2001年 4月 17日
新商品
画像処理速度を向上させた新開発LSI採用
高画質でスタイリッシュな18.1型液晶ディスプレイ 発売
〜デジタル/アナログ双方の入力信号に対応可能なDVI-Iインターフェース装備〜
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カラー液晶ディスプレイ『SDM-M81』
ソニーマーケティング株式会社(社長:小寺 圭、本社:東京都港区)は、コンピューター用の18.1型カラー液晶ディスプレイ『SDM-M81』を発売します。
型 名 | 発売日 | 希望小売価格 |
カラー液晶ディスプレイ SDM-M81(18.1型) | 4月20日 | オープン価格 |
『SDM-M81』は、画像処理精度の向上やA/D変換・チップ間伝送の際の信号ロスを低減し、SXGAの画像信号にも対応した新開発のデジタル画像処理プロセッサを搭載。トリニトロンブラウン管をベースに色再現性の最適化を行った高輝度・高コントラストのSXGA TFT液晶パネルを採用することで、高画質を実現しています。デジタル/アナログ双方の入力信号に対応できるDVI-Iインターフェースを1系統装備し、入力コンテンツや接続するパソコンの仕様に対応できる拡張性のある設計になっています。また、音楽コンンテツを楽しむのに便利な高音質ステレオスピーカーを搭載しています。
画面を見やすい角度に調整できる“エルゴノミックアングルデザイン”とスタイリッシュな薄型・ツートンカラーのデザインを採用していますので、ビジネス用途はもちろん、ご家庭においても大画面でパソコンをお楽しみになりたい方に最適な商品です。
●主な特長
- 1.新開発デジタル画像処理プロセッサ搭載
- 新開発のデジタル画像処理プロセッサを搭載し、従来機ではA/Dコンバーター・PLL・スキャンコンバーターの3チップで行っていた画像処理を1チップに集約しました。画像処理精度が向上し、A/D変換に伴う信号劣化やチップ間伝送ロスを低減しますので、ノイズの少ないクリアな画像を表示することが可能です。
- 2.高輝度・高画質のSXGA-TFT液晶パネルを搭載
- 高輝度・高画質のSXGA-TFT液晶パネルを採用しました。またカラーフィルターやバックライトの色再現特性はトリニトロンブラウン管をベースに調整・最適化し、ブラウン管ユーザーが何ら違和感を感じることなく液晶ディスプレイに移行できるよう配慮しました。
- 3.DVI-Iインターフェースを搭載。デジタル/アナログ両信号に対応。
- デジタル/アナログの双方に対応することが可能なDVI-Iインターフェースを1系統装備。
- 同梱のHD15←→DVI-Iケーブルをご使用いただくことでアナログ接続が可能なうえ、市販のDVI-D←→DVI-Dケーブルをお使いいただくことでDVIデジタル接続も可能となります。信号のデジタル/アナログ切替は、ディスプレイ本体側に切替スイッチを設けておりますので、特殊なケーブルをお使いいただくことなく簡単に切替が可能です。
- 4.UXGA簡易表示機能を搭載
- 本機に搭載されている液晶パネルは最大解像度がSXGA(1280×1024ドット)ですが、新開発画像処理プロセッサで間引き処理をすることによりUXGA(1600×1200ドット)の画像が簡易的に表示*できます。
- UXGA 表示のCRTディスプレイから本機に移行する際など、そのままつなぎかえていただいてもブラックアウトしない、便利な機能です。
- *間引き処理をしていますので、細かいフォントなどが視認しづらい場合があります。
- *受像できるUXGAの信号はリフレッシュレートが75Hz以下の場合に限ります。
- 5.“エルゴノミックアングルデザイン”を採用
- SDM-M51など既発売商品でご好評いただいております“エルゴノミックアングルデザイン”を本機にも採用致しました。画面部分を最も低いポジションにした場合、最大で30度までチルトさせることができます。この“エルゴノミックアングルデザイン”により、ユーザーが画面を見下ろすような、見やすく疲れにくいポジションをとることが可能です。
- 6.高音質ステレオスピーカーを本体前面に搭載
- 本体パネル部前面に1W+1Wの高音質ステレオスピーカーを搭載しました。外部スピーカーの必要がなくなり、設置効率がより一層高まります。またパネル部左下側面にヘッドホン端子を装備。学校での語学学習時などに威力を発揮します。
- 7.画質調整をフルオート化
- 新開発デジタル画像処理プロセッサの搭載により、従来ユーザーがマニュアルで行なわなければならなかったピッチ・フェーズなどの画質調整をフルオート化することが可能になりました。未知の信号を検出した場合、内蔵プロセッサが自動的に演算を開始し、最適な調整ポジションに自動調整します。
- 8.アドバンスト・デジタルスムージング機能の搭載
- 最大解像度(1280×1024ドット)以下の信号が入力された場合(SVGA,XGAなど)、従来機に比べ、より高精細・高品位なスムージング処理を施したうえで全画面表示することが可能になりました。また3つのモードを持ち、「FULL1」「FULL2」「REAL」から選択して表示することが可能です。
- 9.ガンマ調整機能の搭載
- 本機ではOSDメニューから表示画面のガンマ値を簡易的に変更できる“ガンマ調整機能”を搭載しました。3ポジションから任意に選択していただけます。
- 10.壁掛け対応・盗難防止対応
- ビジネス・教育用途にご要望の高い、VESAマウントに対応しました。これによりスタンド部を取り外していただき、壁掛けやアームマウントを実現できます。
- また盗難防止システムとして普及しているケンジントン社製マイクロセーバーシステムに対応しております。
- ※ 記載されている会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
●主な仕様
| SDM-M81 |
液晶方式 | アモルファスシリコンTFT液晶 |
画面サイズ | 18.1型(CRT20型相当) |
最大解像度 | 1280×1024ドット |
ドットピッチ | 約0.3mm |
表示色数 | 1677万色相当 |
水平視野角 | 160° |
垂直視野角 | 160° |
最大輝度 | 200cd/m2 |
コントラスト比 | 300:1 |
水平走査周波数帯 | 28-92kHz |
垂直走査周波数帯 | 48-85Hz |
入力端子 | DVI-I×1、HD15×1、音声入力(ステレオミニ)x2 |
出力端子 | ステレオヘッドホン端子×1 |
外形寸法(幅×高×奥行) | 画面正立時:439×434×220mm |
重量 | 約7.7Kg |
消費電力 | 50W |
付属品 | ACアダプター(電源コード付)・信号ケーブル(DVI-I・HD15)・ モニターインフォメーションディスク/ユーティリティディスク 新G3/G4専用マックアダプター・音声接続ケーブル他 |
プラグ&プレイ | DDC1/2B |
不要幅射低減規格 | VCCI クラスB取得、MPR-II規格準拠、TCO99準拠 |
パワーセービング規格 | 国際エネルギースタープログラム対応 |
外装色 | フロント:アイスグレー、リア:ブルーグレーの2トーン |
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