2001年 2月 8日
新商品
MDLPに対応し、CDからMDに4倍速で録音できる
CD/MD一体型デッキ発売
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コンパクトディスク・ミニディスクデッキ『MXD-D40』
ソニーマーケティング(株)(社長:林 誠宏、本社:東京都港区)は、CDからMDへ4倍速で録音できる機能、及びMD長時間ステレオ録音・再生(MDLP)に対応したCD+MD一体型デッキを発売します。パソコンとの親和性も強化され、パソコンからの操作やMD編集に加え、パソコン内の音楽ファイルをMDに録音することができます
型 名 | 発売日 | 希望小売価格 | 当初月産 |
コンパクトディスク・ミニディスクデッキ 『MXD−D40』 | 3月21日 | オープン価格 | 1,500台 |
●主な特長
- 1.CDからMDへ4倍速で録音
- CDからMDへ4倍速での録音ができます。たとえば、お手持ちのCDが60分の場合、15分でMDに録音することができます※1,2。
- ※1:HCMS(ハイスピードコピーマネージメントシステム)により、高速録音開始時から74分以内に同じ曲を再度、高速録音することはできません。
- ※2:長時間録音・再生(MDLP)モード選択時は、2倍速までになります。
- 2.長時間MDステレオ録音・再生(MDLP)機能を搭載
- 従来のMDの音声圧縮方式、“ATRAC”の約2倍の圧縮効率を持つ“ATRAC3”を音声データ圧縮コーデックに採用することにより、録音時間80分のMDでは、LP2モードで最長160分、LP4モードで最長320分の高音質でのステレオ録音・再生が可能です。現在、お手持ちのMDメディアも長時間録音にお使いいただくことができます。
- ※MDLPモードで録音されたMDのトラックは、MDLPモードの搭載されていないプレーヤーでは再生できません。
- 3. パソコンを利用した多彩なMD編集が可能
- 別売りのパソコン接続キット「PCLK-MN10A」(Windows(R)2000 Professional/Millenium Edition/98/98SE対応)を利用すれば、お手持ちのパソコンと接続し、パソコンによるMDコンポの集中コントロールやMD編集、タイトル入力が可能です。また、パソコン内の音楽ファイルをパソコンからUSB経由でMDコンポに光出力し、パソコン内部のデジタルノイズの影響を受けずにMDへデジタル録音することができます。
- 4.高音質のATRAC用“TYPE−R”DSPを搭載
- 独自の“インテリジェント・ビット・リアロケーション・アルゴリズム”を用いて、音楽データの再分析とビット量の再配分を行うATRAC用“TYPE-R”DSPを搭載し、より録音ソースに近い高音質を実現します※3。
- ※3:MDLPモード時/高速録音時は、“TYPE-R”DSPでの処理は行われません。
- 5.録音済みのMDの音声レベルを後から調整できる、S.F(スケールファクター)エディット機能
- 市販音楽ソフト以外の録音済みMD(光磁気ディスク)に記録された音声レベルを後から調整可能。また、途中で切れて録音された曲を自然な終わり方に演出できるフェードアウトや、印象的な曲の始まりを加工できるフェードインの編集もできます。
- ※本機能は、MDLPモードで録音されたMDのトラックには使えません。
●主な仕様
電源電圧 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 18W |
外形寸法 | 430×120×290(mm) |
質量 | 約4.7kg |
入力端子 | 光デジタル×1、アナログ×1 |
出力端子 | アナログ×1、ヘッドホン×1 |
【MD部】 |
録音方式 | 磁界変調オーバーライト方式 |
再生読み取り方式 | 非接触光学式読み取り |
回転数 | 約800rpm〜1800rpm |
エラー訂正方式 | ACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-Solomon Code) |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
音声圧縮方式 | ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)/ATRAC3 |
変調方式 | EFM(Eight to Fourteen Modulation) |
【CD部】 |
D/Aコンバーター | ハイブリッドパルスD/Aコンバーター |
周波数特性 | 5〜20,000Hz±0.5dB |
全高調波歪み率(EIAJ) | 0.005%以下 |
ダイナミックレンジ(EIAJ) | 97dB以上 |
ワウ・フラッター(EIAJ) | 測定限界(±0.001%W・Peak)以下 |
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