<報道資料>

プレスリリース 目次
2000年 7月 18日

新商品

ディスク1枚で最長320分のMD長時間・高音質ステレオ再生
MDLP対応のFM/AMミニディスクプレーヤー搭載タイプなど
カーオーディオ2機種発売
MDX-G55MK2

FM/AMミニディスクプレーヤー『MDX-G55MK2』(上)
システムアップCDプレーヤー『CSX-G44MK2』(下)



 ソニーマーケティング(株)(社長:林誠宏、本社:東京都港区)は、既存のMDメディアを2倍・4倍の長さに使える、MD長時間ステレオ録音(MDLP)に対応した、1DINサイズのFM/AMミニディスクプレーヤー『MDX−G55MK2』及び、接続してシステムアップできるCDプレーヤー『CSX−G44MK2』を発売します。

型  名発売日価格(税別)
1DINサイズ FM/AMミニディスクプレーヤー
『MDX−G55MK2』
10月1日70,000円
1DINサイズ システムアップCDプレーヤー
『CSX−G44MK2』
42,000円


 今回発売の『MDX−G55MK2』は、昨年11月に発売以来好評の1DINサイズのFM/AMミニディスクプレーヤー「MDX−G55」に、4倍長及び2倍長MD再生(MDLP)機能を搭載したモデルです。本年9月1日より順次発売予定の当社MDデッキや、MDデッキ搭載オールインワンコンポを初め、今後普及が期待されるMDLP専用レコーダーで録音したMDの再生が可能です。
 MDLPモードは、従来のMDの音声圧縮方式、“ATRAC”の約2倍の圧縮効率を持つ“ATRAC3”を音声データ圧縮方式に採用することにより、録音時間80分のMDの場合、4倍長録音では最長320分、2倍長録音では最長160分の高音質ステレオ再生が可能です。ロングドライブの際にも、ディスクチェンジを気にせずに、お気に入りの音楽が十分楽しめます。また、今、お手持ちのMDメディアの再生も可能です。
 『MDX−G55MK2』は、独自開発のデジタルシグナルプロセッサーHX-DSPを採用し、音像をリスナーの前方・上方に定位させて迫力を高め、クリアなサウンドを実現するDSO機能※1を搭載しました。バーチャルスピーカーにより、臨場感あふれるサウンド再生が可能です。
 加えて、運転中でもボリュームなど、各種の調整がしやすい“ジョグローラー”を採用しています。
 『CSX−G44MK2』は、『MDX−G55MK2』と接続することで、1DIN+1DINへのシステムアップが可能なコンポーネントタイプのCDプレーヤーです。ソニーバス※2での接続に加え、専用のローカルバスでの接続により、多彩な画面表示やフロントパネルの連動を可能にします。

※1:ダイナミック・サウンドステージ・オーガナイザー
※2:ソニー製カーオーディオ専用のコントロール信号の伝送経路



●『MDX-G55MK2』の主な特長


1.4倍長時間MD再生(MDLP)機能搭載
従来のMDの音声圧縮方式、“ATRAC”の約2倍の圧縮効率を持つ“ATRAC3”を音声データ圧縮コーデックに採用したMDLPに対応しています。例えば、録音時間80分のMDを4倍長時間(LP4)モードで録音した場合は最長320分、2倍長時間(LP2)の場合は最長160分のステレオ再生が可能です。また、現在、お手持ちのMDメディアの再生も可能です。加えてMDLP(ATRAC3)と MD(ATRAC)と混在して録音されたMDメディアの再生にも対応しており、より手軽な再生を楽しめます。

2.ダイナミック・サウンドステージ・オーガナイザー(DSO)機能搭載
ソニーのデジタルオーディオ技術を結集した独自開発のDSP(HX-DSP)を採用。音像をリスナーの前方・上方に定位させて迫力を高め、クリアなサウンドを実現するDSO機能を搭載しました。バーチャルスピーカーにより、臨場感あふれるサウンド再生が可能です。

3.視認性の高いドットタイプFLディスプレイ採用
高輝度・高精細のFL(蛍光表示管)ディスプレイを採用し、高い視認性を実現しました。CDテキストやMDタイトルの英数字・カタカナ表示が可能です。

4.高音質のATRAC用 “TYPE−R” DSPを搭載
ATRACデコード用DSPには、より録音ソースに近い音質を実現する“TYPE-R”DSPを搭載しました。
※MDLPモード時は、“TYPE-R”DSPでの処理は行われません

5.フロント、リア、サブウーファー独立にフィルター調整
フロント、リア、サブウーファーそれぞれ独立して、ハイパスフィルター/ローパスフィルターを調整することができ、きめ細かいチューニングが可能です。

6.専用のシステムアップCDプレーヤー『CSX-G44MK2』との接続に対応
『CSX-G44MK2』とシステムアップして、1DIN+1DINならではの連動した多彩な画面表示を楽しめます。

7. メモリー内蔵のフロントパネルアングル調整機構

8.DVDナビシステム「NVX-DV733」のTVコントロールが可能

9. PDCハンズフリーユニットコントロール機能搭載
別売PDCハンズフリーユニット「XCH-1000」に対応。携帯電話を持たずに通話ができます。

10. 日本全国の放送局を簡単に選局できる“エリアコール”機能

11.手もとで基本操作ができる“ロータリーコマンダー”&ワイヤレスリモコン付属


『CSX-G44MK2』の主な特長
1.拡張性の高いバスセレクター内蔵
『MDX-G55MK2』とシステムアップできるのに加え、デジタル入力・アナログ入力の両方に対応したバスセレクターを内蔵しました。本機の操作はすべて、『MDX-G55MK2』から行います。さらに、ソニー製のCD/MDチェンジャーやMDチェンジャーと手軽にシステムアップして使うこともできます。
※「MDX-G55MK2」はデジタル接続には対応していません。
※「MDX-G77REC」(99年11月発売)とのシステムアップも可能です。

2. デジタル音声出力装備
高品位の信号伝送を可能にするデジタル音声出力を装備しました。ミニディスク録音機能のあるMDレコーダーとデジタル接続することで、CDからMDへのデジタル録音(シリアルコピーマネジメントシステムに準拠)が可能です(別売接続コード及び光アダプター必要)。

3. 『MDX-G55MK2』と連動するフロントパネルのアングル調整
角度を電動で6段階に調整できるフロントパネルは、『MDX-G55MK2』と接続すると、ディスクが出し入れしやすいよう連動し、メモリーされているアングルに復帰します。



●主な仕様

【MDX-G55MK2】
《チューナー部》
FM受信周波数76〜90MHz,TV1〜3ch(音声)
AM受信周波数522〜1,629kHz
《MD部》
音声伸張方式ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)/ATRAC3
周波数特性5Hz〜20kHz
S/N94dB
《アンプ部》
最大出力45W×4
外形寸法約178×50×179mm
質 量約1.7kg
最大消費電流10A

【CSX-G44MK2】
《CD部》
周波数特性5Hz〜20kHz(±0.3dB)
S/N100dB
外形寸法約178×50×176mm
質 量約1.5kg
最大消費電流2A


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