2001年 6月 28日
新商品
コンパクトなボディにネットワーク対応機能を搭載したスタイリッシュな
ポータブルタイプのLCDデータプロジェクターなど 3機種発売
−ポータブルタイプのプロジェクターのラインナップを強化−
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LCDデータプロジェクター『VPL-PX15』
ソニーマーケティング株式会社(社長:小寺 圭、本社:東京都港区)は、コンパクトなボディにネットワーク機能を搭載したスタイリッシュなポータブルタイプのLCDデータプロジェクター『VPL-PX15』、他2機種を発売します。
型 名 | 発売日 | 希望小売価格 |
ポータブル型LCDデータプロジェクター |
『VPL-PX15』 0.9型 XGA LCDパネル搭載 2000ANSIルーメン ネットワーク対応 | 7月10日 | 898,000 |
『VPL-PX10』 0.9型 XGA LCDパネル搭載 2000ANSIルーメン | 8月10日 | 798,000 |
『VPL-PS10』 0.9型 SVGA LCDパネル搭載 1500ANSIルーメン | 8月10日 | 548,000 |
従来、プロジェクターはPCと専用RGBケーブルで接続して使用されていましたが、当社が2000年12月に発売したネットワーク対応プロジェクター『VPL-FE110J』の登場により、プロジェクター本体をオフィスのLAN環境に組み込むことが可能となりました。手元のPCからネットワークを通してプレゼンテーションデータをプロジェクターへ転送したり、PCからプロジェクターをコントロールすることができるなど、ネットワーク上でのデータ共有とプレゼンテーションという新しい利用形態を確立、プロジェクターを使用する際の利便性が、飛躍的に増大しました。
今回発売する『VPL-PX15』は、従来据え置きタイプの上位機種にしか搭載されていなかったネットワーク接続機能を、ポータブルタイプのコンパクトな5.3Kgのボディに搭載したものです。これにより、会議室間を持ち運びできるというポータブルタイプの可搬性に、ネットワーク接続の利便性が付加され、オフィスの様々な場所にプロジェクターを持ち運んで、LANに繋いでデータを転送、プレゼンテーションの際にはPCなしでプレゼンテーションを行うことが可能です。
また、新開発の光学系により0.9インチの小型のLCDパネル搭載ながら2000ANSIの高輝度を実現し、通常のオフィス環境でそのまま投影できます。
近年、データプロジェクターはプレゼンテーション機器として急速に普及しています。特にネットワーク上でのデータ共有が可能なネットワークプロジェクターは、企業や学校などを中心に飛躍的に需要が拡大しつつあります。今回本機を発売することで、当社は大型の設置タイプからポータブルタイプまで、ネットワークプロジェクターのラインナップをそろえるとともに、併せて、ポータブルタイプのプロジェクター2機種を発売することで、合計12機種にラインナップを拡充し、多様化する顧客のニーズに対応した、積極的なビジネス展開を図ってまいります。
●主な特長
- 1. ネットワークに接続することによりプレゼンテーションデータの共有が可能(VPL-PX15)
- イーサー端子(10Base-T/100Base-TX)を標準装備。プロジェクターをLAN環境の中に組み込むことが可能。これにより、LAN上にあるPCからプロジェクターへのデータの転送が可能。ネットワーク上に分散するデータをあらかじめプロジェクターに転送しておくことにより、PCを使用せずにプレゼンテーション行うことが可能となります。
- また、同じLAN上のパソコンからWEBブラウザーによるプロジェクターのコントロールが可能となっており、プレゼンテーションの操作、プレゼンファイルの整理およびプロジェクターのセットアップなどができます。
- 2.ワイヤレスLANカードを使用してワイヤレスプレゼンテーションが可能(VPL-PX15)
- PCカードスロットにワイヤレスLAN PCカードを装着することによりワイヤレスでのLAN接続も可能です。
- また、ワイヤレスピアツーピア通信に対応しており、LANアクセスポイントを設置することなく、簡単にワイヤレスLANを利用したプレゼンテーションが可能です。
- 3.プロジェクターのみで簡易プレゼンテーションが可能(VPL-PX15)
- プリインストールされているソニーオリジナルの『Presentation Viewer』、『Image Viewer』を使用することにより、LANやPCカードスロットを通じてプロジェクターへ読み込まれたPowerPoint、ExcelやJPEGなどのファイルがパソコンを使わなくてもプロジェクターのみでプレゼンテーションが可能です。
- 4.通常のオフィス環境でそのまま投影できる2000 ANSI ルーメンの高輝度(VPL-PX15/PX10)
- ランプの光を効率よく集めるマイクロレンズアレイと200WUHPランプを採用。新開発の光学系により0.9インチ型XGAクラスでは最高レベルの2000ANSIルーメンを実現。高輝度・高精細な映像を再現します。
- 5.コンバーターレンズ対応
- 別売りでアタッチメント方式のコンバータレンズ2種類を用意(長焦点タイプと短焦点タイプ)。レンズを交換することなく、幅広い投射距離の対応が可能です。
- VPLL-CT10(長焦点コンバータレンズ)投射距離=標準レンズx約1.27
- VPLL-CW10(短焦点コンバータレンズ)投射距離=標準レンズx約0.8
●『VPL-PX15/PX10/PS10』の主な仕様
| VPL-PX15 | VPL-PX10 | VPL-PS10 |
投写方式 | 原色液晶シャッター投映方式 |
LCDパネル | 0. 9型ポリシリコン TFT LCDパネル 2,359,296画素 (786,432画素x3) | 0. 9型ポリシリコン TFT LCDパネル 1,440,000画素 (480,000画素x3) |
レンズ | 1.3倍ズームレンズ |
ランプ | 200W UHP |
光出力 | 2000ANSI ルーメン | 1500ANSI ルーメン |
投影画面 | 40〜300型(対角線) |
カラー方式 | NTSC/PAL/SECAM/NTSC4.43/PAL-M /PAL-N自動/手動切替 |
解像度 | ビデオ:750TV本 RGB:1024x768 | ビデオ:600TV本 RGB:800x600 |
対応信号 | RGB(fH:15 ~ 91KHz,fV:43 ~85 Hz)、 15KHz コンポーネント、 コンポジットビデオ、 Y/C
| 入出力 VIDEO INPUT A INPUT B Mouse in USB コントロールS IN | コンポジットビデオ:ピン、Sビデオ:ミニDIN4ピン、オーディオ:ステレオミニ
RGB/コンポーネント:HD D-Sub15ピン、オーディオ:ステレオミニ
イーサ端子:10BASE-T/100BASE-TX、 PCカードスロット:TypeII
6ピン アップ(Bタイプ:メス)×1、ダウン(Aタイプ:メス)×1 ステレオミニジャック |
電源 | AC100〜240V、50/60Hz |
消費電力 | 最大:300W、 スタンバイ時4.2W | 最大:290W、 スタンバイ時4.2W |
外形寸法 | 325(幅)X110(高さ)X285(奥行き)mm |
質量 | 5.3kg | 4.9kg |
主な付属品 | リモートコマンダー:RM-PJM15(PX15,PX10)、RM-PJM11(PS10)、 RGBケーブル、PS2マウスケーブル、USBケーブル、 アプリケーションソフトウェア「Projector Station」、クイックリファレンスシート、他 |
主なオプション 希望小売価格 (税別) | 長焦点コンバータレンズ「VPLL-CT10」(170,000円) 短焦点コンバータレンズ「VPLL-CW10」(170,000円) 交換ランプ「LMP-P202」(52,000円) 天吊り金具「PSS-610」(50,000円) |
●PowerPoint、Excelは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
※お客様からのお問い合わせ: |
ソニーマーケティング(株) お客様ご相談センター TEL 0570-00-3311(ナビダイヤル)03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合) |
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