2001年 8月 31日
学生ボランティア活動を支援する
『ソニーマーケティング 学生ボランティア ファンド』設立
〜助成対象となるグループ活動を全国募集〜
|
ソニーマーケティング株式会社(社長:小寺 圭、本社:東京都港区)は、学生ボランティアのグループ活動に対して助成を行う『ソニーマーケティング 学生ボランティア ファンド』を設立、運用を開始します。本ファンドは、ボランティア活動を計画・実行する大学生グループに対して、その活動資金を援助するために、弊社のCommunity Relation(CR)活動*として本年より設けたものです。
(*CR活動とは、地域社会や共通の関心のもとに集うグループ[=コミュニティ]とのより良い関係を構築しようとする企業活動)
今回の助成対象となるグループ活動は、全国公募とし、審査により決定します。
募集事務局の運営につきましては、明治学院大学ボランティアセンターのご協力をいただいています。
2001年は、日本が提唱し国連が定めた“ボランティア国際年”にあたり、国内でもボランティア活動に対する関心が高まっています。そうした中で、活動基盤とネットワークが脆弱でありながらも、行動力と自由な発想を持つ大学生によるボランティア活動に着目しました。そこで積極的な活動グループを助成し、その実績をさらに育て、グループ相互の交流強化を促したり、ボランティアへの新たな参画意識を喚起することを目的に本ファンドを設立しました。また、このCR活動を通じて、我々自身も、コミュニティが実現したい夢や解決したい課題について学んでいきたいと考えています。
●国連ボランティア国際年推進協議会代表、明治学院大学副学長の山崎美貴子様から、弊社ファンドに対して以下のメッセージをいただきました。
学生時代の社会参加・ボランティア体験活動は、一人一人の学生のライフステージにおいてかけがえのない財産になることを確信しています。
ソニーが、スピリットとして開拓的・先駆的なチャレンジ精神を大切にして業績を伸ばしてこられたように、今回の試みに参画した学生達が、学生時代に自分のライフスタイルを変えていくような仲間と出会い、豊かな人間性を地球市民として培って欲しいと願っています。 |
『学生ボランティア活動』応募要項(概要)
大学生の社会参加の第一歩となり、楽しみながら自分も成長することができ、社会をより良くしていこうとするリーダーシップの芽生えとなるボランティア活動に対して活動資金を助成します。
- ■応募資格
- (1)大学生が中心となって活動しているグループ。
- (2)日本国内にグループの活動拠点があること。
- (3)団体の設立趣旨や活動内容が特定の政治、宗教、営利の目的に偏っていないこと。
- ■応募活動について
- 既に実行されている活動でも、これから活動する計画案でも構いません。
- ただし、助成対象に選ばれた計画案については2002年1〜5月間に実行を開始してください。
- 既に実行されている活動についてはこの期間に活動を継続していることを要します。
- 加えて、2002年6月の活動発表会に参加し、結果もしくは経過を報告*できるものとします。
- (*活動報告会を明治学院大学ボランティアセンターのコーディネイトにより、明治学院大学白金キャンパスで実施します)
- ■対象グループ数と助成金額
- 20グループ(最大件数) 各25万円(上限)
- ■応募方法・お問い合わせ先
- 応募要項と用紙のご請求は、『応募用紙希望』と書き、お名前・郵便番号&住所を明記の上、下記事務局へFAXでご請求いただくか、弊社ホームページhttp://www.sony.co.jp/SonyDriveの『CR活動/学生ボランティア』で応募要項をご覧頂き、応募用紙をプリントアウトしてご使用ください。
- 記入後の応募用紙は郵送で下記事務局まで郵送下さい(FAX不可。締切日の消印有効)。
〒244-8539 横浜市戸塚区上倉田町1518
明治学院大学ボランティアセンター
『ソニーマーケティング 学生ボランティア ファンド』事務局
(担当 谷津倉、大島)Tel&FAX:045-863-0384
※月〜木 10時〜17時
|
- ■選考方法
- 選考委員の審査にて決定します。
- 選考委員(五十音順・敬称略):
- 小寺 圭(ソニーマーケティング(株)代表取締役社長)
- 筒井のり子(龍谷大学助教授・社会学部 地域福祉学科)
- 森田 武(明治学院理事長)
- 山崎美貴子 (国連ボランティア国際年推進協議会代表、明治学院大学副学長)
- 他
- ■応募期間
- 2001年9月7日〜2001年11月30日まで
- ■ 結果発表
- 2001年12月 25日(弊社ホームページに掲載)
|