2000年 9月 5日
新商品
お気に入りの色や置き方が選べるDVDプレーヤー及び
映画館の臨場感と迫力の重低音を楽しめるコンパクトなDVDシステムを発売
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CD/ビデオCD/DVDプレーヤー『DVP-F15』(右からシルバー・ピンク・バイオレット)
ソニーマーケティング(株)(社長:林 誠宏、本社:東京都港区)は、幅215mmとコンパクトで、テレビとつなぐだけで臨場感あふれるサラウンド効果が楽しめるDVDプレーヤー『DVP-F15』を、3色のカラーバリエーションを用意して発売します。併せて、本機とフロント用サテライトスピーカー2本、及び2chアンプ内蔵小型アクティブサブウーファーを組み合わせた、コンパクトなDVDシステム『DVPK-15』も発売します。
型名 | 発売日 | 価格(税別) | カラー | 当初月産 |
CD/ビデオCD/DVDプレーヤー 『DVP-F15』 | 10月21日 | オープン価格 | シルバー バイオレット ピンク | 1万2千台 |
DVDシステム 『DVPK-15』 | ブルー | 2千台 |
急速に拡大するDVDプレーヤー市場は、2000年度の国内出荷台数が100万台に達することが見こまれており、DVDソフトの発売タイトルもすでに累計6千を超えています。最近では、音楽ソフトなども続々と発売され、ユーザー層も当初の中心となっていたAVマニア層から、若年層・女性層へと広がりが出ています。当社は、こうした状況を踏まえ、幅広いユーザーをターゲットにした商品を発売し、ラインアップの拡充を図って多様化するニーズに応えてまいります。
『DVP-F15』は、本体横幅215mm/高さ60mmのコンパクトなサイズで、縦置き※1・横置きいずれも可能で、設置場所を選びません。本体の色をお好みや部屋のインテリアに合わせて選べるよう、シルバー・バイオレット・ピンクと3色のカラーバリエーションを用意しました。また、D端子付きのテレビやモニターと1本のケーブルでシンプルに高画質接続ができるD1出力端子を装備しており、お手軽に美しい映像が楽しめます。さらに、本機とテレビをつなぐだけでも映画館のような臨場感を味わえる、「バーチャル・エンハンスド・サラウンドTVモード」も搭載しています。加えて、サブウーファー出力端子を装備しており、別売りのアクティブサブウーファーと組み合わせて重低音を増強することができるほか、同時発売される当社のホームシアターシステム「HT-K215」(希望小売価格:50,000円、税別)と組み合わせて、本格的な5.1chサラウンドを楽しむなどシステムアップも可能です。
『DVPK-15』は、DVDプレーヤー、2chアンプ内蔵の小型アクティブサブウーファー、フロント用サテライトスピーカー2本をワンパッケージにしたコンパクトなDVDシステムです。DVDプレーヤー部は『DVP-F15』をベースにしており、2本のフロントスピーカーによる仮想サラウンドに、サブウーファーからの重低音を加えることで、AVアンプやリアスピーカーを使わなくても、映画館の臨場感と迫力の“2+1chバーチャル・エンハンスド・サラウンド”が省スペースで手軽に楽しめます。
※ 1:縦置きにするには、別売りの専用スタンド『SU-SF15』(希望小売価格3,000円、税別)が必要です。『DVPK-15』には同梱されています。
●『DVP-F15』の 主な特長
- 1.3色のカラーバリエーションと縦置き※1対応
- 本体の色をお好みや部屋の雰囲気に合わせて選べるよう、シルバー・バイオレット・ピンクの3色を用意しました。また、ディスクを装着する機構にスロットインメカ方式を採用することでスムーズなディスクローディングを実現し、通常の横置きのほか、縦置きもできます。また、ボタンレイアウトも縦置き時の使いやすさを考慮しました。
- 2.より高品位な映像が楽しめるD1出力端子装備
- D端子付きのテレビやモニターと、高画質のコンポーネント映像信号を1本のケーブルで簡単に接続できるD1出力端子を装備し、より美しい画像がお楽しみいただけます。
- 3.テレビとつなぐだけで映画館の臨場感を再現する「バーチャル・エンハンスド・サラウンドTVモード」をはじめ、デジタルシネマサウンド4モードを搭載
- ソニー独自の「デジタルシネマサウンド技術」の中から、テレビのステレオスピーカーだけで臨場感あふれるサラウンド効果を実現する「バーチャル・エンハンスド・サラウンドTVモード」を搭載しました。また、お手持ちのフロント用スピーカー2本とつないだ場合に有効な「バーチャル・エンハンスド・サラウンドA/Bモード」や「バーチャル・セミ・マルチディメンジョンモード」など、多彩なモードを搭載しています。これらのモードは本体前面の専用ボタンや付属のリモコンで簡単に切り替えることができます。
- 4.重低音を増強できるサブウーファー出力端子を装備
- テレビのスピーカーでは不足しがちな重低音を補強するサブウーファー出力端子を装備。別売りのアクティブサブウーファーとつないで迫力ある臨場感を体感できます。
- 5.小音量再生時でもセリフが聞き取りやすい「オーディオDRC(ダイナミック・レンジ・コントロール) TV」モードを搭載
- 大きな音は抑え、小さな音は持ち上げることで音量の変化を一定の範囲に保ちます。深夜など小音量で聞くとき、爆発シーンなどの大きな音については抑えながらセリフを聞き取りやすくします。
- 6.ドルビーデジタル※2・DTS※3対応デジタル音声出力端子を装備
● 『DVPK-15』の主な特長
- 1. 「バーチャル・エンハンスド・サラウンド」+サブウーファー出力で、映画館のような臨場感を再現
- DVDプレーヤー(DVP-F15をベースに専用色としてブルーを採用)、2chアンプ内蔵の小型アクティブサブウーファー、及びフロント用サテライトスピーカー2本によって、仮想リアスピーカーの音場を創り出すことができます。加えて、映画の再生に欠かせない重低音をサブウーファーで増強することが可能(2+1chバーチャル・エンハンスド・サラウンド)で、手軽にデジタルシアターを構築することができます。
- 2.アクティブサブウーファーに2chアンプ内蔵
- サブウーファーにフロント用の2chアンプを内蔵しているので、AVアンプを使わなくても高音質な音声が楽しめます。また、DVD入力以外に、AUX端子を1系統装備しているので、ビデオやゲーム機をつないで迫力ある音声でお楽しみいただけます。
●主な仕様
『DVP-F15』(DVDプレーヤー)
形式 | CD/ビデオCD/DVDプレーヤー |
信号形式 | EIAJ標準、NTSCカラー方式 |
水平解像度 | 約500本 |
音声周波数特性 (VES OFF時) | DVD(PCM96kHz再生時):2Hz〜44kHz(±1dB) DVD(PCM48kHz再生時):2Hz〜22kHz(±0.5dB) CD:2Hz〜20kHz(±0.5dB) |
音声S/N比 | 115dB(LINE OUT[AUDIO 1,2]端子のみ・VES OFF時)(EIAJ) |
音声高調波ひずみ率 | 0.0025% |
音声ダイナミックレンジ | DVD:102dB CD:98dB(EIAJ) |
ワウ・フラッター | 測定限界(±0.001% W PEAK)以下(EIAJ) |
出力端子(映像系) |
コンポーネント映像 | D1端子1系統 |
S映像 | 1系統 |
コンポジット映像 | 1系統 |
出力端子(音声系) |
光デジタル | 1系統 |
アナログ(L/R) | 2系統、ウーファーアウト1系統 |
電源 | 100V AC、50/60Hz |
消費電力 | 12W |
外形寸法(幅×高さ×奥行き) | 215×60×303(mm) |
質量 | 約2.3kg |
『DVPK-15』(DVDシステム) 【DVDプレーヤー部は『DVP-F15』参照】
○アンプ内蔵ウーファー
実用最大出力 | 20W×2(フロント用)、20W+20W(ウーファー用) |
音声出力 | スピーカー出力1系統 |
電源 | 100V AC、50/60Hz |
消費電力 | 35W |
外形寸法 | 145×237×373(mm) |
質量 | 約6.3kg |
○サテライトAVスピーカー部
使用ユニット | 5cm×9cmコーン型 |
公称インピーダンス | 6Ω |
最大入力 | 100W |
実効周波数帯域 | 90〜20,000Hz |
外形寸法 | 68×151×135(mm) |
質量 | 約0.8kg |
※2:ドルビーデジタルは、米国ドルビーラボラトリーズの商標です。
※3:DTSは、デジタルシアターシステムズ社の登録商標です。
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