0.8lx）、スメアレベル約1/28の -115dBを実現。CCD自体の高感度化を実現したことにより、動きのある被写体でもぶれのない高感度監視が可能。

2. あらゆる逆光条件に対応できる、全画面平均測光（スマートコントロール）を搭載

●『SSC-M420』の主な特長

1.　新開発1/3形38万画素白黒CCDを搭載

従来機種「SSC-M370」に比べ、４倍以上の感度（被写体照度0.07lx）、スメアレベル約1/28の -115dBを実現。CCD自体の高感度化を実現したことにより、動きのある被写体でもぶれのない高感度監視が可能。更に赤外線投光器と合わせてご使用になれば、近赤外線カメラとしても使用可能。

2. 小型設計

従来機種「SSC-M370」比、約30％の体積削減を実現。使用できるハウジングの選択の幅が広がります。