<報道資料>

プレスリリース 目次
1999年 11月 17日

新商品

オリジナルMDが短時間で作れる、
CDからMDへ4倍速で録音可能なCD+MD一体型デッキ発売

MXD-D3

コンパクトディスク・ミニディスクデッキ『MXD-D3』



 ソニーマーケティング(社長:林誠宏、本社:東京都港区)は、CDからMDへ4倍速で録音できるCD・MD一体型デッキ『MXD-D3』を発売します。たとえば、CD1時間分の音楽なら15分でMDに録音することができます。また、従来通り、CDを聞きながら等速で録音することも可能です。

型  名発売日価格(税別)本体カラー当初月産
コンパクトディスク・ミニディスクデッキ
『MXD-D3』
2000年1月10日64,000円ゴールド千台


 国内におけるMD機器(MD据置デッキ・システムステレオ・ポータブルMD・カーオーディオ)の出荷台数は、98年度の約580万台(EIAJ統計による)に対し、99年度は700万台以上(当社予測)を見込んでおり、今やMDは音楽の再生メディアの中心に位置付けられます。所有しているCDから自分の好きな曲をMDに録音し、外出時にポータブルMDまたは車載MD機器でそれを再生して楽しむというスタイルが広がっています。そのような中、短時間でCDからMDへ録音したいというご要望は強く、このたび当社では、高速録音を実現するCD+MD一体型デッキを商品化する運びとなりました。MDへの4倍速録音を可能にすることによって、MDがさらにポピュラーなメディアとなることをめざしてまいります。


●主な特長

1.CDからMDへ4倍速で録音
CDからMDへ、簡単操作で4倍速録音を行うことができます。CDプレーヤーとMDデッキの一体型であるため、1台分のスペースでCDとMD両方を高音質で楽しめます。また、わずらわしいコード接続なども不要です。なお、本機は、4倍速録音開始時から74分以内に、同じ曲を再度4倍速録音することはできません(ハイスピードコピーマネージメントシステム=HCMS準拠)※1
※1:高速録音によるMDの複製が大量に作成されるのを防ぐ目的で、MDのフォーマットホルダーであるソニーが業界に提唱しているコピーコントロールシステム。

2.デジタルRECレベルコントロール搭載
音量レベルの揃ったMDをつくるため、-∞dB〜+12dBの範囲内で録音レベルの調整ができる“デジタルRECレベルコントロール”を採用しています。録音レベルに差のある CDからの録音時に便利です※2。また、録音レベルを入力ソース(CD、光デジタル、アナログライン)ごとにメモリーできます。
※2:4倍速録音時は録音レベルを設定することができません。

3.高音質処理のサンプリングレートコンバーター搭載
48kHzや32kHzといったサンプリング周波数を自動的に44.1kHzに変換する高音質処理のレートコンバーターを搭載しました。

4.見やすい2行表示ディスプレイ搭載



●主な仕様

電源電圧100V 50/60Hz
消費電力18W
外形寸法430×120×290(mm)
質量4.7kg
入力端子光デジタル×1、アナログ×1
出力端子アナログ×1、ヘッドホン×1
【MD部】
 D/AコンバーターハイブリッドパルスD/Aコンバーター
 A/Dコンバーター24bitΔΣ
 周波数特性5〜20,000Hz±0.5dB
 ダイナミックレンジ(EIAJ)96dB以上
 SN比98dB以上
 全高調波歪み率(EIAJ)0.005%以下
 ワウ・フラッター(EIAJ)測定限界(0.001%W・Peak)以下
【CD部】
 D/AコンバーターハイブリッドパルスD/Aコンバーター
 周波数特性5〜20,000Hz±0.5dB
 全高調波歪み率(EIAJ)0.005%以下
 ダイナミックレンジ(EIAJ)97dB以上
 ワウ・フラッター(EIAJ)測定限界(±0.001%W・Peak)以下
 出力レベルアナログ:2Vrms
デジタル(光):−18dBm
ヘッドホン:10mW(32Ω負荷)




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