2000年 5月 15日
デジタルネットワーク時代に向けて
ポータブルエンタテインメント文化を象徴する新たなウォークマン・ロゴを創出
−新世紀を迎えるにあたり 新たなブランドアイデンティティの確立を目指す−
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ソニーマーケティング(株)(社長:林 誠宏、本社:東京都港区)は、ブランドアイデンティティの確立を目的として、“ウォークマン”に新しいロゴを採用します。
それに伴い、プロダクトからマーケティングプロモーションまでの“ウォークマン”のブランドアイデンティティ戦略を一新してまいります。
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(新ウォークマン・ロゴの縦と横の使用例) |
“いつでも・どこでも・手軽に音楽を楽しむ”をコンセプトに、ウォークマン第一号機「TPS-L2」を1979年7月1日に発売以来、ウォークマンは“外に音楽を持ち出す”というライフスタイルの変革を起こし、そのコンセプトはCDやMDなどのメディアに受け継がれ、今もなお音楽の楽しみ方と市場を拡大し続けています。
昨年末には、第4の“ウォークマン”として、AV機器とパソコンが融合した新しいミュージックスタイルを提案する、メモリースティック対応の“メモリースティック ウォークマン”を発売しました。来るべきデジタルネットワーク時代においても、新しいポータブルエンタテインメント文化の創造を行ってまいります。
今回新ロゴを採用することで、“カセットテープ・CD・MD ”に加え、新たに仲間となった “ネットワーク ”を含めた4つの“ウォークマン”のValue Chainをビジュアル的にも強力に訴求し、これからも新しい時代に応えるブランドとしていきます。
シンボルマーク「W.(ダブルドット)」をフィーチャーした新ロゴは、第4の“ウォークマン”「NW−E3」を皮切りに採用します。今後発売される商品、展開される販促活動に順次採用し、“ウォークマン”のブランドアイデンティティを構築します。
“ウォークマン”は、ソニーが創り出す、主として「音楽を聴く」ことを目的としたポータブルエンタテインメント・プロダクトに名づけられます。
●主な内容
1.ウォークマン ロゴ リニューアル“ W.”
- 今回のシンボルマークの「W.」(ダブルドット)は、WALKMANの頭文字の「W」を、「W.」と表現する事で、「次世代」「次に続く」という意味を持たせ、常に新しい何かが生まれてくること表しています。また、シンボルマーク「W.」のデザインは、5つの●(マル)が線でつながり、「W」の部分を成形することで、「人々・又は個と個がネットワークでつながっていく時代」を象徴し、「.」の部分には、「そういった時代にあっても自己完結型プロダクトとして生まれていく」様を象徴しています。次世代ポータブルオーディオ “ネットワーク ウォークマン”の誕生や、AVとITのハード同士、または、ハードとネットワークをつなぐ様を表現すると共に、「つながること」がキーワードとなる次世代プロダクトの中で、ウォークマンは、単独でも音楽が楽しめるということを表現しています。
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2.Walkmanホームページリニューアル (6/1より順次リニューアル予定 )
- 昨年春に開設した、ウォークマン20周年記念ホームページ“Planet Walkman”を6月よりリニューアルします。「音楽を楽しむライフスタイルの提案」という視点から、最新モデルや商品サポートなどの商品情報はもちろんのこと、音楽に関する様々な情報を掲載し、真の「ウォークマンコミュニケーションサイト」を目指します。
- ※ウォークマンコミュニケーションサイト「W.」
URL http://www.sony.co.jp/walkman/
なおウォークマン総合カタログ等でも、ホームページの訴求を強力に推進します。
※お客様からのお問い合わせ: |
ソニー(株)お客様ご相談センター
TEL 0570-00-3311(ナビダイヤル) TEL 03-5448-3311 (携帯電話・PHSからの問合せ) |
【添付補足資料】
ウォークマンは、1979年7月に1号機「TPS-L2」を発売以来、“外に音楽を持ち出す”という新しい文化を創造し、新たなメディアの誕生とともに多彩な商品展開と新しい音楽のリスニングスタイルを提案してきました。
それまで家庭内のステレオシステムで聴いていた音楽を、外に持ち出して好きな時に楽しむことを可能にした“ウォークマン”。パッケージメディアを録音・編集することなく、そのまま外に持ち出すことを可能にした“CDウォークマン”。小型軽量とランダムアクセスで選曲が素早くおこなえるメディアのメリットを最大限活かした“MDウォークマン”。
そして1999年には、来るべきデジタルネットワーク時代に向け、AV機器とパソコンが融合し今までにないミュージックスタイルが楽しめる メモリースティック対応の“メモリースティック ウォークマン”を発売しました。さらに今年6月には、記録媒体に内蔵フラッシュメモリーを採用した“ネットワーク ウォークマン”「NW−E3」を発売し、メモリースティックタイプと内蔵ICタイプの2タイプの“ネットワーク ウォークマン”で、次世代ポータブルエンタテインメントを展開します。
年 | 主な機種 | |
1979 | ウォークマン一号機発売 「TPS-L2」 | ロゴの広告宣伝での展開 |
1980 | | ロゴのでの展開 |
1984 | ディスクマン一号機発売 「D-50」 | |
1992 | MDウォークマン一号機発売 「MZ-1」「MZ-2P」 | |
1997 | | “ディスクマン”の名称が “CDウォークマン”に変更 (国内:97/10〜98/3発売のラインアップより) |
1999 | NETWORKウォークマン一号機発売 “メモリースティック ウォークマン” 「NW-MS7」 | 20周年を記念し、 ウォークマンホームページ planet Walkman 開設 |
2000 | NETWORKウォークマン二号機発売予定 「NW-E3」 | 新しいシンボルマーク「W.」、ロゴ採用 ウォークマンコミュニケーションサイト開設 |