<報道資料>

新規事業

『イー・イングリッシュ・ジム』は、ブロードバンドネットワークの大容量、双方向通信という特長を生かし、映像・音声・文字を活用した実際の会話シーンをＰＣ上で擬似的に再現します。
ユーザーは、この会話シーンにバーチャルに参加することにより、単に英会話の知識を取得するのでは無く、様々なシーンでの英語的な発想方法や会話の組み立て方などの英会話スキルを取得することが可能です。『イー・イングリッシュ・ジム』は、今までの一方向の知識取得タイプのレクチャーを主とする英会話学習サイトと一線を画す、「スキル獲得型」のブロードバンド英会話学習サイトです。

【背景と企画意図】
本格的なブロードバンド時代の到来により、我々の生活・ビジネススタイルは大きく変わろうとしています。情報が高速で飛び交うネットワーク社会の進展の中で、これまで以上に個人のナレッジや高いスキル、処理能力が重要視されています。特に、インターネット上での共通言語である英語の能力は、これからのブロードバンド時代の情報収集・コミュニケーションやビジネスシーンにおいて必須のものです。
このような環境下、約７０年の歴史を持ちＮＨＫ語学番組の制作を行う株式会社ＮＨＫエデュケーショナルの英語教育の経験と実績をベースに、ソニーのＡＶ技術・ＩＴ技術・マーケティングノウハウを駆使し、ブロードバンド接続の特長を生かした英会話学習サイト『イー・イングリッシュ・ジム』を企画しました。
『イー・イングリッシュ・ジム』は、ブロードバンドネットワークを利用することにより実現可能となった「動きが自然な動画」、「双方向コミュニケーション」、「On Demand」といった特長を、英語学習プログラムの仕組み作りに生かしたものです。
このプログラムのコンセプトは、英語学習の方法を、今までの先生から生徒へという一方向的な知識の伝授「講義（LECTURE）」スタイルから、知識をベースとしたより実践的な「英会話スキルの獲得」スタイルへと変えるものです。
今後は、『イー・イングリッシュ・ジム』から様々な音声や画像を使ったコンテンツをＣＤウォークマン、ＭＤウォークマンや端末"ＣＬＩＥ"等のモバイル機器にダウンロードし、ユビキタス環境での学習コンテンツの拡張を図るなど、ブロードバンドインターネットを使った語学学習の可能性を積極的に追求するとともに、多様化するユーザーニーズに応えて参ります。

【e-EnglishGym の概要】

『イー・イングリッシュ・ジム』では、映像／音声／文字を融合したインタラクティブな英会話学習コースの配信と、英会話スキルを獲得する上での様々な情報の提供をブロードバンド環境下で実現。
学習コースは従来のインターネット英会話学習のような「知識の取得を主体としたレクチャースタイル」ではなく、「理解→知識の取得→実践＝スキルの獲得」というサイクルを繰り返し体験することにより「知識を取得し実践することでスキルを獲得する」という「スキル獲得型の学習」をコンセプトに設計されています。
学習コースの第一弾としては、ビジネスパーソンを対象とした「Business Englishコース」を提供。実際のビジネスシーンに必要な「アポイントメント」、「商談」、「契約」、「パーティーへの出席」など様々な場面を実際のビジネスマンの経験を元にストーリー化。学習者は、高品質でリアリティーのあるストーリー映像を視聴しながら効果的にビジネスに必要となる英会話スキルを身に付けることができます。

■ サイトオープンスケジュール

■トライアルサイトについて

５月のサイトオープンに先駆け、３月１９日よりトライアル版のサイトをオープンします

■コンテンツ

※コンテンツは、順次追加予定です。

【提供コンテンツについて】

今回提供を開始する学習教材は、ＮＨＫ語学番組の制作会社として「基礎英語」、
「英語ビジネスワールド」、「とっさのひとこと」、等一連の英語教育番組の企画・制作を行う
株式会社ＮＨＫエデュケーショナルが制作協力。ＮＨＫエデュケーショナルの英語教育ノウハウに、ソニーが長年培ってきたエンターテインメント領域、映像領域における技術力・ノウハウを生かし、ブロードバンド向けの専用プログラムとリッチコンテンツを開発しました。

「コンプリヘンションユニット」、「トレーニングユニット」、「ランスルーユニット」、
「ロールプレイングユニット」という４つの学習方法を使い分け、１つのシーンを様々な角度で学習できるフレキシブルなプログラムを提供。

(1)コンプリヘンションユニット
ストーリー全体を客観的視点で大意が把握できるまで繰り返し視聴。スクリプト（字幕）を切り替えながらストーリー内での会話の流れ、やり取り、状況を理解します。

(2)トレーニングユニット
スピーキング、ライティング、リーディング等、シーンの中で必要となる知識を繰り返し学習。重要なセンテンスは「何度も声に出して繰り返す」 ことで、徹底的に会話表現を体にすり込ませます。

(3)ランスルーユニット
主人公の視点で会話シーンにバーチャルに参加。自ら「話しかける」ことで、英会話コミュニケーションにおける「呼吸」と「会話の瞬発力」をマスターします。

(4)ロールプレイングユニット
自己の英会話スキルを最大限に発揮する場としてチャレンジし、ストーリーに沿って提示される課題を次々とクリア。総合的な英会話コミュニケーション能力を高めると共に自己の評価を行います。